日本三大美肌の湯としても知られる佐賀県の嬉野温泉にやってきました。
この季節は暑くもなく、寒くもなく、個人的にはベスト温泉シーズンだと思っています。
浴衣でのんびりするひとときが気持ちいいしね。
もくじ
嬉野川にまたがる温泉宿 和多屋別荘
宿泊してたのは、島津家薩摩藩が、旅の途中に休息していたという由緒正しき「和多屋別荘」。
ここ、設計したのはあの黒川紀章さんなんですって。
昔、都知事選のときにお見掛けして、別に建築家に詳しいわけではないのだけれど
勝手に親近感をもっていた方だったので、テンションがあがりました。
和多屋別荘って、癒しスポットがいっぱい
なんだかんだ、あそこも行かなきゃ!ここも行かなきゃ!って
旅行はわちゃわちゃしがちだけれど、温泉旅館きたときくらいは、
もう旅館からでないぞー!ってくらいの勢いでのんびりしたいですよね。
▼大浴場入口
個人的にはこの場所すごく好きでした。
ソファでのんびりできるし。夫とのお風呂出てからの待ち合わせにもちょうどいいし。
▼お昼寝スペースも!
お風呂上りにごろんってできるのもいいですよね♡
色もポップでかわいいし。
大好きな温泉タイムは貸切風呂からスタート
んでもって、私は温泉大好きで、
どのくらい好きかというと、滞在中は1日中温泉はいっててもいい!ってくらい。
夫婦で温泉ソムリエの資格をとっちゃったくらい。
温泉の成分表みながら勝手に分析してみてはプラシーボ効果を期待しちゃうくらい。
ま、楽しみ方もマニアックなんですよ。
でも、そんなところを他人に見られながらピョコピョコ飛び跳ねるのは恥ずかしいので
いつも最初に貸切風呂にいって、人知れずピョコピョコ喜んでたりするわけです。
というわけで、いざ!
とろとろしてて、とっても気持ちのいいお湯です。
気になる泉質は、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
長風呂どんとこいな私にとっては、出たり入ったり、写真撮ったり、出たり入ったり
景色観たり、出たり入ったり、成分分析したり、出たし入ったり…
ま、1時間くらいあっという間なわけです。もうしあわせ。
嬉野川を眺めながらアーティスティックな館内を散策
お風呂上りは、一杯ひっかけつつ嬉野川を眺めながらのびのび~。
ちなみにうちの夫は川で大きなナマズをみかけたそう。
嬉野温泉におけるナマズって、
美肌の神様としてあがめられている乙姫様の使いなんていう伝説もあるんですよ。
いいな~いいな~とか思ってたら、私は夜にホタルを見かけました。
地味に人生初ホタル。感動的な滞在でした。
どうもこの初夏ならではの風物詩らしいです。素敵だったよ。
▼アートな館内
▼憧れの今右衛門の作品も
▼まるで美術館のような数々の焼き物展示
こういうのがいちいちお皿好きにはたまんないんですよね。
どんどん魅了されてってしまう。
▼うっとりなお庭も
ぶらぶらと散歩しているだけで癒されるし、また温泉入りたくなるし。
▼正座の間
お水を飲んでは足湯して、でたらまた館内のどこかに腰を下ろして空気吸って昼寝して、で、また温泉はいって…
なんにもしない時間って最高のひとときです!
そんな時間を飽きることなく永遠に過ごせそうな雰囲気のお宿です。
【INFO】和多屋別荘〒843-0301 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙乙738
http://www.wataya.co.jp/index.html
おまけ:嬉野名物!温泉湯豆腐もいいけれど…
飲んでもカラダにイイという嬉野温泉って、お豆腐をゆでると
豆乳みたいに真っ白に汁がにごってお豆腐がとろとろになることで有名なんですけれど、
そんな魅惑の温泉湯豆腐でついでに佐賀牛をしゃぶしゃぶしちゃおう!っていう
素敵な発想のお食事は更にインパクト◎
これ、本当に毎日でも食べたい…
お宿の中にあったレストランでいただけます。ランチもあるよ♪
【INFO】
佐賀牛賓館
佐賀県嬉野市嬉野下宿乙738 和多屋別荘
050-5593-6567
(予約できます)
昼総合点★★★★☆ 4.0