昨日からニュースで話題の電気ケトル。
かくいう私もこの10年くらいデロンギの電気ケトルを手放せないでいます。愛用者です。
朝お茶を飲むときも電気ケトルでお湯を沸かし、お料理をするときお湯が必要なら、ほぼ100%電気ケトルで沸かしています。利点はとにかく早いこと!
やかんを火にかけておくよりも圧倒的なスピード感とお手軽さ。「何より安全で最高だ!」くらいに思っていたんだけれども、思いもよらないニュースが。
電気ケトル・炊飯器、やけどに注意 幼児に重症事故多発
引用:朝日新聞デジタル
まず思ったのが、そもそも何やらせても危険が伴うのが乳幼児じゃないのかな。
電気ケトルも炊飯器も手の届かない位置においておけば済む話じゃないのかな。
「安全の配慮は大事だけれども、使う側もちゃんと考えて使いましょう!」
は、徹底しないと、こんな話いくらでも尽きないし、生活が危険だらけになってしまう。なんだか悪者みたいになってる電気ケトル。
私は、デロンギ使ってて危険な目にあったことは一度もない(当たり前だけど…)でもでも、その形によっては使いやすいとか使いにくいがそれぞれ個性としてあります。
今回は私が実際に使ってみたデロンギの電気ケトルの人気シリーズのなかから「ケーミックス」と「アイコナ・ヴィンテージ コレクション」それぞれどこがよくって、どこがイマイチなのか、実際に使い比べした感想とともにをご紹介していきます。
使いやすいのは「ケーミックス」
でもスイッチ部分が壊れやすい!
今も、実際に使っているのが、このデロンギ「ケーミックス」品番:SJM020J-RDのものです。
◆ワンプッシュで蓋が空く
一番のいいところはワンプッシュで蓋があけられるところ。地味なメリットかもしれないけれど、これば毎度毎度のことなので、とても大事です。毎度毎度お湯沸かすたびに、あけるのが親指ワンプッシュというのは助かるよ。
◆水位線が見やすい
お茶は500mlとか、パスタゆでるから1リットルとか、使いたい量だけ沸かすというのが電気ケトルのいいところ。保温しておかなくって、その時限りの使い切り。衛生的です。そんな時にこの水位線の目盛が見にくいとまた小さなイライラがチリツモ的にたまっていくもの。この「ケーミックス」タイプはこの水位線のところに水が入っている様子が見やすいのがポイント。
◆スイッチのところが壊れやすい…!
実は、この電気ケトルは厳密にいうと3代目なのです。1代目はこの
お湯沸かすときのスイッチの部分が割れて壊れてしまいました。
高級感と耐久性・堅牢性を兼ね備えたメタルボディ
引用:DeLonghi kMix(ケーミックス) 電気ケトル レッド SJM020J-RD公式サイトより
公式HPには耐久性に優れていると記載がありますが、少なくともこのスイッチの部分は、ただのプラスチックなので、年数と共に劣化していきます。壊れたといってもヒビがはいるイメージ。使えないわけじゃないけれど、それこそ事故のもとになったら嫌なのですぐに買い替えたのです。
オシャレな「アイコナ・ヴィンテージ コレクション」
でも使い勝手はかなり微妙と言わざるを得ない
上記にも少し書いたように1代目の電気ケトル「ケーミックス」タイプのスイッチがひび割れして、2代目として我が家にやってきたのが「デロンギ(DeLonghi)電気ケトル アイコナ・ヴィンテージ 1.0L KBOV1200J-GR」タイプでした。色もアイボリーやオリーブ、アズールブルーなどクラシカルでどれも素敵です。
◆いいところはとにかくオシャレ
このアイコナ・ヴィンテージ コレクションは見た目がマジでとってもオシャレ。とっても素敵で気に入っていました。家電はインテリアと考えている人にはおすすめです。
◆蓋が開け閉めしにくい
しかし使い勝手がどうかと聞かれると、正直「微妙」と言わざるを得ません。なにせ、蓋がカパってはめるタイプなのですが、かなりやりづらいです。ぜひ購入を検討している方は電気屋さんで、その作業を毎回するのか試してみるべきだよ。 実際にお湯を沸かすと蓋の部分の温度が熱くなります。空だき防止機能がやや仇になっていて、蓋の閉め方が甘かったりすると、ちゃんと湧きません。ってかずーっとグツグツいってる感じ。沸騰状態が続いちゃうのです。ワンタッチで開け閉めできる「ケーミックス」タイプとの使い勝手の一番の差はこの蓋でした。
赤もかわいい。
◆水位目盛が見にくい
これは実際に注水しないとわからない部分なのですが、「ケーミックス」に比べると アイコナ・ヴィンテージ コレクションの水位線の窓は少しお水の量がわかりにくい仕様です。たとえば500ミリわかしたいのに、なかなか500の線に到達しない。 まだかな?と思ってドバドバいれていると、一気に700ミリくらいに水位が上がるというような不具合ともいえる現象に見舞われました。これは電気屋さんで試すのはちょっと難しいかもですが、毎回少量のお水を沸かしたいと考えている人にとっては不向きといえるポイントです。
◆スイッチの部分が頑丈
アイコナ・ヴィンテージ コレクションが、「ケーミックス」タイプよりも優れている点、それはスイッチの部分がレバーになっていることです。プラスチックでひび割れしやすい「ケーミックス」よりもはるかにこちらの方が頑丈で長持ちします。耐久性を重視したい場合はアイコナ・ヴィンテージ コレクションのほうがいいかもね。 結論:私は「ケーミックス」のほうが使いやすいと思います。 デロンギの電気ケトル、それぞれのよかったところ、使ってみたら微妙だったところを実際に毎日ちょうヘビーに使っている私目線でご紹介しました。
2代目のアイコナ・ヴィンテージ コレクションは、あまりにも私のライフスタイルにはあっていなかったので、ちょっと勿体ないけど、安値でメルカリで売ってしまいました。 というわけで、現在おうちでは「ケーミックス」のレッドが炊飯器の横で大活躍中です。これから購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
今回ご紹介したのは、デロンギのこちらのケトル
▲結局シンプルで、ボタンが壊れたとしても、これが一番私のライフスタイルにはあってるみたいです。すごく使いやすい。
▲オシャレだけど、お茶のたびにお湯沸かしたい私には合わなかったヴィンテージ。スイッチのレバーは丈夫。長く使えると思います。
▲これが最新機種。レバーでワンタッチの蓋、カッコイイデザインに改良されたみたいです。水位線のところだけ、実際にいれてみないとわからないけれども、次買うならコレにしよ。