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個室も完備!赤坂の上質ランチ<京いろめし 洛匠>のせいろ御膳

この夏、赤坂の住宅街の一角にオープンしたばかりの和食屋さんにでかけてきました。今日はお仕事をお休みしており、ゆっくり午前中まるまる寝てしまって、夫と一緒にお昼ごはんでの利用です。

場所は溜池山王の12番出口を出て3分ほど歩いたところ。六本木一丁目の駅や赤坂駅からも徒歩圏内だよ。この竹垣が目印。「赤坂・京料理・のれん」なんか、緊張しますよね。この3拍子揃っている感じは、やや敷居の高さこそ感じますが、大人2人で3000円以下!コスパ最強の<京いろめし 洛匠>のほっこり美味しい極上ランチをご紹介します。

お昼の献立についてくる打田の京漬物

注文したのはせいろ御前と海鮮丼。お昼は、どちらもこのお漬物のバイキングがついているんだそう。いえーい。お店のご主人が「京都の打田さんから取り寄せているんですよ~♪」とおっしゃるのは京漬物の名店「打田漬物」のこと。

京野菜ってそのまま食べてもみずみずしくって美味しいけれども、プロが漬け込んだものってまた格別!

百貨店とかの催事でお漬物をみるとついつい手が出てしまうほどの漬物マニアらしく注文してからお料理が届くまでの時間を美味しいお漬物を思いっきり楽しみながら過ごすことができます。おかわりも自由にできるなんて!山芋の漬物(一番手前)とか、その奥の赤かぶとか、もうほっぺが落ちそうな上品な味。

つい先日も、いろんなところで「発酵食品が大好きでー」という話をしていたばかりなんですけれども、こんなうれしい食べ放題のお店とは知らずに入ったので、うれしいサプライズでした。菌活女子にもおすすめですよ!京野菜の漬物を食べてしっかり免疫をUPさせちゃいましょう。

木の香りとぬくもりあふれる「鮭せいろ」1200円

そしてお店ご自慢のせいろ御前のなかでも、特に人気が高いという定番の「鮭せいろ」御前がこちら。さっきの漬物バイキングと小鉢、出汁巻き卵、お刺身、赤出汁、デザート(この日はクリーム栗あんみつでした♪)まるっとセットで1200円って、驚きのコスパです。

最初にこの小鉢をいただいたのですが、ヒジキとしらす、きゃべつが和えられていて、ところどころに香る桜エビがまた上品。もう上品ばかり言っていますが、京都のおだしがしっかり効いているお料理をいただくと「日本人でよかったー!」とホッコリ和む気分になります。

出汁巻き卵もシンプルだけれど、プロの方がつくると、ふわふわ感も、じんわり感も、ほっこり感も、もう最高の風味。自分で作るときは、むしろ出汁が濃すぎるのかな?私の場合、火加減をあやまって焦がすこともしばしばなので、久しぶりの本気で美味しい和食の世界に感動的でした。

そしてー!この鮭せいろ御前の一番のおすすめポイントは、このごはんをしゃもじでそこから混ぜ込む瞬間に訪れます!ふわっと香る木と鮭の香りがたまりません。ごはんと鮭の間には錦糸卵も。彩も美しく、香りはやわらかく、ほぐした鮭と上に乗っかっている大きな切り身との味わいの変化が絶妙なハーモニーを醸し出します。

鮭せいろの〆はお茶漬けにして2度のときめき☆

鮭せいろのご飯は最後、お茶碗1膳分くらい残して、お茶漬けにするのがおすすめです。お漬物が並んでいるカウンターの横にはあられとワサビがセルフで利用できるようになっており、その上からほうじ茶をかけていただけます。

味の変化を楽しみながら、最後まで満足度の高い内容です。

季節の旬が豪勢に盛られた海鮮丼1300円

せいろ膳のランチがウリの<京いろめし 洛匠>ですが、メニューの下の方に控えめに書かれている海鮮丼も美味しいです。こちらも京野菜のお漬物の食べ放題がセットになっていて、小鉢、赤出汁、デザートで1300円というハイクオリティな和食をいただけます。

お刺身はマグロやサーモンなどを中心に、白身はその日のおすすめが加わるのだそう。この日は店主の方が「えんがわ、いいのが入っているからオマケで!」と、いつぞやの漁港でたべた漁師飯以来みたいなサービスまでしてもらって、ありがとうございました♪プチスペシャル版です(笑)

丼のごはんは、酢飯。さっぱりしていて食べやすいし、割とボリューミーなので(私にはちょっと多すぎたくらい!)男性でもおなかいっぱいになれるくらいの満足な量です。

接待にも使える個室完備!デートにぴったりなカウンターも♡

会社のエライ人との会食やお客さんとの接待シーンでお店を予約しなきゃならないときに、私もいつも気にするのが個室の様子。

こちら、お店の一番奥にある4人まで利用可能なイス+テーブルの完全個室があります。すごくスッキリしていて、シンプルな和の落ち着いた雰囲気。もうひとつ、和室(MAX6人まで利用可)の畳のお部屋は、掘りごたつになっていて、海外からのゲストを京料理でおもてなししたいような場面でも使いやすそうだなと思いました。

入ってすぐのカウンター席は、デートでの利用にもいいかもしれませんね!

私は緊張するから、窓際の4人かけのテーブルの一番奥の一番はじっこで今日のランチ。うっかり過ぎるにもほどがあるとは、毎度私のことなんですけれども、今日はジーンズにスニーカーといういつもの機能性抜群なイケてないお買い物ルックでの訪問してしまいました。マスターのご主人はそんな私にもとても丁寧に接客してくださり、お料理の説明やちょっとしたサービスもろもろ、本当に楽しいお昼のひとときになりました。

「洛匠(らくしょう)」の由来は高台寺のわらび餅屋さんから!

ちなみにこのお店の「洛匠(らくしょう)」というお名前ですが、あの京都・高台寺の門前通り「ねねの道」沿いにあるわらび餅の名店「洛匠」のご主人とご縁のあるこのお店のマスターがお知り合いで、いい名前だからということでOKもらって同じ名前なんだそう。京都のお話もとてもお詳しく、いろんな旅行情報をまたおしえてもらっちゃったりしたので、時間をつくって京都にもまた足を運びたいなと思いました。

あの竹垣の入口をみたときと、実際にご飯食べてみてからの感想は、堅苦しさが全くないといういい意味でとても大きなギャップあり…。こんなにカジュアルに美味しい京料理がいただけるなんて、またちょこちょこ利用したいなと思いました。

 

【INFO】

今回ご紹介したお店は<京いろめし 洛匠>です。

住所:東京都港区赤坂2-21-10ヴェール赤坂2F
TEL:03-6441-0878
溜池山王の12番出口をでて、六本木方向(首相官邸側と逆)へ首都高沿いを進み、ゴルフ屋さんとナチュラルローソンのある角を右に行ってすぐのところです。六本木一丁目駅や赤坂からも5分程度。今度は夜もいってみたいです。
*価格はすべて2018年10月現在の情報で税抜きになります。
*公式サイトやネット上では土日はお休みということになっていますが、お店のご主人のご都合によって空いていることもあるそうです。もし気になる場合はお出かけになる前にお電話で確認してみるといいと思います。

そして今回はうちの伊予丸くんがインスタでも世界にランチ美味しかったランチを発信しています。

@yans_publisherもチェックしてみてくださいね♪

京いろめし 洛匠割烹・小料理 / 六本木一丁目駅赤坂駅溜池山王駅

昼総合点★★★★ 4.1