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<バレンタインの日記>今日も夫のオヤジ化が止まらない

おしゃべりな夫と過ごす日常

夫はよくしゃべる男だ。朝から晩までずっとしゃべっている。見るもの、聞くもの、勝手に実況中継しているだけならまだいいが、時々、ドヤ顔でオヤジギャグとか言われて、本当に困る。

ある日、茶飲み友だちの先輩主婦にこの話をしたら「年だんだよ、うちの旦那も年とってひとり言がどんどん増えているわ」と言われ、あぁ、みんなそういうものなのか!と納得した。そしてひとり言ならば気も楽だ。無視しても罪悪感がない。ひとり言なのだから。相槌を打つのも大変だった。

すると、私がスルーしているのが聞こえていないと勘違いしたらしく、オヤジギャグのボリュームを上げてもう一度言いなおしてきたり、極めつけは「聞いてますかぁ~?」とわざわざ確認までしてくるようになってしまった。やっかいだ。「聞いてませ~ん」と返事をしているが、こういう場合、どう対処するのが正解なのか。

夫の不思議なファッション

思い起こせば、付き合い始めた若き日から、夫はファッションも独特だった。デートのときに激ダサのブレスレットをつけてきて私を硬直させたり、時間がわかりにくい時計を愛用していて正確な時刻が知りたいときに、「だいたいね~」とサザンみたいなことを言われて苛立たされた。そういうアイテム、つけてなければ全然普通なのに、なぜそれをわざわざそれを?と思う、変なアイテムを好む傾向があった。

そして、今朝、中年になった夫は、髪をワックスでペタペタにさせていて私を震撼させてきた。「その髪はドライヤーで乾かし忘れたの?」ときくと「ワックス変えたんだよね~」と得意げに言われて、思わず、つけすぎであることやたぶん使い方を間違っているんじゃないかということを「やばいよ」という4文字に込めて伝えたところ、髪を洗ってセットしなおしていた。洗面所を長時間占領されて、すごく困った。

中年太りと尿酸値の心配がつきない

そんな、夫、最近、出社するたびに、律義にお昼ご飯を写真に撮って、私に送ってくる(←40過ぎのオジサンがこれやってる姿を想像するとちょっとほほえましい)のだけれど、2日に1回くらいの割合で、中華弁当を買っている。チャーハンにマーボー豆腐、春巻きなどの揚げ物が入った、見るからにこってりした内容だ。

夕飯の献立の参考もなにも、アナタはいつも中華ランチじゃねーか!と突っ込みたくなる頻度。

家ではなるべく野菜を食べてほしいと思ってヘルシーなメニューを出すことが多いから、その反動で、私がいないときに、大好きな脂っこい中華を堪能しているらしい。

すると、当たり前だけどみるみる太っていき、ある日、夫がぽっこりおなかを見せてきて、「太ったかもしれない」と青ざめた顔で報告してきた。かもしれないじゃない。確実に太っている。そして原因はあの中華弁当だ。なのに慌てて体重計に乗っていちいち体重を報告してくる。

ちなみに、2年前、私の入院時に夫はガッツリ痩せた(やつれた?!)。それで、自分はモデル体型になった!と喜んでいたのもつかの間の話だった。

ダイエットするとか、なんとかいろいろ言っているけれど、原因はお昼ご飯なので、中華弁当をお寿司に切り替えるようにアドバイスしたところ、体重の増加はひとまずおさまった。

「お寿司屋さんに『いつもありがとうございます』って言われるようになっちゃったよ~」と無事に常連認定もされたらしい。

もともと遺伝的に高めの尿酸値。体重増との親和性も高そうなので、少し心配ではあるけれど、お昼ご飯含め、うまく健康をコントロールすることが今後ますます重要な課題になりそうだ。

で、どうしようか迷ったけれど、やっぱりバレンタインだし、チョコほしいだろうな~と思って、今年もパスカルへ買いに行ってきた。帰ってきたら一緒に食べる。プレゼントだけど、太るからね。


ちなみに、2020年のバレンタインは3キロの味噌をあげました(笑)


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