とにかくすべてにおいて、手が回らない慌ただしい年末を過ごしています。今年は結構はやめに仕事納めをしていたのですが、掃除に片付け、おせち作りに年賀状作成と、主婦業のほうはめまぐしさを増すばかり。
市場は、お正月商戦に入ると値上がりしちゃうので、混むのもイヤだし、少し早めのタイミングで先に買い出しにでかけてきました。
築地から豊洲に移転した日本の台所。私も豊洲に初めてやってきました。てっきり最寄駅は豊洲なのかと思いきや、ゆるかもめの「市場前駅」というのが一番近いみたいです。豊洲駅から市場までは歩くとかなり距離があるそうなので、これからお出かけになる方はご注意くださいね。
ゆりかもめ降りて、そのまま道沿いに歩いてたどり着いたのがこの水産仲卸売場棟。ここはすでに3階です。このまま早速はやめのお昼ごはんをいただくことにしました!
もくじ
豊洲飲食店街はコスパ最強!ウニかイクラが選べる <寿し処 勢> お寿司ランチ
場所は、市場前駅の南口を出て歩くこと5分くらい。水産卸売場棟3階に飲食店関連施設があります。この関連飲食店舗という矢印の入口へ進みます。築地時代に足繁く通っていた寿司大や鮨文もこの飲食店舗のなかにお店がありした。
相変わらずの大行列ですから、朝はなるべく早めの出発をおすすめします。
私は平日の10時半にでかけたのですが、<寿し処 勢>には20分ほど並んで入店することができました。お店の脇にイスがあって、座って待っていられるのでよかったです。奥様友達とおしゃべりしていたらあっという間。築地のときの、暑さ、寒さに耐えながら行列に並ぶことに比べたら、豊洲はだいぶ環境がいいなと思いました。
私が注文したのは2800円(税抜き)の特選寿司。旬の白身魚と甘エビ、ひらまさ、貝類、味、中トロ、穴子、巻物、卵焼き、そこにウニかイクラの好きなのをひとつ選べるというお寿司のセットです。
かなり迷ったけれども、この日はウニにしました。これで2800円はコスパいい。お正月用品の仕入れという重大任務を後回しに、最高のお寿司ランチを堪能です。
店内は以前のお店よりもこじんまりとした印象ですが、海外からの観光客の方が半分以上を占めている様子でした。お酒飲んで、お刺身の盛り合わせで一杯やってる午前11時。東京を満喫されているようでよかった(笑)
店員さんのお会計がかなりモタモタされている(お金を数えるのが絶望的に遅い!)ので、レジにも常に行列だったのを除けば、すごくいいお店でした。11時半ごろ、お店を出ると、行列は私が来た1時間前の2倍の長さに伸びていました。はやり、市場は早起きしてやってくるに限ります。
寿し処 勢 豊洲市場店 (寿司 / 市場前駅、有明テニスの森駅、新豊洲駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
仲卸棟4階で買い物もできる(ただし刺身や魚介はナイ!)
おなかいっぱいになったあとは、季節の旬の魚の説明ボードを見ながらお買い物エリアへ移動しました。
途中には築地の名物だった、あの乗り物も…。
*乗ってはいけません!
で、ここの4階はお買い物ができるのですが、買えるものは鰹節や昆布、お茶や海苔、調味料類や雑貨類(包丁とか包装関係など)、あとテリー伊藤の実家でもある卵焼き屋さんなどなど、お刺身類のお店はありませんのでご注意ください。
詳しいお店の一覧は、公式サイトにPDFがあるので、こちらをチェックしてから出かけるといいと思います。
私はマグロや海老など買う気マンマンで、保冷バッグまで持ってきたというのに、残念…!と肩を落としながら丸山海苔店でお茶と海苔を購入です。
豊洲で一般の人はお刺身類を買えるのか?買えないのか?
「豊洲ってお刺身買えないんですねぇ」とちょっとガックリしながらつぶやいてしまったら、お店の人が「1階で買えますよ。魚買いたいなら、1階です!」と教えてくれました。
お礼をいって、とことこと、1階へ移動です。エレベーターのほうへ戻ると、足元のガラスから、お魚の仲卸の様子が透けて見える!わくわくしながら降りようとすると…、途中で警備員さんに「一般の人は買えないんですよ」と、入場を制限されるという何とも不可解な顛末を食らうハメに。
私「1階ならお刺身買えるって、聞いたんですけれど。」
警備「いろんな人が、いろんなことを言うんですけれどもね。がーはっはっは(笑)」
私もわからずやじゃないので、この警備員さんは一般の主婦が1階へ降りることを阻止するミッションでありそうな場の空気を読んで、「あ、そうなんですか。えへへ」って苦笑いしながら、すぐ引き下がりました。
結論からいうと、一般人が豊洲で魚介類の海産物を買い物することはできません。
東京都の公式サイトにも、
一般来場者が入場できる範囲は、見学者通路、飲食・物販店舗エリア及び屋上緑化広場(水産仲卸場棟の屋上)です。
ザ・豊洲市場|http://www.toyosu-market.or.jp/facility/
飲食・物販エリアでは食事、買い物ができます。見学者通路は、水産卸売場棟、及び青果棟内の競り見学エリアまで繋がっており見学可能です。
とあり、水産卸売棟1階はルートからも地図からもハズされています。うぅ、残念。
新鮮な魚介類を買うならば、仲卸価格で買える築地魚河岸がおすすめ!
私はお正月用品を買うというミッションがあるので、豊洲市場を後にし、いつもの「築地魚河岸」まで都バスで移動しました。築地6丁目で降りればスグだよ。そこで無事にマグロや海老、数の子など、お正月に使うアレコレをまとめて買うことができました。仲卸価格だし、とってもおすすめです。
豊洲市場のマグロのせり見学事前抽選に当たった!
それにしても、豊洲市場では一般人は魚が買えないというのは、なんだか主婦的には魅力が薄まってしまったなぁと思ったりするわけですが、あのお寿司ランチはすごく魅力的だし、新橋からもバスで行かれることが分かったので(ゆりかもめは高いじゃん!)ちょっとまたほかのお寿司屋さんも散策に出かけたいなと思っていた矢先、アクセス方法などを調べたついでに申し込んだ「マグロのせり見学事前抽選」の結果が届きました。
当選!私ったら、つくづくヒキがいい。この当選結果は、事前に登録してあるメールアドレス宛に届きました。
それにしてもセリの時間自体が、午前5時45分から午前6時15分まで(交代制)。朝5:30集合。すげー早起き。2019年の一大イベントになりそうで、今から楽しみです。
これはこれで、また詳しくまとめたいと思います。ではまた!
―――2019年1月追記―――
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