ハルシュタット観光の拠点に!オーストリアの温泉街バートイシュル

一度や二度くらいなら、多少の無茶がおもしろいのが海外旅行です。なんだかんだで、ガイドブックがガッツリ出ているような町は、意外と日本人だらけだったりもするし、そもそも本にもネットにも情報がないようなスポットには、そこへたどり着くだけでも、言葉の問題とか、もう苦労の多さも比例していったりするわけですが、その分、印象深い経験になったりもするよ。知る人ぞ知る!的なオーラに触れる瞬間はわくわくします。

今回は女性にもおすすめしたいのヨーロッパの都市、オーストリアにある「バートイシュル」という街をご紹介したいと思います。

歴史情緒漂う!
オーストリアのSPAスポット「バート・イシュル(Bad Ischl)」

何も情報がない中で、ツアーとかでもなく、ひとりフラっとやってきたバート・イシュル(Bad Ischl)。

あのオーストリアが誇る音楽家・モーツァルトの出身地でもあるザルツブルク(Salzburg)の街から、電車で2時間ほどの場所にあります。

思い付きで出発したオーストリア温泉旅行

そもそも、なんでバート・イシュルという温泉地にやってきたかというと、ドイツ語を勉強したてのときに、「”バーデン”とか、”バード”には、入浴とか温泉という意味合いがあるので、地名にその手の名前が入っていると温泉がある!」という話を、ベルリッツの優秀なドイツ語の先生に教えていただき、もろ真に受けた!というエピソードがありまして。

そのころ、DB(ドイツ鉄道)で電車の検索の仕方とかも覚えたものですから、せっせとチケットを自分で手配して、ザルツブルクへ出向き、普通にザッハトルテでも食べて感動していればいいところ、RJやRRなどの電車を乗り継いでわざわざバート・イシュルにやってきたというわけです。今、自分で書きながら思ったんですけれど、私って変わってますね。

オーストリア最古のバート・イシュルは皇帝もご用達!

街並みは中世の雰囲気もところどころに残っていて、落ち着いた雰囲気で素敵ですよ。治安もとてもよさそうです。私みたいな浮かれポンチが一人で歩いていても、殺されるような心配はまずないと思います。決して新しい感じはありませんけれども歴史情緒を感じながらの街歩きを楽しめます。

けっこう英語自体は通じにくいという田舎ならではの部分も。もちろん、ホテルのスタッフとかは問題ありませんが、街中のカフェとかレストランのスタッフには、身振り手振りで何とかせねばならないシーンも。

ただもともと、皇帝フランツヨーゼフが、この街に夏の避暑で利用していたという背景もあり、街そのものは豊かで、オーストリアのなかでもオカネモチが多い印象です。

トラウン川の両サイドには豪邸も!

バート・イシュルの街全体はそんなに大きくはなくって、1時間くらいで歩き尽くせてしまうほどの規模。駅からホテルまでも徒歩15分くらいであっという間でした。街には、トラウン川という大きな川が流れているんですけれどもその両サイドにある家々が、また豪華なこと…。アパートじゃなくって、おうちなのか!と、目を白黒させながら、左手にある黄色の大きな建物「Hotel Goldener Ochs(ホテル ゴールデナー オークス)」に宿泊しました。

温泉が付いている!バート・イシュルのおすすめホテル
Hotel Goldener Ochs(ホテル ゴールデナー オークス)

日本の温泉旅館みたいな畳の部屋で、露天風呂があって、仲居さんがご飯をよそってくれて…的なサービスこそないものの、この「Hotel Goldener Ochs(ホテル ゴールデナー オークス)」というホテルは家族で経営されているとあって、規模こそ大きいとは言えませんが、とってもアットホームで滞在中居心地の良さを感じました。

なぜ、ここを選んだのかというと、ホテルのなかに温泉プールがあるから!という理由だけなのですが、ここがもう最高!サンテラスからは、アルプスの山々の連なる絶景が見えます。南の島のリゾート地もいいけれど、内陸のヨーロッパの静かな温泉街で山を見ながら過ごすひとときも、魅力あふれる時間になりますよ。

水着で入る混浴温泉。充実のサウナとSPA

オーストリアは基本、水着着用の混浴になりますので、でかけるときは必ず水着を持参していくようにしてくださいね。

温度は38℃なので、日本人からするとぬるめかもしれませんが、長くゆっくり浸かっていられるので、体の芯からの温浴効果が高いのが特徴です。ローマ式風呂みたいな感じ。で、ここ、サウナエリアもおすすめで、フィンランド式のサウナやトルコ風呂もありました。温泉好きにはたまらないでしょ。

ゴールデナー オークスで美味しいオーストリア料理も!

ホテルのなかのレストランって、たいていハズレが多いので、外で食べる方が好きなんですけれども、このゴールデナーオークスのなかにあるレストランは、街のなかでも評判が良かったので夕飯に利用してみました。ソーセージや揚物、煮込み系のお料理やスープに至るまで、どれもすごく美味しかったです。

ドイツ料理っぽさはどうしても否めないので、見た目だけ見ると、一瞬「ゲー!」って思った(失礼!)りもしたのですが、食べてみたら塩っ辛さとかは全然なくって、日本人にもおすすめできるクオリティ。これは外へ行かずとも!って感じです♪

朝食のビュッフェは素敵なお庭を眺めながら。ハムやチーズが充実していて、ヨーロッパに来たな~!という気分と満足感を味わえます。

バート・イシュルからハルシュタットまでは30分ほど!

ちなみに、このバート・イシュルへは温泉目的でやってきたわけですが、オーストリア・きっての人気景勝地として知られる「ハルシュタット(Hallstatt)」までは、車でも電車でも30分ほどの距離です。湖水地帯ザルツカンマーグート地域の世界遺産観光の際には宿泊拠点としてもぴったりな場所ではないでしょうか。温泉に入ると旅の疲れも癒されますしー♨