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【ノルウェーサーモンのご馳走レシピ】バリエーション豊かな5つのお料理

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ESSEから、こーんなに大きなノルウェーサーモンをもらいました。
氷点下ストックが占拠されたある日の土曜日です。こんにちは。

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クール宅急便を受け取った事情をよくわかっていない夫はすっごくびっくりしたみたい。
新鮮な生のノルウェーサーモン!これはテンションがあがりますよねー。
今回はこの生のノルウェーサーモンを美味しくいただくために作った
大ざっぱな私のお手軽で誰でも作れる渾身のお料理のレシピを5つまとめてご紹介します。

1.前菜におすすめ!冷たいグラスのサーモン(パーティー用)

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<材料:小ぶりのワイン用のグラスに持った場合3つ分の量です>

オールブランフレーク適量(普通のコーンフレークやグラノラでもOK)
ヨーグルト300~400g(グラスの大きさに合わせてください)
あおさ適量(旅行先の三重県鳥羽で購入したものを使いました)
生のノルウェーサーモン適量(送っていただいたものです。しっぽのあたりを使用しました)
☆水100g
☆白だし5g
☆カボス1つ(卓球ボールくらいのサイズのものを使いました。)
もしジュースなどで代用する場合は5~8g(塩分や酸味加減を調整してください)
☆板ゼラチン1枚


<作り方>

1.☆の材料をつかってジュレを作ります。カボスをしぼる。皮は飾りに使うのできれいな部分を少し削りとっておいてください。
2.鍋に水と白だしを入れて温めている間に、板ゼラチンを水で戻し、柔らかくなったら、しっかり絞っておく。鍋の底から泡が出始めたら(たぶん60°くらい?)火からおろして、絞ったゼラチンをいれて溶けたらカボスの果汁を入れてよく混ぜて容器に入れて5時間以上冷やす。
高温状態の鍋でゼラチンを入れると失敗しがちなので注意ください。
3.ヨーグルトはザルにキッチンペーパーを敷いて、冷蔵庫で5時間以上水を切っておく。
4.ノルウェーサーモンはサイコロサイズよりやや小さめにカットしておく。
5.好きなグラスにオールブラン→3の水切りヨーグルト→あおさ→2のジュレの順にスプーンなどで盛り付けていく。断層ができるように、平らに持っていくとカッコよくできます。
6.最後に4のサーモンを山高くもって、上にカボスの皮を飾って完成。
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POINT

断層が見える透明なグラスに盛り付けるところがポイントです。スプーンで混ぜながら、食感の違う食材が絶妙にマッチしておいしくいただけます。
クリスマスやお正月だったら、てっぺんのカボスの皮を金箔に変えるとよりおめでたさがUPします。
前日の夜から、水切りヨーグルトとジュレの準備をしておけば、当日は具材を順番に入れていくだけなのでとても簡単に仕上がります。来客の数が多いときや人数が不明な場合にも、フレキシブルにカップの大きさなどで量を調整できる便利なパーティーメニューです。
サンマの季節なのでカボスで作ってみましたが、ユズやレモンでも合うと思います。

 

2.鰹節のクレープでくるんだノルウェーサーモン(日常用)

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<材料:直径20㎝くらいのクレープ生地5枚の量です。>

☆強力粉80g(春よ恋をしようしました)
☆卵1つ(Lサイズを使いました。中身だけで60gくらいです)
☆バター20g
☆牛乳50g
☆お湯90g
☆鰹節4.5g(にんべんのフレッシュパック1袋を使いました)
☆油少々(焼くときに使う分のみ)

<材料:クレープ1つあたりの量>

塩茹でほうれん草適量
醤油バターソテーのシイタケ1つ
サツマイモのオレンジジュース煮2切れ
生のノルウェーサーモン薄切り3切
パルメザンチーズ適量(なければ粉チーズでも代用OK)
(ソース)
*マヨネーズ適量
*岩海苔適量

<クレープ生地の作り方>

1.バターを鍋で軽く温めながら溶かしておく。焦がさないように、溶け始めたら火を止めて様子をみてください。(チンでもOKですが熱くなりすぎないように気を付けてください)
2.卵をボールに入れ泡だて器でよく混ぜる。そこに強力粉を半分の量の40gを入れてよく混ぜ→1で溶かしたバターを入れてよく混ぜ→牛乳を半分の量の25gを入れてよく混ぜ→強力粉の残り40を入れてよく混ぜ、牛乳も残りの30gを入れてよく混ぜる。
(こうすると粉を振るわなくってもダマになりにくくって簡単に混ざります)
3.マグカップに鰹節とお湯を入れてよく混ぜ、粗熱が取れたらそのまま2のボールへいれてよく混ぜる。
4.ホットケーキを焼く要領で粗熱をとったフライパンに薄く油をひいて、お玉(七分目くらいの量)で3の生地を流しいれ、お玉の底でクルクルと円を書くように丸く伸ばす。弱火で1分半~2分焼き、裏返して2分焼いて生地の完成。これをあと4回繰り返します。約5枚分の生地ができます。

<クレープの具材の作り方>

1.ほうれん草…お浸しや胡麻和えのときと同じように、普通に塩茹でしておいてください。
2.サツマイモ…5㎜の輪切りをフライパンに並べて、ヒタヒタの量のオレンジジュースとともに弱火でゆっくり煮ます。火加減に応じてオレンジジュースを足してください。串がスッと通るくらい柔らかくなるまでよく煮ておいてください。
3.シイタケ…傘の部分はそのまま、芯のところは指で縦に細かく裂いて、バターでソテーしておきます。火が通ったら醤油を小さじ1程度風味づけでかけておいてください。
4.ノルウェーサーモンのお刺身は薄めに切って、端からクルクル巻いておくと、お花っぽいビジュアルで完成時に可愛く仕上がると思います。

<クレープの作り方>

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1.マヨネーズと岩海苔を1:1の量で使う分だけ適量混ぜておきます。
2.クレープ生地のうえに、1のソース、クレープの具材を適量ずつ並べます。
3.最後に削ったパルメザンチーズを上から振りかけたら完成です。
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POINT

クレープの生地は寝かせる時間などが必要ないので、食べたくなった時にすぐに作れます。柔らかくしっとりしていて、塩や砂糖などの調味料なしでも鰹節の風味で味が付いてるため健康的です。
中身の具材は、お弁当など日常的に使える季節のストック料理なので、多めに作っておくととっても便利です。
そんないつものおかずでも、ただクレープの並べるだけで、ちょっとスペシャル感が増すので喜ばれます。チビッコと一緒だったら手巻き寿司みたいに巻いて、手づかみでいただいてもいいですし、大人だったらロゼワインと一緒にカジュアルなブランチにもおすすめです。

 

3.ベルゲン風フィッシュスープ(日常用)

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<材料:平たいスープ皿2つ分>

いただいたノルウェーサーモン1/5くらい(真ん中の柔らかそうなところを使いました)
☆たまねぎ 1つ
☆ミニトマト 10コくらい(なければ普通のトマト1個とかでもいいと思います)
☆セロリ 1/3本(上の葉っぱのついている方を使いました)
☆エビ 10匹くらい
☆ホタテ 30gくらい(今回あまってたお刺身用のものをつかいました)
☆イタリアンパセリ 1束(今回は自宅のベランダ菜園の大き目のものを10本使いました)
あさり 200~300gくらい(貝はムールや蛤でもいいと思います。砂抜きしておく)
パルメザンチーズ 少々(粉チーズでもいいと思います)
にんにく 1カケ(今回は黒ニンニクを使いました)
タイム 少々
白だし 大さじ1(今回は「洋のだし」を使いました)
オリーブオイル 少々
白ワイン 1カップ
水 鍋の様子をみながら適宜

<作り方>

1.☆の材料を全てざっくりした感じのみじん切りにしておく。イタリアンパセリも茎の部分から5mmくらいの幅で刻んで煮込み用と飾り用に半分ずつ分けておく。
2.鍋にオリーブオイル、つぶしたニンニク、タイムを入れ、火をかけて香りを立たせたら、たまねぎを入れて透明になるまで弱火でゆっくり炒める。
3.たまねぎに火が通ったらセロリ、ミニトマト、エビ、ホタテを入れ、海鮮に火が通ったらイタリアンパセリを半分入れる。
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4.白ワインを入れて蓋をして弱火で。沸騰してからなお5分くらい蒸すと、野菜からも結構水が出てくる(上の写真)ので、具材が全部かぶる程度まで水を足して40~50分くらい煮る。(ストウブの鍋だったので30分に短縮して煮込みました)
5.グツグツ煮込んだ4の鍋に、砂抜きしたあさりをいれてすべて口が開いたらお皿に盛る。上に飾り用にとっておいたパセリと薄切りにしたたっぷりの生のノルウェーサーモン、パルメザンチーズを好みで乗せて完成。
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POINT

熱々のスープに生のノルウェーサーモンを乗せるとジワっとレアな感じに火が入って油もほどよく溶けだして美味しくいただけます。ベルゲンの港で食べたフィッシュスープを、日本の身近なスーパーにある材料でアレンジしながら再現してみました。トーストしたパンとの相性がいいです。

 

4.野菜とノルウェーサーモンのピクルス(パーティー&日常)

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<材料:ウイスキーグラス5~10コ分>

いただいたノルウェーサーモン200g(真ん中の柔らかそうなところを使いました)
大根 50g
きゅうり 半分
たまねぎ 50g
キャベツ 50g
パプリカ 30g
ミニトマト 7つ
☆米酢 60g
☆出汁 100g(昆布と鰹の一番だしを使いました)
☆甜菜糖 20g(なければ砂糖や蜂蜜でもOK)
☆醤油 小さじ1
☆塩 小さじ1
☆オリーブオイル小さじ1
☆カボス1個分の果汁(なければレモン汁大さじ1くらいでもいいと思います)

<作り方>

1.ピクルスたれをつくります。☆の材料を混ぜてボウルなどの容器にいれておく。
2.野菜は3㎜幅を目安に薄切りにしておく。キャベツは一口サイズにちぎって、芯の部分だけ薄切りにする。ミニトマトは半分か1/4カットくらいでOK。
3.鍋にお湯(材料外)を沸かして、野菜をさっとゆでておく。(時間の目安は、大根が1分半、キュウリが30秒、たまねぎ1分、キャベツ30秒、パプリカ30秒くらい。シャキっと感が残ります)
4.同じ要領で5㎜幅で薄切りにしたノルウェーサーモンをさっとお湯にくぐらせる。(煮えちゃうと美味しくないので、表面の色が変わったらすぐにあげてください)
5.1の容器のなかに水切りした3の野菜と4のノルウェーサーモンを入れて冷蔵庫で冷やしたら出来上がり。
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POINT

透明なグラスに盛ると中身がキレイに見えてパーティーなどにも映えると思います。たくさん量が作れるので、普段の作り置き料理としてもおすすめです。手作りのピクルスたれはやさしい味で漬け込んだ野菜やノルウェーサーモンからも出汁がでるので捨てずに美味しくいただけます。

 

5.ノルウェーサーモンの太巻き(パーティー用)

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<材料:太巻き4本分>

いただいたノルウェーサーモン1/5くらい(真ん中の柔らかそうなところを使いました)
酢飯 600gくらい(十六黒米で炊いたものにすし酢を混ぜてつくりました)
きゅうり 1本
アボカド 1つ
青じそ 6枚(大き目のものを使いました)
シイタケ 4つ
油揚げ 1枚(かなり分厚い種類のものを使いました)
卵3~4つ分の卵焼き
麺つゆ 少々
海苔 4枚

<作り方>

1.卵はお弁当に入れる卵焼きの要領で焼いて4つに縦長に切っておきます。キュウリも縦長に4つに切っておきます。アボカドも中身を縦長に切っておきます。青じそは縦長に半分に切っておきます。
2.シイタケは傘の部分を千切りに、根元の部分をさいて、縦長に切った油揚げと一緒に麺つゆで甘辛く煮ておきます。
3.あとは1と2とノルウェーサーモンを海苔で酢飯と一緒にまいて太巻きの完成。
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POINT

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大皿に盛り付ければパーティーやお正月にもよさそうなメニューです。具材は7種類入っているので恵方巻にもよさそうな縁起物です。しかも野菜が中心なのですごくヘルシーです。生の美味しいノルウェーサーモンだったので、やっぱり日本人らしくお寿司でいただきたいな~と思って作ってみました。
しいたけと油揚げの煮ものは、多めに作って、もしあまっても茹でたほうれん草とあえると、立派なおかずにもなります。ストックしておくのもおすすめです。

 

アレンジいろいろ!楽しいノルウェーサーモンのお料理レシピ

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個人的には、このグラスの冷たい前菜がヒットでした。
食感の変化と味わいのバランスがうまくできた!と、自負しています。
これからの年末年始にかけて、おうちに人が集まる機会が増えるという人も多いのではないでしょうか?
日々のごちそうメニューとしてはもちろん、ちょっとした時のおもてなしメニューとしても、ぜひいろいろ試してみてください。