泊まっていたお宿で生マグロの解体ショー。和歌山県の那智勝浦は、生マグロ水揚げ日本一ということで、海沿いのお宿をとるとお食事に絶対といっていいほど、名物の生マグロが並びます。駅の周りにも美味しいお店がいっぱい。東京から出かけている者にとって、値段もクオリティもびっくりの連続です。普段、高いお金払って何を食べているんだろうと考えさせられます。
この日のお宿は割と規模が大きめだったこともあり、贅沢な解体ショーも開催。築地で見かける冷凍されたマグロと違って、なんだかツルっと光るビジュアルに、思わずシャッターを切ってしまいました。
で、お宿の人から「毎朝、そこの漁港で水揚げされているんですよ!見学もできますよ。」というキャッチーな情報をもらい、さっそくおでかけしてきたのでご紹介します。
朝7時ごろから!勝浦漁港を見学できる!
すぐそこ!といわれた漁港の場所は、「勝浦漁港」のこと。駅からも徒歩圏内。海沿いをお散歩していたらすぐにわかりました。「まぐろ展望スペース」の看板。すごい。ちゃんと一般の人でも見学できるようになっています。
すでに匂いが超まぐろ!水揚げされたばかりのマグロたちの脇を通って展望デッキへ。足元とかけっこう濡れやすいのでスニーカーとかの方がよさそうです。
勝浦漁港 魚市場の2階が展望デッキになっていて、こんな風に上からセリの様子が見学できます。土日は休みのこともあるそうなので、事前に漁港のHPでスケジュールを確認していくほうがよさそう。入港船が少ないときも入札終了時刻が早まるそうで、この日ももうすっかり落ち着いてしまっている感じではありましたが、展示物などを見ながら紀州勝浦産のまぐろに関する知識をしることができました。
トロトロで美味しい!紀州勝浦産の生マグロ
こんなに新鮮な生マグロがスーパーでもお店でもお宿でも、身近なものとして存在する紀伊勝浦の人たちって、とっても羨ましいです。なかなかお目にかかれない光景にずっと目がキラキラしちゃいました。
入札自体のスタートは午前7時ごろから始まっているそうです。けっこう早起きしないとですよね。このあたり、温泉もすごくいいので朝風呂につかってのんびりしたい気持ちもありますが(;^_^A水揚げされた「まぐろ」は、全部売れるまでせられるんだそう。また勝浦にくることがあれば、早起きしてセリの様子も楽しみたいなと思いました。
空を見上げると、めちゃめちゃたくさんの鳥たち。君たちも朝ごはんかね。とってものどかな那智勝浦の海の朝です!
今回ご紹介しているスポットは「勝浦漁港」です。
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地7−8−2
TEL:0735-52-0951
吉野熊野国立公園もすぐ近く。熊野三山めぐりにもおすすめしたい宿泊スポットです。