ヨーロッパの夏は最高ですよ。緑がキラキラしていて、空も住んでいて、とにかくみんな明るい時間帯からワインを飲んでいて、こちらまで幸せな気分にさせられます。東京にいても、お前、昼から飲んでるじゃねーかー!というツッコミはよしてくださいね!
今更ながら帽子とかかぶっていますが、紫外線を吸収しまくって、今年の夏も大変焼けこんでいます。こんにちは。
今回ご紹介するのは、フランスのパリ。凱旋門とかシャンゼリゼとかエッフェル塔とか見なければならない観光スポット盛りだくさんの場所ではありますが、私が一番気に入っているのがモンマルトル (Montmartre) です。
パリのなかでも、一番小高い丘になった地形で、「モンマルトルの丘」とかって呼ばれることも多い場所。地下鉄を降りてすぐからこの急な階段で丘のうえを目指します。普段、オフィスワークの夫はけっこう序盤からへばってしまいとても辛そうでした(笑)モンマルトルの丘を観光するならもう歩きやすい靴は必須です。
階段を上がり切った先にあるサクレ・クール寺院 (Basilique du Sacré-Cœur) は(↑白いモスクみたいなの)、聖なる心臓を意味する建物で、パリ屈指の絶景スポットなので、絶対に登った方がいいのですが、けっこう階段で力尽きてしまってあきらめている残念な人も見かけるのでご注意を。モンマルトルの名前の由来は、Mont des Martyrs(殉教者の丘)なんですって。
モンマルトルは長い間、パリから独立した村だったということもあって、都会ど真ん中にありながらも、ほんわかした雰囲気も漂っていてすごく和みます。とにかく、いつ行っても人が多いんですけれども。
そのなかでも特に混みあうスポットがこのテアトル広場。画家の卵なのか、ガチの画家なのか、レベルや位置づけはちょっとよくわかりませんが、みんなテントを張っていて、訪れる人の肖像画とかを書いてくれます。似顔絵というよりかなり本格的なものが多く、滞在時間には余裕を持たせて書いてもらえるように計画するのがおすすめ。
値段は交渉次第なところもありますが、だいたい1人あたり50ユーロくらいからが相場みたいです。で、寺院にいったり、絵をかいてもらったりする予定だったのですが、一緒にいていた相方が、先述の階段にやられてヘロヘロになってしまったので、近くのカフェで先にランチをとることにしました。今日はそのお店のお話です。
ピカソやゴッホも常連さん!「ル コンシュラ(Le Consulat)」
いつものぬいぐるみたちを引き連れてのランチタイム。この「ル コンシュラ(Le Consulat)」というレストランは、テアトル広場から歩いて2、3分のところにあるんですけれど、なんとあのピカソやゴッホ、モネといったビッグネームたちが足蹴く通っていたという噂の残るお店なのです。もちろん、今、モンマルトルで大活躍している売れっ子アーティストたちも、この近さなので、たびたび訪れたりしているのでしょうけれど、美術ファンでなくとも、ちょっと胸がざわめくうれしさがこみ上げてきます。
私はオムレツを頼んだのですが、見てください。ちょう特大サイズ。しかも具沢山。バターやミルクの風味がたっぷりないい香り。夫が注文していたチキンもすごく美味しかったです。リーズナブルだし、美味しいし、目の前を行きかう人々を眺めながら、モンマルトルのテラスでハッピーな昼下がり。
やりたいことが多すぎて、ワインを自重しましたが、やっぱり赤ワイン頼めばよかったな。
今回ご紹介したお店は、モンマルトルの丘にある「ル コンシュラ(Le Consulat)」というレストランです。
住所:18 Rue Norvins, 75018 Paris
TEL:+33 1 46 06 50 63
営業時間:11時00分~22時00分
今回はランチで利用しました。オープンすぐくらいの時間だったせいか、待つことなくスムーズに利用できてよかったです。