ヨーロッパも春!今回は一面のチューリップで有名なオランダの人気観光スポット<キューケンホフ公園>のお話です。ツアーではなく、個人で出かけたので、いろいろわからないことだらけでしたが、これからおでかけされる予定の方のためにアクセス方法やお食事処情報などを、まるっとまとめてご紹介したいと思います。
もくじ
開園期間は毎年3月下旬~5月下旬の約2ヵ月のみ!4月が見ごろ♡
約700万本ものチューリップが咲き誇るといわれるオランダのキューケンホフ公園。ガイドブックやテレビで見かける一面のチューリップ畑は、15世紀の猟場を敷地にしたキューケンホフ公園でみることができます。
オランダの田舎町にいけばどこにでもあるメジャーな景色なのかと思っていた…!
●東京ドーム8個分!とにかく広いキューケンホフ公園
でかけるときは、絶対スニーカーがおすすめです。とにもかくにも歩きます。園内はめちゃめちゃ広い!
もともとは、ジャクリーヌ・ド・エノーさん(Jacqueline de Hainaut)という、フランス王太子妃がお住まいになられていたお城なんですって。お庭の規模、その広さたるや、約32ヘクタール。東京ドーム8個分くらいなんだそうですよ。ぜんぜんピンとこないけど(笑)
実際私自身、朝でかけて夕方くらいまでのんびり滞在していたわけですが、たぶんすべては見ることができていないです。途中、ごはん食べたり、お茶したり、それなりにゆっくりできて楽しかったからいいんですけれどもね。
●チューリップだけじゃない!世界一美しい春の公園に咲く花々
チューリップだけでなく、水仙やヒヤシンスなど、お庭のなかは美しい自然で溢れていました。
今の季節なら、桜も!
オランダで見る桜もなかなか粋です。ヨーロッパの春最高。
●まるで動物園?!鳥もいます!
そして、まんなかの水辺には鳥たちもいました!
近くにはアヒルもいるし、ニワトリもいるし、鴨もいるし…
クジャクまで!!!クジャクって動物園くらいでしか見かけたことないので、ちょっとびっくりしました。クジャクも普通に羽を広げて歩いているキューケンホフ公園なのであります。
●チューリップの美しさに酔いしれよう
そして、どこを歩いても、さまざまな種類のチューリップを楽しむことができるのもこの公園ならではの醍醐味。
昔はチューリップの球根って、めちゃめちゃ高値で取引されていたそうですよ。昔はここで、オランダ国内だけでなくヨーロッパ全域から造園家を招いてのチューリップ球根コンペまで開かれていたそうな。オランダは今でも世界最大の花卉 (かき) の輸出大国なのですが、ここから産業がのびていくきっかけになっていたんですね。
このキューケンホフ公園を観光するにあたっては、現地のオプショナルツアーもたくさんありますけれども、どれも滞在時間がかなり限られていますので、個人でチケットを買ってのんびり観光するのが私のおすすめです。せっかくオランダまで来たら、時間を気にせずのんびりチューリップを眺めていたいじゃないですか♡
キューケンホフ公園のランチ事情!カフェも屋台もあります
ちなみに、私は朝、空港に到着してそのままキューケンホフ公園に直行したわけですが、おなかがすいちゃって、すいちゃって。燃費が悪いので、すぐにごはんにすることにしました。
まんなかのパビリオンのところに、フードコート的なカフェがあって、軽食がとれるようになっています。しかし、オランダというのは、まぁ、美味しいものがないというか、ドイツ飯も勘弁してくれってレベルのお店が多いですが、ここも例外なく、美味しいものはありません…!
「でたよー、肉団子!」とか「またパンかたいよー!」などと言いながらも、おなかが空いていては観光もできないので、とりあえずの腹ごしらえ。
あと水辺の近くにはワッフル屋さんのワゴン(屋台)もでていて、「ベルギーが近いからワッフルなら美味しいんじゃない?!」なーんて甘い期待を寄せたものの、結果的には東京のワッフルのほうが100倍美味しかったです。
プシュー!とスプレータイプのクリームが乗せられただけの雑なワッフル(苦笑)ま、
お天気が良かったので、日向ぼっこしながらお花見てワッフル食べるのは、「これはこれでなかなかオツだなぁ」という気分にはなれましたけれど、オランダにくるときには、あまり食事に期待しないほうがいいですね。
スキポール空港からキューケンホフ公園への行き方
さてさて、そんなチューリップの花が咲き乱れるキューケンホフ公園ですが、私はスキポール空港から直接出ているバスにのって出かけました。空港からのバス+入場券がセットになっているコンビチケット(詳しくは記事の最後へ)を買っていきました。チケット売り場は、空港の真ん中あたりにあってわかりやすいし、意外にも空いていて並ぶことなく変えました。
はじめは、アムステルダムの市内にホテルをとって、街中を拠点に動こうかなと思っていたんですけれども、このキューケンホフ公園のあるリッセという街は、空港からアムステルダムのまったく反対方向なのですよ。
だから、空港の近くにある「シチズンM スキポール エアポート」というホテルに宿泊することに。飛行機を降りて、ホテルに荷物を預けて、そのままキューケンホフへ。とっても身軽でしょ。
ホテルは値段がすごく安かったのですが、清潔感があるキレイなお部屋でした。シャワー室もおトイレもカプセルみたいな狭さで、日本人の中でも体の小さい部類に属する私でさえかなりビビる事態です。ガタイのいい友人たちにはなかなかおすすめしにくい感じもしますし、そもそも世界的にも高身長で知られる大きなオランダ人たち、これで大丈夫なの?とびっくりするレベルでもあるわけですが(苦笑)
お部屋の窓からは飛行機が見えたりして、寝る直前までベッドサイドで飛行機を眺めながらとてもわくわくする滞在となりました。朝食はおいしかったです。
一面のチューリップ畑に大感動!
そんなこんなで、オランダのキューケンホフ公園観光の様子、いかがでしたか?実は私が一番感動したのがこちら。
キューケンホフ公園の隣にあった一面に広がるチューリップ畑のほう。お手入れの行き届いた庭園内のお花もいいけれど、ざっくり植えられたこの畑の雄大な景色に一番感動しました。帰りの空港行きのバスを待っている間にウロウロしていたら見つけたんですけれども、とても素敵でした。
「球根が高値で取引されていた理由がわかるわ~」と心から思えたひととき。この景色をみちゃったら、大きなお庭を持っている王侯貴族たちは、さぞかし「うちもー!」というテンションになったことでしょうねぇ。オカネモチの考えることは、私にはわかりませんけれども勝手な妄想が広がる春です。
帰りのバスの車窓から、永遠に続くかのようなチューリップ畑を眺めながらお別れ。素晴らしい時間でした。
キューケンホフ公園の入場料とチケットの買い方
キューケンホフ公園の入場料は、年々、値上がりしているようですので、詳しくは公式HPでご確認ください。窓口で買うよりも、オンラインで購入しておく方が1ユーロくらい安くなるように設定されています。
アムステルダムやスキポール空港から出かける人は、入場料とバスがセットになっているコンビチケットもあります。私はスキポールからコンビチケットででかけました。
公式サイトからクレジットカードで購入できますので、ぜひチェックしてみてね。
今回ご紹介したスポットはオランダの<キューケンホフ公園(Keukenhof)>です。
住所:Stationsweg 166A, 2161 AM Lisse
TEL:+31 252 465 555
世界一有名で世界最大規模のフラワーパークです。アムステルダムからも日帰りで観光できるので、春のオランダ滞在なら見逃せませんよ。
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