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保険の選び方に迷ったら読むべき一冊『いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」』

最近のお気に入りであるバイキングベーカリーFの美味しすぎるイチゴサンド。

コーヒー飲みながら、ほおばって幸せに浸れる1日。今日という日が平和に過ぎていくことに感謝なのであります。

平成が終わり、令和に向かう今。昭和生まれの私は、子供の頃、近所の明治生まれのおばあさんを見て「昭和よりも大正よりも前に生まれたなんて、3つも元号をまたいで生きてるのすごい!生きた化石だ」なーんて、失敬なことを思ったり、言ったりしていたガキンチョだったわけですが、まさか自分自身が、昭和と平成をまたいで令和へと、あっさり3つの元号をまたぐ人生を送るなんて、あの日は夢にも思っていませんでした。

ニュースを見ていれば、政府からは人生100年時代の構想を押し付けられ、年金なんて当てにできないことくらいは覚悟しているものの、じゃあどうやって生き延びていけばいいわけ?とかいう肝心な答えを誰も教えてくれないので、困ったものです。

で、「保険」と一言でいわれても「国民健康保険」「介護保険」「団体信用生命保険」…、もしかして私って、日本語が読めないのか?とか思ってしまうくらい、ややこしいんですね。そして、いちいち、電話。いちいち、ハンコ。確定申告はちんぷんかんぷんだったし、なんの罰ゲームだよ!とツッコミたくなるようなアナログ作業を平気で押し付けてくる…。あー嫌だ。

結局のところ、保険っていらないんじゃないかなと最近考えていたところに、見つけた一冊の本を見つけました。


いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」 (講談社+α新書)

読んでみたら首がちぎれるくらい頷けるポイントが多かったのでご紹介したいと思います。

保険セールスマンと医学博士が書いた『いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」』

この本、帯のコメントが衝撃。「プロほど保険に入らない。」だよね?!なんとなく、私もそう思っていました。『いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」』は、日本生命の営業を10年勤めていらっしゃったという後田氏とメエィカルバイオサイエンスの研究をしていらっしゃる医学博士の永田氏の共著なので、保険商品の内容も実際の病気や病院事情に関するところも、とにかく具体的でわかりやすい一冊です。保険選びに悩んでいる方は、まずこの本読んでみるといいと思いますよ。

民間の医療保険はいらない

冒頭にも書きましたが政府が大きな声で人生100年時代とかいっている昨今、事件や事故に巻き込まれず、普通に暮らしていたら、もう私たちは90歳以上まで生きられそうだという目途が立っているので、あらかじめお金をどうするのかということを個人が考えておく必要に迫られている時代なんだと思います。「年金くれーい!」といったって、もう私たち30代の世代が60歳になった時なんか、システム自体が破綻しているのが見えているわけですし、自分でなんとかしておかねばというところはうっすら感じているものの、じゃあどうすればいいのかという具体的なプランが見当たらなくって、進められるがままに、とりあえず保険に入っておこうとか思っちゃったりするんですが、この「とりあえず」にすべての落とし穴があるんですねぇ。

あらためて考えさせられるのは、「加齢とともに入院する機会が増えるはずだから、医療保険で備えよう」という判断は“短絡的”だということです。


最強の保険は健康保険|『いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」』講談社α新書より

私も実際、昨年夫が入院したりしてみてわかったことなのですが、健康保険ってけっこうよくできているんですよね。夫の会社の場合、窓口での支払いが2万5千円を超える場合は、あとから健康保険組合から自動還付(払い戻される)があることを、実際に使ってみて知ることができました。本当に戻ってくるのか不安で何度も保険組合に電話しちゃったけれども、普通の病院で、普通に治療して、それで入院したりする分には、月額2万5千円がMAXなのです。

ぜひ皆さんのお宅も、会社の健康保険組合の制度をよくチェックしてみることをおすすめします。保険会社が成り立っているのは「保険料>受給」だからであって「保険料<受給」にならないようにうまくできている様子が詳しく書かれていました。

民間医療保険は、言葉は悪いですが、しょせんは健康保険に寄生した商売にすぎません。しかも恵沢時の健康保険の範囲、つまり契約時点での医療の中身を基準に作られています。


最強の保険は健康保険|『いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」』講談社α新書より

以前、アフラックに電話したときにも、何となくそう思っていたけれど、時代が変わって、医療制度が変わっても契約時の内容が古いままではけっこう意味がなくなっってしまったりすることも少なくありません。

どの医療保険が得か損かという問題の前にやることやできることがいっぱいあるのです。健康でいることが何よりも大事だし、今自分が手にしている会社が入っている健康保険の制度を上手に活用していくこともそう。何も考えないで進められるがままにホイホイとハンコをついている場合じゃないなと考えされられる事例がたくさん紹介されていました。

ガン保険と自由診療の考え方

私は今自分がフリーランスというちゅうぶらりんな立場で生きていることと、実際、親にも親戚にもガンが発生している状況を鑑みて、がん保険には加入しているわけですが、そこも十分な備えにするのか、お守り程度に考えるのかでだいぶ事情が変わってくる様子。

これも「がん保険のCMは脅し過ぎ」と見出しまで作って書かれているので、だいぶ攻めてるなー!と思う反面、当事者や家族としては、誰が何というかというよりも、まず自分のライフスタイルや考え方をきちんと定めてから読むとすごく参考になる部分が多いのではないかと思いました。

なんでもそうですが、リアルタイムで何かが現在進行形でザワザワしているときには、人間って冷静な判断ができなくなるものですしね。まずは、「がんに備える」という観点から、お金の問題をきちんと整理しておくという意味で、この本はすごく役に立つと思います。

長寿時代の資産形成に保険は必要なのか?

わからないことだらけの保険の世界。私も結婚したときに夫といろいろ話し合ったのですが、これからの資産形成をどうするか考えるうえで、保険は上手に使うと非常に安心感があることも事実です。ただ、個人年金保険、学資保険、終身保険、変額保険、外貨建て保険、ほかにも最近はNISAとか国債などもいろんな商品が出ていて、どれがどれで、なにがなんだかわけがわからない状態なのですが、ひとつひとつの商品別の利点・難点がきちんと書かれていたこともすごく勉強になりました。

これから保険の契約をしようと考えている場合にも、ほかのラインとの比較や平行など、いろいろ検討できるという意味でもすごくいいと思います。

よくわからないFPよりも頼りになる一冊

世の中にはいろんな情報商材屋さんがいらっしゃいますが、けっこう身近なイベントや会合でちょいちょい出会うようになったのがファイナンシャルプランナー(FP)の方々です。私は直接自分のことを相談したことはないのですが、すごく話が上手だなぁという印象の人が多いです。話術のプロ。

マスメディアでの露出が多く、認知度が高いFPでも、保険代理店業務で稼いでいることは珍しくありません。独立系ではなく、「販売系FB」とでも呼ぶ方がふさわしいのです。


第五章 結局、「保険」をどうすればいいの?|『いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」』講談社α新書より

こっわ。なんかそうだと思っていたけどさー、な瞬間でした。「ぼくは○○の会社のものじゃない中立な立場ですから~」には、ちゃんとマージンが入るシステムなわけだし、やっぱり、自分でちゃんと考えて、探して、選んで、契約という当たり前の手順をふまないとなかなかいい商品には出会えそうにないなぁとも改めて感じたのです。

保険は、高い買い物ですから。しっかり自分でも勉強を続けないとなと思いました。個人的には民間の保険がゼッタイだめともぜんぜん思っていないんですけれどもね。実際、夫が個室しかない某有名な入院したら、健康保険適用外の差額ベッド代1泊7万円の請求に腰をぬかしそうになったりしたこともあるわけで、そのときなんかは民間の保険に入っていたおかげですくわれた!という経験もしてますし…。本当に備えは大事だということを身をもって実感したこともあるのです。

こういう大事なことを、もっと小学校くらいから先生たちは真剣に教えておいてくれよーう!と思ったりもするんですけれども、なかなか変わりゆく時代を生き抜くためには、日々勉強するしかないのですねぇ。まだまだ知らぬことがいっぱい。

ほかにも<本を読まなきゃ / BOOK>では、ビジネス書から小説、脚本まで幅広く様々なジャンルをご紹介しています。また読みたいなと思えるお気に入りの本ばかり。ぜひチェックしてみてくださいね。

健康関連については<健康がいちばん / HEALTHCARE>で、 人間ドックや実際に受けた治療なども書いてます。おでかけばかりする元気な毎日の根底は、健康な生活にアリ。