日本列島のほぼ中心!岐阜県の大垣市。先月、ふとでかける機会に恵まれまして、新幹線のなかで何食べようかとウィキりながら、地下水が豊富で「水の都」として栄えてきたという表層的な情報を仕入れて到着。
ちょうど水道週間中だったみたいで、改札でたところに「水を大切にしよう」というという大弾幕までかけられている(笑)すごい。
水への意識がチョウ高い大垣市にある、老舗の和菓子屋さん <金蝶園総本家> の美味しいおやつタイムをご紹介したいと思います。
水の都・大垣の夏の風物詩「水まんじゅう」
大垣駅南口からまっすぐ伸びている大きな通りを歩いて1分!創業から実に220年を超える歴史を誇る<金蝶園>という和菓子屋さんがあります。
この日は、絶賛「大垣まつり」も開催されていて、なんかすごい人出でびっくりしたんですけれども、入口で涼し気に売られていたこのおまんじゅうが気になって、お店の中でイートインすることにしました。
店内にはテーブルが3つあって、お会計を済ませると、番号順に呼んでもらえます。席数少ない!と思ったけれども、長居するお客さんもいなくって、回転もよくすぐに番号を呼ばれました。
まもなく出て来たのが、こちら。良質で豊富な大垣の地下水を使って、明治時代に開発されたという「水まんじゅう」と冷たいお抹茶のセットです。販売期間は、4月下旬~9月下旬。
水まんじゅうとは、冷たい地下水に漬けて冷やすよう、葛に水に強いわらび粉を混ぜ、柔らかく炊き上げた生地を陶器のお猪口に流して固めたものです。
金蝶園総本家| http://www.kinchouen.co.jp/season/index.html
つるんとした食感とあっさり目な味わいの餡子が絶妙。暑い夏の日にぴったりなおやつです。自宅用にたくさん買って帰りたかったけれど、日持ちが2日とのこと。こういうものは、お店でちょこっと静かにいただくからいいのかもしれませんね。
今度デパートとかで岐阜県の催事するときには、水まんじゅうをチェックしないと。一瞬で大ファンになりました。美味しかった。
今回ご紹介したのは<金蝶園総本家>の水まんじゅうです。
住所:岐阜県大垣市高屋町1-17
夏限定の水まんじゅうのほかにも、餡を酒元種につつんだ金蝶園饅頭というのが通年を通して販売されている代表銘菓だそう。
金蝶園総本家 まんじゅう 寛政10年創業 金蝶園総本家の金蝶園饅頭(10個入) ギフト プレゼント 御礼 お礼 誕生日 御祝い お祝 贈答品 内祝
楽天でも購入できるので、夏の贈りものにもよさそうですね。和菓子の老舗というと京都!というイメージを強く勝手に感じていたのですが、お隣の岐阜県がレベル高くてびっくりしました。
金蝶園総本家 大垣駅前本店 (和菓子 / 大垣駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
金蝶園総本家と金蝶園総本店の違いって?
大垣にはこの金蝶園総本家のほかに、金蝶園総本店というのもあるようです。公式サイトも運営元もぜんぜん違うし、のれん分けとも一言も書かれていない…!
ただどちらも、美濃大垣藩の小原鉄心に金蝶饅頭を献上したということで、その名が店名になっているようです。
似ているといえば、大垣駅の北口には、アクアウォークという、海老なのビナウォーク的なそっくり施設もありました。ちょっと見てみたかったけれども…。大混雑してて、入口で退散。大垣まつりの集客威力に、吹き飛ばされそうになりました。
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