今年も人間ドックが無事に終わりました。おおかたの結果はもう先生から教えてもらって、大きな問題はないということだったので、ひとまずホッとしています。今年一番の大仕事を終えた気分。
胃カメラの検査予約が3か月待ちとか言われた時は、どうなることやらと思ったんですが、はじめて利用したアムス丸の内パレスビルクリニックがとてもよかったのでご紹介したいと思います。
水曜午後はレディースデー!医師も看護士も患者も徹底的に女性だけ
今回、胃カメラの予約の関係はもちろんあったんですが、アムス丸の内パレスビルクリニックにした一番の理由は、レディースデーという医師も看護士もスタッフも患者も、女性だけの日があったためです。
特に婦人科系のこととかって、男性の医師には話にくいこと多いですよね。乳がんのセルフチェックも、正直自分ではよくわからないという人も多いかと思います。エコーがいいのか、マンモがいいのか、そういう細かいチョイスも含めて、問診の段階から女性に相談できるのがいいなと思いました。
■リラックスして検査を受けられる
実際に検査を受けに行ってみて思ったのは、まわりが全部女性だと、検査がはじまる前から、待ち時間から、リラックス度合いがかなり大きいというメリットを感じることができました。
受診するときの検査着も、肌触りがよくって、生地がしっかりしているから、そんなに透け感はないものの、それだって男性がいる待合室をこの格好でウロチョロせねばならないのは、やはりストレスですよね。でもレディースデーの午後なら女性だけなので、上のベストを着ていない患者さんもいたりするくらい。みんなすごく穏やかに検査を待っていられる環境が整っていてすごくよかったです。
■女性特有の疾患や心電図検査も安心
検査を担当してくれる医師が女性であるということはもちろんですが、介助や説明をしてくれる看護士、スタッフまで徹底して女性だったこともすごくよかったです。女性特有の疾患を検査する乳房X線検査(マンモグラフィ検査)や乳房超音波検査、子宮・卵巣MRI検査は、けっこう気を使って女性医師を配置している病院も多いのですが、地味に心電図をとる時とかも結構上半身が見えていたりするのに、その空間に男性の先生やスタッフがいるのは、少なからず抵抗感があります。
待合室のみならず、検査の最中まで、ずっと女性が対応してくれるクリニックは、はじめてだったのですが、これは本当にいいサービスだなと思いました。
緊張の胃カメラは、局所麻酔&口からだけ。でも結構ラクだった!
私は胃カメラを全身麻酔で眠っちゃっている間にやってもらうタイプの検査しか受けたことがなかったので、局所麻酔だけで受けるのは今回が初めてでした。ここが、自分的にうっかり見落としたポイントで、事前に送られてきた問診票や資料のなかに、麻酔の同意書が入っていなくて、自分の確認モレに気が付いたのです。
当日、クリニックでも有料でもいいから麻酔してくれないのか聞いてみたのですが、そもそも全身麻酔の検査自体を行っていない方針なのだそう。ちなみに口からの胃カメラが、追うと反応などがひどくてNGな人は、鼻からという選択肢もあるそうですが、アムス丸の内パレスビルクリニックではやっていません。なので、全身麻酔か鼻からの胃カメラがイイと思って探している人は、ほかの病院にしたほうがいいと思います。
■ゼリータイプの麻酔薬のあとスプレーを吹きかけて胃カメラ開始
最初にスタッフの人から、喉の奥にゼリータイプの麻酔薬をのどの奥に流し込んでもらいました。「ゴックンって飲みこまないで3分間、喉のところに溜めておいてくださいね」とすごく高度な要求をされて、なんなんだそれ?という気分だったのですが、実際口に入れられたら苦くてびっくりしました。でもこの麻酔薬をうまく喉の奥に溜めておくことができると、検査の苦しさがだいぶ軽減されるのだそう。幸い私もなんとか飲み込むのを我慢しながら、予定時間を迎えることができました。
ベッドに横になって、先生にシュッシュと、スプレータイプの麻酔薬を吹きかけられて、マウスピースをくわえたら検査開始です。
■痛いけれど船酔いよりはマシ
はじめて全身麻酔ナシで受けた胃カメラですが、みんなに心配されていたほどの嘔吐反応もなく済みました。まぁ、管が喉にはいって、検査の10分か15分くらいの間、ずっとぶつかっているような感覚なので、気持ちが悪いとかっていうよりも、私の場合喉が痛い感じがずっと続いていました。
気分もイイものではないのですが、どっちかというと、船酔いが辛いタイプなので、めちゃくちゃ波が高い日に1時間くらい船に乗らねばならないような事態と比べたら胃カメラのほうが全然マシ。それでも空気を入れている間「げっぷは我慢してくださいね」とか、「大きく吸ってー、吐いてー」とか、相当気分が悪いなか(しかも、検査中は自分はしゃべれない)いろいろ指示されて、辛くても辛いと言えない辛さもあり、これだったらやっぱり全身麻酔のほうがラクだ!と改めて思ったりもしました。
よだれはダラダラでるし、髪は乱れるし、ひどい有様ではありましたが、ここでも先生やスタッフが女性ばかりで精神的なストレスはだいぶ緩和され、そこも良かったと思います。
■回復時間は断然早かった
全身麻酔よりも、体への負担が局所麻酔のほうが圧倒的に少なく、当たり前なんだけれども仮眠して回復時間をとる必要がないので、検査時間自体が短くて済んだ点はメリットに感じました。朝から何も食べてないだけでフラフラして死にそうだったし。
館内には無料の自販機もあるので、胃カメラの検査が終わって口の中の麻酔が取れてからは、コーンスープ飲んだりしながら検査待ち時間を潰すことができた点もよかったです。
悩み多き女性のミカタ! 館内には雑誌もマンガも充実。スマホ持ち運びもOK
待合室は二重橋側に面していて、窓からは皇居の景色も見えます。女性専用日ということでさぞかし激混みかと思いきや、そうでもなかったし。移動時にはビニールのバッグも貸し出ししてくれて、スマホでメールチェックしたりもできました。働く女性の気持ちをわかってるクリニックですねぇ。時間を有効に利用できてイイなと思いました。
あとは、雑誌のラインアップがすごく充実していて、復活した天然生活を熟読してしまいました。やっぱり人間、手作りのものを食べないとな!というお料理のやる気も出ました。
相変わらず血圧が80にすら届かず3回も測り直しされたり、肺活量も平均値がでず「もう一度やってみましょうか」とリトライした結果「一発目が最高記録でしたね」で終えるというむなしさあふれる検査もありましたが、しっかりご飯を食べて、今後も無駄すぎるアスリート体系を維持していきたいと思います。
みなさんも、オオゴトになる前に、病院で定期的な検査を受けてくださいね。
私が今年人間ドックを受けたクリニックは大手町にある「アムス丸の内パレスビルクリニック」です。
住所:東京都千代田区丸の内1丁目1−1 パレスビル 4F
TEL:03-3211-1171
東京メトロ千代田線・東西線・半蔵門線・丸ノ内線・都営三田線「大手町駅」C13b出口より直結です。私が受診した、水曜日午後のレディースデーの人間ドックは、今のところ2020年3月末までの期間限定らしいので気になる方はお早めに。ただ来年の予約もとれるようなことを言っていたので、もしかしかた評判よくって継続するのかもしれません。詳しくは直接病院へ聞いてみてください。
*今回の受診の体験は私の個人的な感想です。
「健康がいちばん / HEALTHCARE」では、 健康オタクな私の日々の医療系の体験談をまとめていきます。おでかけばかりする元気な毎日の根底は、健康な生活にアリ。 ぜひチェックしてみてくださいね。
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