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【明治おいしい牛乳の工場見学】この春、明治おいしい牛乳がもっとおいしくなるんだって!

栃木県宇都宮市にある明治おいしい牛乳の工場

東京から新幹線に乗っておよそ1時間。宇都宮にやってきました。この日はESSEの取材で明治おいしい牛乳の工場見学に連れてってもらったよ。

いつもの明治おいしい牛乳、パッケージがキャップタイプに変わっていて、使いやすくなったなーと思っていました。でもでも、変わったのは見た目だけじゃなかった!まるまる3時間、実際に工場へでかけて見てきたもの、聞いてきた話、感じたことなどをドドンとご紹介したいと思います。おいしい牛乳ファン必見です。

2018年3月末から明治おいしい牛乳が変わるんだって!


明治おいしい牛乳はキャップ付きの新しい容器に変わっています。それに加えて、実はこの春、中身もまるごとリニューアルするんだって!気になるポイントを真相を工場の方に直接うかがってきました。

●明治の特許技術!ナチュラルテイスト製法って?!


まずは座学で工場の方々から直接明治おいしい牛乳がどうしておいしいのかについてを詳しく教えてもらったよ。そのなかでも特に興味深かったのが、牛乳の殺菌方法。

牛乳の製造方法って、よく耳にする「低温殺菌」くらいしか理解できていなかったのですが、明治では生乳のなかに含まれている酸素を追い出した状態で加熱殺菌するという『ナチュラルテイスト製法』というつくり方で明治おいしい牛乳を製造しているんだそう。

▲ナチュラルテイスト製法イメージ

酸素を追い出しておくことで、牛乳本来のコクや甘み、自然本来の香りを守ることができるんだって。よくいう、熱をいれたことによる牛乳臭さや味の劣化を減らす効果があるらしいよ。
牛乳の作り方そのものに違いがあったなんて全然知らなかった…!このナチュラルテイスト製法は明治だけの特許技術だそう。すごいね!

ナチュラルテイスト製法が更にパワーアップ


栃木県にある酪農業者から集乳してきたミルクたちは大きなトラックで明治の工場へ運ばれてきます。で、ポンプで吸い上げられて工場のなかへ。このとき、生乳のサンプルを取り出すそうなのですが、それから先はほとんど空気に触れないようなルートをたどっていくんだって。酸素による劣化を最小限に留める工夫がなされているんだね!

●おいしさを保つ新容器にもご注目


春から登場する新パッケージのデザインはこんな感じ。いろいろ詳しく説明してもらったからか、ついつい赤い「もっと」と「ナチュラルテイスト製法」の部分へ目が行っちゃう私です!

注ぎ口がキャップになっているので、今までのゲーブル型(一般的な屋根の形した手であけるタイプの牛乳パック)より冷蔵庫で保管するとき、開封後の空気劣化を抑えることができるんです。キャップは蓋をはずした状態でこのまま捨てることができるというのもポイント。

実際に工場の方に教えてもらいながら牛乳パックをつぶしてみたのですが、とっても簡単。ハサミなしで、指でびりびりと簡単に解体していくことができました。

明治おいしい牛乳工場の生産ラインへGO!


さーて、ナチュラルテイスト製法をはじめ、おいしさにこだわった明治のピカピカの工場見学。ここからはかなり浮かれながら楽しんでいる様子とあわせてお伝えしていくよ。帽子に専用ウエア、ゴーグルをつけて、シューズカバーを持って、いざ。

●30秒の手洗いをして見学スタート


このタイマーすごくない?手をかざすだけで、30秒のカウントダウンがはじまるんだよ。まずは入口でしっかり手洗いをして工場の中へ潜入です。

●厳重な品質管理

工場のなかは、品質を徹底するための厳重なロックが印象的でした。しっかりアルコール消毒しないと開かない扉、反対側のドアが確実に締まってからでないと開かない扉、迷子になったら二度と脱出できなさそうな仕組みがいっぱい。

私たちも落し物は絶対にNGということで、アクセサリーもろもろ全部外してお邪魔したのですが、工場の方の制服はもっと重装備でボタンなどが絶対に落ちない工夫がされていてびっくりしました。

なかでも、牛乳をパックにつめる「充てん室」では、HACCP(ハサップ)という世界トップクラスの食品安全衛生管理システムを導入しているんだそう。専用の無塵ウエアを着用して作業されているんですって。

●わくわくする生産ラインの様子も間近で!


これは印刷された日付の位置がずれたりしていないかをセンサーで読み取って確認している様子。もう中にはちゃーんと牛乳が入っているんですよ。お行儀よく並んで出てくる明治おいしい牛乳の様子に、テンションがあがる瞬間です。

新しい容器の肝でもあるキャップがネジを瞬時にしめていく様子も。ロボットならではのスピード作業に目が釘付けになりました。

こうして箱詰めされた愛すべき明治おいしい牛乳たちが、12本ずつ箱詰めされて工場を出発し、お店の棚へと並んで、わが家へやってくるのです。

いってらっしゃい。また会おう(笑)

明治おいしい牛乳の工場見学で思ったこと…

●知られざる生乳王国…、栃木県


牛乳って北海道でつくられているものだとばかり思っていたのですが、明治おいしい牛乳は栃木県でも作られているというのは、今回の見学にうかがってはじめて知ったことのひとつでした。私が生まれるよりもはるか昔から牛乳づくりをはじめていた明治。この宇都宮の地に工場ができたのは1961年のこと。思っていたよりずっと歴史が深いんだ!

●キャップ付きの牛乳パックはすごくいい


今回、明治から登場している、キャップ付きの牛乳の新しい容器。あれ本当にいいですよ。実際、ヨーロッパではキャップタイプの牛乳パックが、スーパーで当たり前のように並んでいます。チーズやバターが大好きな本場の人たちが普通の暮らしの中で飲んでいる牛乳の容器は、とっくの昔からキャップ付き。(なぜ、日本は先進国のはずなのに三角屋根のパックを指でやぶいているのか謎でした…!)

だから今回、明治からキャップ付きの新しい容器がでたときは、人知れず近所のローソンでテンションをあげていたんだ。みなさんもぜひ実際に使ってみてください。使い勝手だけでなく、おいしさが本当にそのまま長く楽しめるんで、早く日本でも主流になって浸透するといいなと思っています。ちょっと見慣れないビジュアルに初めはびっくりするかもですが、使ってみればその良さに納得できるよ!

おいしい牛乳は日々の暮らしをよくする!


明治おいしい牛乳のおいしさの秘密がいっぱい詰まったあっという間の3時間でした。我が家は夫と2人暮らしですが、実は、2日に1回くらいは牛乳を買うほどのヘビーユーザー。「さぞかし牛乳が大好きでごくごく飲んでいるんでしょーね!」と思われるのですが、朝、コーヒーに牛乳をいれたり、パンを焼くときのお水を全部牛乳にして使っていたり、クリーム系のスープに牛乳を使っていたり、ヨーグルティアで好きなヨーグルトを増やすときにも牛乳いっぱい使うし…。そのまま飲んでいるというよりも、食生活に牛乳が自然に溶け込んでいる感じ。

で、私が明治のおいしい牛乳を愛飲している理由はまさに、ここにあるんですけれど、牛乳本来の自然な甘さがとてもしっかりしているので、コーヒーでもパンでもヨーグルトでも砂糖の量を減らせるところに最大のメリットを感じているんです。自分でつくったいい加減なお料理も、香りが際立つだけでリッチな気分になったりもするしね。

ちょっと値段がはったとしても、ちょっとイイ牛乳にこだわるだけで、毎日のなんでもないひとときが、ちょっと幸せなものに変わるのです。そんな生活に寄り添う明治のおいしい牛乳の裏側を見ることができて、今回の工場見学はとてもワクワクするひとときになりました。

【INFO】

今回ご紹介したスポットは「栃木明治牛乳おいしい牛乳ファクトリー」です。

入口に大きな牛の像がいます。今回は 特別に見学させていただきました!

ESSE(エッセ) 2018年 5月号

今、発売中ESSE5月号(優香さんが表紙だよ♡)に、工場見学の様子がもっと詳しく掲載されています。見開き2ページくらいで小学生みたいなハイテンションで楽しんでいる様子がみれますので、よかったらチェックしてみてくださいね。

素人目線のジェネラルな質問にも丁寧に答えてくださった明治おいしい牛乳の工場の皆様、連れてってくださった扶桑社の皆様、貴重な機会をどうもありがとうございました!

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