朝のお散歩が大好きです。どこの街にいても、天気が良かったらできるだけ周りを歩く時間を作っています。観光とかじゃなくって、なんか普通の生活している人たちの朝に出会えるから好きなのです。
ある日のカリフォルニアにて。いつもの感じでフラっと出歩いていたら、ごそごそと視線を感じます。霊感とかないのに…、おかしいな。
むむ…!木のところに、何やら物陰が!
うお!すっげー目が合った。君は私がカメラを持っていたことを知っていたのかい?!あぁ、こんなとき、動物とおしゃべりできたらさぞかし楽しいのにな!
めちゃめちゃ見られているわけだ♪
それにしてもかわいいでしょ。町を歩いているだけで、リアル動物園なカリフォルニア。
ハンティントンライブラリーのお庭を歩いていた時も、私が歩く速さに合わせてカサコソ、カサコソ。立ち止まると、向こうも止まる。結局これも犯人はリスくんだったんだけれど、前後に人が誰もいないし、ひとりだったのでちょっとドキドキしました。
広~いお庭を転げまわるリスくん。君のお庭はマリー・アントワネットのお庭より広いよ。これは間違いなく世界一だよ!って教えてあげたい。何も知らずに転げまわる様子を遠くから見ていました。
カルテックのキャンパスの中にも、お食事中のリスくんが。君のカフェテリアも素敵だね♡
こんなことってあるの?って都内に住んでいる者からすると本当にびっくりするくらい、カリフォルニア州は町全体がリアル動物園でした。自然が多い町っていいなーと感じます。
さて、本の話です。最近話題になっている「ざんねんないきもの辞典」を読んでいた時のこと。
シマリスのしっぽはかんたんに切れるが、再生はしない
引用:「ざんねんないきもの辞典」高橋書店 第四章ざんねんな能力より
「えー!」ですよね。あの立派なしっぽって、トカゲと同じ発想の防御方法をとるらしく、カンタンにとれてしまうんだそうです。そんなリス、みたことないけれど、しっぽがなかったら、リスって認識できないかもしれないなーともふと思ったのでした。
達者に暮らせよ。しっぽを大切にね♪
今回ご紹介した本は「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典」です。
おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典
リス以外の動物もいっぱい載っているよ。パンダやゴリラ、ウシやワニといったメジャーな動物からちょっとマニアックな生き物まで。大人でもじっくり読み入っちゃう一冊です。漢字にはふりがなもふってあるので、チビッコにもいいかもね。普通の図鑑とか一味違った角度からの興味をひかれますよ。