フランスの西側、ドイツとの国境沿いにあるストラスブールの町は素敵だよ。木組みの建物がずらりと軒を連ねます。田舎っぽいほのぼのとした時間が流れてはいますが、欧州議会の本会議場もあるそう。正面左側にある建物が今回訪問したレストラン「Maison des Tanneurs(メゾン・ド・タヌール)」です。
冬場はいつもこんな感じ。基本寒いし、どよんとしたネガティブなお天気が続く街です。ブランド街があるわけでもなく、豪華なお城があるわけでもなく、日本人が観光で訪れて「フランスっぽ~い!」はなかなか感じにくいかもしれませんが、静かでとても落ち着いている街です。パリとミュンヘンを繋ぐ高速鉄道でくることのが一番早いかなと思います。
通されたのは、窓際のお席でした。ゆっくり流れるイル川を眺めながらのランチ。平日ということもあって、予約とかして行かなかったんですが、スムーズに入れました。
場所柄、やっぱり味つけや使っている食材の雰囲気はドイツっぽさがあるけれど、味はフランスクオリティ。どれも最高に美味しいです。そして店員さんの対応もとてもあたたかくってよかったよ。フランスの良さって、パリの高飛車な感じだけだとわからないことが多いな~ってこういう田舎町にくると感じさせられることが多いです。
あまり英語がスムーズに通じる感じではありませんが、それでも食事も会話も楽しいひととき。
お肉だけでなく、お野菜もしっかりとれるので、旅の途中にはうれしかったです。奥にある黄緑色の足のグラスがこの辺の地域のアルザスワインを飲むときの専用グラス。
アルザスのボトルは、細いのが特徴です。せっかくなのでグランクリュをボトルで頼んでしまって、いい感じに酔っちゃいました。幸せ♡
人生の楽しさは、この幸せを感じる瞬間にすべて凝縮されているような気がします。ほっこりできるストラスブールの旧市街にある美味しいレストランでした。
また来よー!
今回ご紹介したお店は、アルザスの中央駅から徒歩10分ほどの場所。旧市街の中心にある「Maison des Tanneurs(メゾン・ド・タヌール)」です。
住所:42 rue du Bain aux Plantes, 67000, Strasbourg, France
電話:+33 3 88 32 79 70
予約はできそうだったので、もし週末とかだったら先に確認しておかれることをおすすめします。
公式サイト:http://maison-des-tanneurs.com/
Maison des Tanneurs (フレンチ / ストラスブール)
昼総合点★★★★☆ 4.0