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小田真規子先生直伝【手作り寒仕込み味噌】3か月目:容器の白カビと熟成具合

長野県にある「オレンジページ畑」で育った大豆と「信州ファーム荻原」の農薬不使用米で作られた生米麹、そして旨みが詰まったお塩を減塩で調整して仕込んだ小田真規子先生直伝のお味噌が熟成3か月目を迎えました。月一点検、今月の様子をご紹介します。

消毒用の焼酎とスプーンを手に!月一定例のカビ点検

お味噌は布袋をかぶせて、家の一番暗くて冷える部屋の棚のなかで熟成させてます。

家の一番暗くて熱がこもらなさそうな棚の奥に布袋をかぶせて熟成させてある拙宅の味噌を取り出しました。

◆熟成された大豆の香りが!

蓋をあけたらお味噌と麹のいい香り。

容器の蓋をあけると、熟成された大豆のいい香りにびっくりしました。これはかなり感動。正直、信州とか東北とか、極寒の雪国じゃないとちゃんとお味噌が熟成しないのではないか?と、ちょっと不安だったのですが「うちの味噌、ちゃんと成長している!」とリアルに実感。

◆空気が入った淵からまた白カビが発生

スプーンですくいとって白カビ対策。

しかし、前回、あんなに入念にラップでシールするときに、空気が入らないように丁寧に作業したつもりでしたが、やっぱりこの淵のところって、難しい…。

白カビは焼酎で消毒したスプーンで処理。

またしても、同じような場所に、同じような種類の白カビがうっすらはりついています。もう慣れたもので、ビビることもなく、焼酎を吹きかけたきれいなスプーンで白カビをすくいとる作業をテキパキすすめていきます。

カビ取り&消毒作業の様子

仕上げにまたすくった部分を平らにならして、これでOK!容器の側面についたお味噌も、焼酎で湿らせたキッチンペーパーで綺麗にふき取りました。

◆お味噌の褐色具合がだいぶ濃くなった気がする

手作り味噌3か月目の点検日です!

これで、ばっちり。

カビ取り作業を終えたら、今回も、真ん中から丁寧にラップでシールです。

ラップは丁寧に。重石はいりません。

今度こそ空気が入りませんようにと願いをかけながら、お味噌の中心から外側に向かって、密閉していきます。ラップがちょっとでも浮いてしまうと、またカビがついてしまうので入念に。

だいぶ色が濃くなった。

なんか、ラップ越しにさわってて思ったのですが、仕込んだときよりも、お味噌のやわらかさを感じる。そして、色もだいぶ濃くなってきた気がしました。

熟成期間も、あと半分!秋の完成が待ち遠しいです

手作り味噌3か月目。

蓋を閉めて、また戸棚の奥へ。今月で3か月目なので、だいぶ手際よくできるようになりました。これで一応目安とされる半年の熟成の折り返しまできたことになります。

手前味噌とはいえ、手間暇かけてがんばった分、今からすごく楽しみです。夫に「その味噌で、最初に何作るの?」と聞かれて、とっさに「味噌汁でしょ!」と答えたものの、なんか、今から味噌料理のレシピをいろいろ勉強しておかなきゃ!という気分になってきました。ちょっと気が早いかな。数分の作業でしたが、大豆と麹の熟成された味噌の香りですでに超しあわせ♡

小田真規子先生の味噌仕込み教室の様子はこちら

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材料や道具のことなど、とても丁寧に教えてくださったので、完全初心者でしたが本格的な寒仕込み味噌づくりを体験できました。

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ほかにも<カラダにやさしい料理 / COOKING>では、毎日のお料理日記のほか、有名な先生の料理教室へ参加した体験レポートなどをご紹介してます。