彦根駅からタクシーに乗って、彦根城・表門橋まで5分。そこから先は車が入れないので、天守閣まで徒歩です。
彦根城博物館のわきを経て、表門山道を歩きながら、まだ半分も登っていないのにも関わらず、どんどん体力を消費。あぁ、昔の道って、どうしてこんなに歩きにくいんだ。
そんな時に目の前に赤い傘が見えました。お抹茶500円!蜃気楼かと思った。
今回は彦根城の敷地内、時報鐘のすぐ横にある<聽鐘庵(チョウショウアン)>という情緒あふれる喫茶スポットをご紹介します。
鐘の音を聞きながら一服!
すごくこじんまりとしたお茶席。窓からは、静かな彦根の景色が見えます。ここ、「時報鐘」のすぐ隣なので、鐘の音色がよく聞こえるんですよ。聽鐘庵(チョウショウアン)というお店の名前も素敵。
朝の6時、9時、12時、15時、18時の1日に5回、江戸時代からずーっと鐘を鳴らして、このお城の時間を刻んできたのだそう。さっきまで「暑い!」、「疲れた!」、「もうダメだ」とネガティブなコメントをしながらフラフラでしたが、こういう場所にくるとスッと背筋が伸びます!
お抹茶についているお茶請けが井伊家の家紋でもある「たちばな」にちなんだものだそうで、すごく風情があって、思いがけず素敵なひとときを過ごすことができました。
ひこにゃんの登場時間やガイドブックも!
そうそう、この<聽鐘庵(チョウショウアン)>には、彦根城にいるゆるきゃら「ひこにゃん」の登場時間や彦根観光の情報がいろいろ載っているガイドブックとかも置いてありました。
ひこにゃんの雅な歩みは、必見です!お茶しながら「このあとどうしよっかー?」の計画を立てるのにもいいかもしれませんね。それでは、私はこのあと天守閣への道のりがあるので、この辺で。またすごく険しくて途中であきらめそうになった話は、また今度。お楽しみに。
今回ご紹介したのは、彦根城のなかにある< 聽鐘庵(チョウショウアン)> です。
住所:滋賀県彦根市金亀町1 1
ここに来るまでに別途、彦根城の入場料が必要です。
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