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冬の絶景「ロウアー滝」の氷瀑に出合える!ジョンストン渓谷のアイスウォーク

カナディアンロッキーの大自然を思いっきり体感しませんか?冬は凍てつくほどの厳しい寒さですが、出かけた先には心を動かされる感動の絶景が待っています!

冬のバンフおすすめ観光!ジョンストン渓谷

雪景色がキレイなカナダ・バンフの街並み。

旅の拠点は、カナダ第五の都市・カルガリーから車で3時間走った場所にあるバンフ(Banff)の街。

アルバータ州に属しているカナディアンロッキー山脈の観光の中心地です。冬はスキーリゾートとして人気が高く、温泉もあるので保養地としても人気。子どもからお年寄りまで、幅広い世代の人が世界中から集まってきます。

凍てつく寒さのバンフ。カナディアンロッキーの観光の拠点です!

(参考:新渡戸稲造やマリリン・モンローにもゆかりのバンフスプリングスホテル

今回ご紹介するジョンストン渓谷は、バンフ国立公園で一番人気のハイキングコースです。片道30分くらいのアイスウォーキングで初心者でも気軽に楽しめると評判なんですよ。

ジョンストン渓谷でアイスウォーク!服装の注意点は?

ジョンストン渓谷のアイスウォークへでかけよう!

冬はマイナス20℃以上も冷え込むことも普通に起こりえるカナディアンロッキー。海に囲まれた日本とは違って、湿度も低く、ものすごいレベルで乾燥しています。そんな場所に出かけるときの服装って何をどう防寒すればいいのやら…。

■風対策を重視!服装はスキーウエアが一番いい

晴れていても超寒い!カナディアンロッキーの寒さ対策とは?

寒さもやばいんですが、風が吹くと体感温度がグンと下がります。風よけ対策が結構大事です。

服装はスキーウエアがおすすめ。帽子や耳当て、手袋も必須です。

私が出かけた日はめちゃくちゃ天気が良かったのですが、風が吹くと雪が舞いあがったりしてやっぱり強烈に冷たさを感じます。なので、一番いいのは、下着を重ね着して薄手のダウンの上にスキーウエア。ちなみに寒がりな私はおなかと背中にホッカイロを2枚も貼ってでかけました。目元もゴーグル必須。この日はすごく晴れてて雪が太陽に反射すると眩しいのでサングラスもしました。全体的に変なかっこうだけど、もう見た目の話はしてられないレベルの環境なんです…。

■ボトムスも防寒・撥水加工があるとベスト

下はレギンスの上にユニクロのパジャマみたいなパンツを重ねてはいて、その上からumbroの防寒・撥水加工が施されたボトムスを履いていきました。中綿も入っていて着心地もいいです。万が一、転んだりしたときに、氷の上だとスキー場以上にダメージくらいそうじゃん…。念を入れた甲斐もあり、ぜんぜん寒くなかった。

■足元はスノーブーツに更に滑り止めも!

ゴム製の滑り止めが必須。氷のうえでは滑りやすいので転ばないように!

ソールがゴツゴツしているスノーブーツですが、そこに現地のスタッフに貸してもらったこんな感じのゴムの滑り止めを付けました。氷の上で終始ペンギン歩きだった私も、これを付けたらようやく普通に歩けるようになった。個人ででかけるときは、この滑り止め、あったほうがいいですよ。

ブーツに滑り止めを取り付けたらジョンストン渓谷のハイキングスタート!

滑り止めを取り付ける、ほんのちょっとの間、スキー用のグローブを外しただけでも、指がちぎれるかと思うくらい冷たくなりました。

カナディアンロッキーの冬は油断も隙もありませんねぇ。楽しいウォーキングをするためにも、事前の備えをしっかりしていく必要があります。

大感動!迫力あふれる「ロウアー滝」の氷瀑

ジョンストンキャニオンの地図。安心の日本人ガイドさんの案内。

入口にはこんな感じで地図があります。私が目指すのは駐車場から歩いて30分ほどのロウアー滝(Lower Falls)」です。その先にある「アッパー滝(Upper Falls)」まで行くと、片道でだいたい1時間かかるそう。

ジョンストン・キャニオンの駐車場にはきれいな水洗トイレもありますが、その先からは山小屋みたいな場所しかないそう。

キャットウォークの細い道が続きます!ジョンストンキャニオンのアイスウォークの様子をブログでご紹介中。

道はこんな感じの細いキャットウォークを歩いていきます。しかしところどころ完全に凍り付いている場所もあるので、転ばないように注意。

大自然が織りなす迫力満点の景色に一瞬も目が離せません。

場所によってはキャットウォーク自体が崖に設置されていることも。これはかなりスリリングな体験になりました。

突如そびえる巨大な氷河。

冬は、歩くごとに隆起した山脈を覆う雪がさまざまな表情を見せていて、本当に飽きることがありません。

氷壁のなかの氷河にも圧倒されます。

巨大な氷壁に息をのむ場面も。

巨大なツララも。こんな景色をアイスウォークしながら見ることができるなんて、おもしろすぎる。

なかなか見かけないレベルの巨大なツララは、この場所の過酷さを物語るかのようです。

■自然が織りなす絶景!間近でみる氷瀑に大感動

目の前に現れたのは凍り付いた「ロウアー滝(Lower Falls)」。

そして、本当に真面目に30分歩き続けて氷瀑と化した「ロウアー滝(Lower Falls)」に到着しました。

ローワー・フォールズ Lower Fallsはトンネルをくぐってみて。

「ロウアー滝(Lower Falls)」の奥の洞窟にも入ってみることに。この洞窟のなかは2~3人程度の大人しか入ることができないので、誰かでてきたら入る…という暗黙のルールがあるようです。

ローワー・フォールズ Lower Fallsのトンネルは暗くて冬はめちゃくちゃ滑ります。大人2~3人程度しか入れない狭さ。

しかも、内部は真っ暗で、めちゃめちゃ滑る。

ローワー・フォールズ Lower Fallsの滝の先で見た景色にもご注目。

でも洞窟の先に出ると…

目の前に広がる迫力満点の氷瀑「ローワー・フォールズ Lower Falls」

目の前に凍ったロウアー滝が。カナディアンロッキーの大自然が織りなす迫力満点の絶景に、今までの人生で味わったことがないレベルの感動に包まれました。すごい。こういう自然のパワーを目の前にすると、自分の悩みとは本当にちっぽけなものに思えてきますよね。

何事も聞くのと見るのとじゃ大違い!ここに来るまでの道のりはなかなか大変ではありますが、冬のバンフにきたら、足を延ばしてみるべき観光スポットだと思います。

徒歩30分。渓谷の壁に沿って造られた遊歩道キャットウォークを歩きながら、巨大な氷柱や洞窟、滝などの壮大な冬の絶景もこれでおしまい。ちょうおもしろかった!!

そんなわけで、もと来た道を、また30分かけて駐車場まで引き返しました。

バンフからジョンストン・キャニオンの行き方

■夏ならシャトルバス(冬はNG)

夏は、バンフのダウンタウンから歩いて10分くらいの場所にある「Banff Train Station」からシャトルバスがでています。料金は往復5ドル。先着順です。しかし、冬は運航していないので、自家用車でいくか、タクシー、もしくは現地のオプショナルツアーなどに参加するのがおすすめです。

■日本語ガイド付き!トロコツアーズ

私は日本人が運営している「トロコツアーズ」を利用して、ジョンストン渓谷へ行きました。靴に取り付ける滑り止めも無料でレンタルできたし、なによりスタットレスタイヤを履いてても心配なくらい凍っている道を自分で運転する心配もなかったのでよかったです。

トロコツアーズはこちら

ガイドさんの案内もわかりやすいし、完全少人数制といいつつ、参加者うちだけだったので、とてもフレキシブルに様々対応していただきました。これは超オススメ。これから冬出かける人はぜひチェックしてみてくださいね。

【INFO】

今回ご紹介したのは<ジョンストン・キャニオン(Johnston Canyon Resort)>です。

バンフ国立公園のなかにあるジョンストンクリーク。カナダのロッキー山脈のボウ川の支流です。

場所:Bow Valley Pkwy, Improvement District No. 9, AB T1L 1K

私は午前中にいきました。日が沈んじゃうと暗くて危険度が増すので、できれば明るい時間帯の観光がイイと思います。

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