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グルメに絶景!魅力あふれる世界遺産ルアンパバーン観光情報まとめ

これは、2015年のクリスマスに初めて滞在したときの写真。美しい寺院にはピンクのきれいな花が咲き乱れ、すれ違う人々はみんな笑顔で優しく、すぐにこの街とルアンパバーンに住む方々のことが大好きになりました。

観光情報が極端に少ないから自分で作ったよ!

そろそろ年末の連休に向けて、みなさん旅行の計画を立てられる時期に入ってきたようですね。おすすめスポットを聞かれることが増えてきました。日本が真冬の寒い季節に入るので、私のクリスマスのおすすめはここ数年、ずっとラオスのルアンパバーンです。一番寒い12~2月でも気温が26度前後という、まるで春先のようなポカポカした気候で、心身ともにホッとする空気がながれているのが魅力です。

しかし、はじめて出かけた当時は本当に情報がなく、都内の大きめな本屋さんにいって、アジアの旅行コーナーを探しまくったのですが、なんとか見つけたのが、この「地球の歩き方」だけ。心配性な私は、西麻布の駐日ラオス大使館に電話をかけ「ルアンパバーンの観光情報がほしいんですけどー」と問い合わせたら、「そうなんですよー、地球の歩き方くらいしかなくってですねぇ…」と丁重に残念がられ、唯一「危なくないですから、大丈夫ですよー」となんの足しにもならないアドバイスをいただいて、出発するハメになったんですが、治安が最高にイイというのは正しくドストライクな表現であったことを、現地で実感することになります。

ただ未だに、香港や台北、シンガポールやベトナムなどの旅行情報に比べると、圧倒的に少ないラオスのルアンパバーン。そこで、私なりに自分で旅行に何度か足を運んで知りえた情報をこのページにまとめておくことにしました。過去の分も含めて一覧になるようにどんどん追記して作っていきますので、よかったらこれからお出かけになられる方は、参考になさってみてください。

ルアンパバーンの朝は托鉢をしよう!

敬虔な仏教徒が多いルアンパバーンは、日の出とともに托鉢がはじまります。観光客も実際に托鉢に参加することができます。まんなかでスッピンのまま、必死にうるち米をくばっているのが私です。元僧侶というおもしろい肩書の現地のおにーちゃんと仲良くなって、ガイドブックには載っていないリアルな注意点や僧侶のみなさんが食べたいものなどをアレコレ聞いてきた内容をご紹介しています。

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ルアンパバーンで托鉢をやってみよう!元僧侶きいた注意点とは?!

旧市街の主要観光スポット!プーシー山からの絶景

旧市街のど真ん中に位置するプーシー山。約150mの小高い丘ですが、実際にオフィスワークばかりしている働き者な日本人がいざ登ろうとすると、めちゃくちゃ足腰にくるよ!というプチ登山のリアル体験談です。道のりは舗装されていますが、スニーカーは必須。入場料やプーシーの山の名前の由来など、出かける前に知っておくとちょっと役に立つかもしれない情報を掲載しています。

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ルアンパバーンの絶景スポット!町が一望できるプーシー山に登ろう

旅の疲れを癒す!ラオスのホッコリするマッサージ

マッサージが大好きなので、旧市街のお店にいろいろ入りました。現地伝統のラオマッサージとかルアンパマッサージ。ただ、タイとかベトナムみたいに強烈なインパクトを残すようなマッサージとはぜんぜんタイプが違います。シェムリアップのクメールマッサージが一番似ているかも。体を温めながら、優しくほぐすタイプなので、痛くて強いのが好き!という人には、ぜんぜん物足りないかもしれせんが、値段がちょう安いので、到着した日に、飛行機疲れをとったり、プーシー山に登った日に筋肉痛防止にでかけたり、私はちょこちょこ施術してもらうのにはピッタリだなと思いました。

というわけで、女性にもおすすめのお店を掲載しておきます!

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ルアンパバーンで伝統的なマッサージが受けられる旧市街のおすすめ店

秘境!エメラルドグリーンのクアンシーの滝で泳ごう

滝を目の前にすると「マイナスイオンすごいですねー」とわかったような口を利くタイプではありますが、「ガチで全身マイナスイオンで包まれてます!!」と自信をもって太鼓判を押せるのが、このクアンシーの滝という旧市街からは、約32㎞ほどという郊外(といってもめちゃめちゃ山奥)にあるスポットです。現地のツアーもたくさんありますが、自分でタクシーをチャーターしてでかけたときの金額などと合わせて、12月に水着に着替えてブラジル人と楽しく泳いだという体験談を書き留めておきました。ぜひお出かけの際は、水着持参がおすすめです。シャワーとかないけれど、更衣室的な小屋はあります。

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ルアンパバーンの郊外にある秘境クアンシーの滝(Kuang Si Falls)

メコン川にとける絶景!ルアンパバーンの夕日に出会えるカフェ


これは私のプチ自慢でもあるんですが、この夕日の写真で「堺・アセアンウィーク2017」のフォトコンテストで賞をいただきました。自分では「私の写真なんか…」って思うこともあったんだけれども、イイとかスキって思える一瞬を、ほかの人にもそうだよね!って思ってもらえるのは、とってもうれしかったです。

原風景が今もそのままに残るルアンパバーンですが、12月にこのオレンジ色の光景に出会った場所は、山の上でも川のほとりでもなく、旧市街から徒歩圏内の普通のカフェです。スムージーが美味しかった(笑)しずかに日没時間を待ち、このカットが撮影できました。その場所や待ち時間のアレコレも書いてあります。観光の休憩にもおすすめ。

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【忘れえぬ陽】inラオス・ルアンパバーンにあるメコン川

ルアンパバーンの台所「ポーシー市場」を見学

私がタイでもベトナムでもなく、ラオスが好きな理由のひとつが食事でもあるんですけれど、彼らの食文化は日本と同じくらいとても充実しています。そもそも、朝、道をほうきできれいに履いて掃除している国民を、私は日本以外ではじめてみました。一人、二人ではありません。近所のおばちゃんたちが、みんな朝、僧侶のために道をきれいに掃除しているんです。米を炊き、喜捨をする。コンビニが便利すぎちゃって、日本人の私たちが忘れかけている当たり前のまともな食文化の背景がみたくてでかけた市場がとても楽しかったです。

新鮮な野菜、果物、肉や魚、かえるまで・・・!びっくりすることも多かったけれど、貧しいながらもイイモノを食べているんだな!と感じました。

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ルアンパバーンの台所 ポーシー市場

ルアンパバーンで美味しいクロワッサンが買えるパン屋さん

ルアンパバーンには美味しいレストランがいっぱいあるんだけれども、お気に入りのエレファントでいつもワインを飲んでしまって酔っぱらっているせいか、なんと1記事もない!というわけで、先日ひとまずクロワッサンの美味しいカフェの話を紹介しています。私はおやつでよく利用しているんですが、ランチスポットとしてもおすすめです。

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ルアンパバーンのLe Banneton Cafeでランチ

ラオス名物!サンハイ村で製造されるサソリの蒸留酒

いきなり強烈。でもルアンパバーンの滞在中にでかけたいのが、このサンハイ村という山岳地帯にある小さな集落です。ここで、ラオス名物のサソリ入り蒸留酒をつくっているんだそうで…、テイスティングもありました。パクウー洞窟へいくツアーとセットになっています。現地のオプショナルツアーみたいなの、いくつかあるのですが、Andy Air Ticketing Serviceというメコン川沿いの旅行代理店が、スタッフの人、英語話せるし、クレジットカードで支払いもできて、すごくよかったのでおすすめしています。

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ラオス名物の蒸留酒を製造するサンハイ村にいくには

<パークウー洞窟>おすすめルートや服装、持ち物をチェック

船が壊れてメコン川を漂流したけれど、楽しかった

「嘘でしょー」って思いますよね。さすがというか、なんというか。壊れそうな不安なボートに乗っかってしまったのも悪いんですけれども、天気もいいし、「ま、死ぬことはないでしょう」と話しながら漂着した村で後続の船に助けてもらった時の写真です。夫とも離れ離れになって(笑)普通だったら、激おこプンプンになってクレームするところですが、スタッフの方々の、一生懸命なバックアップ作業を見てたら、そんな気持ちになれないどころか、いい思い出になりましたというルアンパバーンらしい一コマです。

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海外旅行のトラブル:メコン川で漂流体験…!

随時更新予定!ルアンパバーンの独自観光情報

夕方になると旧市街にはナイトマーケットのテントがポツポツとはられだします。

そこで売られているものは、ルアンパバーンからまた更に山奥に住んでいるという人たちの伝統的なシルク製品がずらり。質がいいし、お値段も手ごろ。タイのバンコクのようにわけのわからぬ偽物ブランドを高値でゴリゴリ売りつけようとしてくる市場とは全く異なります。

特に冬場は乾季でずーっとお天気もよく、川沿いでは水浴びをする人や地元名産の川海苔を作る女性たちの姿なども見られ、実際に住むとなったら大変そうではあるけれど、WIFIもあるし、食事も美味しいし、何よりルアンパバーンの人たちが徹底的に人柄が素敵なので、こんな景色を眺めながら、カフェのテラスでラオビールを飲んでいるだけで幸せな気持ちになれるんです。

というわけで、役に立ったり、そうでもなかったりな体験談。まだネタがいくつもあるので、コツコツ更新していきたいと思います。

直行便がないのでご注意!ルアンパバーンへの行き方

今のところ、直行便がないルアンパバーンへは、タイかベトナムを経由して飛行機を乗り継ぐことになります。どこも乗り継ぎがあまりいいとは言えません。なにより、ルアンパバーン行きの飛行機の小ささは、ちょっとびっくりしますよ。

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ハノイの空港は何もなさ過ぎて、乗り換え時間にカフェで激しく後悔した話

ハノイもホーチミンも、空港の規模としてはそんなに大きくありませんので、各航空会社のステータス持っています!みたいな人はラウンジで時間つぶせばいいと思うんですが、そうじゃない方にはバンコク経由がおすすめ。とりあえず、免税店とかあるし、3時間くらいは気がまぎれる…!

ルアンパバーンにでかけるおすすめの季節は乾季の冬

旧市街のど真ん中こそ、こうして道が綺麗に整備されていますが、ちょっと歩くと、まだまだそうでない場所ばかりなのがルアンパバーンのいいところでもあり、ちょっと考えたほうがいいところ。雨季だと歩くだけでもドロドロになりそう場所がいくつかあります。

冬の風物詩!ナムカーン川の竹の橋

ルアンパバーンにはメコン川の他にナムカーン川(Nam Khan river)という、もう少し小さい川が旧市街を挟むように流れているんですが、そのナムカーン川には冬になると、もろ手作りっぽい竹の橋がかかるんです。

足元こんな感じ。万が一落ちたとしても、悪運の強い私のことだから死にはしないんだろうけれども、川の水を飲んだらおなか壊しそう…!ドキドキするけれども、高い場所が好きな浮かれポンチとしては、この体験をぜひしてもらいたいというのもあって、やっぱり冬がおすすめ。

ここからしか見ることができないのどかな風景も素敵だしね♡対岸にはあまりお店とかはありませんが、繁華街とはまた一味異なる情緒をたのしめます。

ルアンパバーンのおすすめホテルはヴィラサンティ(Villa Santi )

ちなみに私がルアンパバーンで泊まっているお宿はヴィラサンティ (Villa Santi Hotel)というホテルです。立地が最高。なんと目の前が托鉢コースになっています。朝起きて、すぐ目の前で托鉢に参加できます。どこに観光にでかけるにも、すぐにタクシーやトゥクトゥクをすぐに拾うことができてすごく便利。

注意:この↑写真は、決してガンつけているわけではありません。日の出前の早朝の寝起きでまだ眠かっただけです。

築100年のルアンパバーンの王様の娘の邸宅だったという建物を改装した建物は、古いには古いんですけれども、シャワーちゃんとお湯でるし、トイレもウォシュレットこそありませんがとてもきれいです。ベッドも大きいのでゆっくり眠れます。WIFIも遅いけれども、ちゃんとあるので仕事もできる!

朝ごはんはビュッフェなのですが、手作りのカオソーイがすごくおいしいです。その場で、スタッフのひとに、麺の種類や具材を選んで、作り立てを提供してもらえます。テラス席からは托鉢も見えるし、質素だけれども、素敵な朝を過ごせます。

中庭にある象のプールは鼻から水が出てたり、出ていなかったり…。

4つ星ホテルですけれども、築100年のヴィラ。夜はやもりとか道端を歩いているし、部屋は清潔だけれども、虫とか絶対にNGです!という人は、郊外のリゾートホテルの方がいいかもしれませんね。値段とサービス、立地のバランスでいくと、私はヴィラサンティがイイと思いますけれども!

ルアンパバーンへ旅行に行くときの服装の注意点

冬でもポカポカあたたかいとはいえ、仏教の国ですから女性は肌の露出には気を付けたほうがいいと思います。ま、30℃くらい気温が上がる日もありますし、ガイドブックには涼しいカッコウでとか書いてありますが、私は、上だけ半袖のタンクトップとかTシャツを持って行って、肩に羽織るようなストールや下のパンツは現地のナイトマーケットとかで購入するのがイイのではないかと思います。

そうすると、こんな感じにできあがります。ブカブカのパンツはコットン100%なので通気性が良く軽くてシワにもならないので、部屋ぎように何枚か買い足したくらい好き。この格好なら、涼しいし、どの寺院でも失礼に当たらないので安心です。

というわけで、いったん、この辺で。みなさまが、ルアンパバーンでよき旅と楽しい時間を過ごせますように!

ちなみに、わたし、うちの夫には「クリスマスの過ごし方、迷ったらルアンパバーンか下呂温泉で!」と、常々伝えてあります。クリスマスっぽくなくって、とっても穴場だと思いません?相手がキリストさまでも特別扱いしないんだから!