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ヒトラーの別荘もあるドイツの避暑地♪ケーニヒス湖で遊覧船に乗ろう

日本からも直行便が出ていて、ドイツのなかでも比較的治安がいいことで知られているバイエルン州。女性の一人旅にもおすすめです。

エメラルドグリーンの魔法の湖Königssee|ベルヒステスガーデン

今年の夏は、日本以上の猛暑に見舞われているわけですが、オーストリアとの国境近くにある素敵な湖は、避暑地としてドイツの人からも愛されているんですよ。

ミュンヘンから電車でフラっと日帰りできるので、プチ遠出してみませんか?。

ミュンヘンからケーニヒス湖までの行き方

エメラルドグリーンの魔法の湖|ベルヒステスガーデン

ドイツ語では「Königssee」と書いて、「ケーニヒスゼー」と読みます。ミュンヘンはバイエルンのなかでは都会ですが、今回ご紹介するケーニヒス湖があるベルヒテスガーデンというエリアは、とても田舎。すごくのどかで、自然が豊か、そして、英語はあまり通じません。ミュンヘンから電車で行く場合は、一度オーストリアのザルツブルクまで出て、そこからドイツのベルヒテスガーデン駅(Hauptbahnhof, Berchtesgaden)を経由するルートがおすすめ。国境をスルっとまたげるのも、陸続きのEUらしくてちょっとおもしろいですよね。

ベルヒテスガーデンの鉄道駅前から湖までは車で10分。「地元の人は歩いて行けるよ」とか言ってきますが(私は歩いていないけれどハイキングルートらしいので結構大変そう)、バスかタクシーで移動がラクです。

ミュンヘンから電車で日帰りできるおすすめ郊外の観光スポット|ベルヒステスガーデン

ケーニヒス湖のバス停から湖までは歩いてスグ。ベルヒテスガーデンのアルプスは標高が1500m以上あるんで、この一帯までくると真夏でもかなり涼しいです。近くを流れる川の水も、今まで見たことないレベルの透明度。

遊覧船に乗って聖バルトロメー僧院へ

「聖バルトロメー僧院 (St. Bartholomä)」へは、遊覧船もしくはハイキング|ベルヒステスガーデン

このケーニヒス湖は、地下から水が流れ込んでいるらしく、真夏でも水が超冷たいんですよ。ベルヒステスガーデンが国立公園になったのが1978年だそうで(割と最近なんですねぇ)、遊覧船に乗ることができます。

私は船酔いしやすい体質なので、かなり後ろ向きではありましたが、湖があまりにもキレイなので、近くの景勝地「聖バルトロメー僧院 (St. Bartholomä)」というカトリックの教会まで遊覧船に乗ってみることにしました。

ケーニヒス湖の遊覧船のチケット料金は?

チケットはオンラインでも予約できるみたいですが、現地の窓口ですぐに買うことができます。縦に長い、ケーニヒス湖。どこまでいくか、片道か往復かでチケットの料金が変わります。

出典:公式サイト| https://www.seenschifffahrt.de/fileadmin/user_upload/Preislisten/KS_prices.pdf

私が買ったケーニヒス湖入口(Königssee) から聖バルトロメー僧院(St. Bartholomä)の往復チケットは、15,50 ユーロでした。片道だと8,50ユーロ。片道チケットってどうやって戻ってくるんだよ!と思いましたが、ここも周囲の山を長時間ハイキングしていく方法があるそうです。

ベルヒステスガーデンの人たちは、ハイキングが大好きみたいで、やたらと歩くことをプッシュしてくるんで、ぜひハイキングが好きな人は歩きやすい靴で出かけるといいと思います。

迫りくる山脈の景色とトランペットのやまびこ

ケーニヒス湖の遊覧船チケットはオンラインでも購入できます。

「船酔いして気持ち悪くなっちゃったらどうしよう」という、不安のなか、いよいよ遊覧船が動き出しました。混み具合はこんな感じ。

真夏はハイシーズンで、この状態でビークだそうです。席取りゲームにならなくてよかった。天候にも寄ると思いますが、湖なので、船の揺れは少なくって良かったです。

トランペットの音色がやまびことなってこだまする!ベルヒステスガーデン・ケーニヒス湖の遊覧船観光|ミュンヘンから電車でいけるおすすめ郊外スポット

エメラルドグリーンのキラキラ光る水面に、フィヨルドのように迫りくる山々の景色が映り込む様子は間近でみていて圧巻でした。

トランペットの音色がやまびことなってこだまする!ベルヒステスガーデン・ケーニヒス湖の遊覧船観光|ミュンヘンから電車でいけるおすすめ郊外スポット

凄かったといえば、オッサンのトランペット。湖の途中で、スッと船がストップすると、スタッフ(?)のオッサンがトランペットを吹きだし、近くの山にぶつかってこだまする様子を静かに鑑賞するのです。日本人的には大声で「やっほー!」とか叫びたくなるわけですけれども、トランペットのやまびこを聴けるのは初めてなので、なんとも粋なひとときでした。

ベルヒステスガーデン国立公園にある「聖バルトロメー僧院 (St. Bartholomä)」というカトリックの教会への行き方

そして船は聖バルトロメー僧院のある岸辺へと到着です。片道30分ちょっとでした。戻りの出発時間まで、自由に過ごすことができます。

教会はザルツブルクの巨匠ヨーゼフ・シュミットによる化粧漆喰の作品と3つのアプスと赤いドーム型のたまねぎ屋根が特徴です。

ベルヒステスガーデンの大自然を満喫できる。ミュンヘン郊外おすすめ観光。

私はヨーロッパの教会には全く興味がないので、近くを散策。ほかの観光客も教会を見るのかと思いきや、水着に着替えて泳ぎ出す人や絵を描き始める人、私のように散歩する人など、皆さん過ごし方はまちまちでした。

遊覧船に乗って聖バルトロメー僧院へ(St. Bartholomä)|ケーニヒス湖観光の注意点とは?

ケーニヒス湖観光の注意点

聖バルトロメー僧院のある対岸まで来てしまったら、カフェもお店も何もなかったので、夏場はペットボトルのお水とかを持参するといいと思います。

エメラルドグリーンに輝く!ケーニヒス湖( Königssee)

あと、私は帽子だけかぶっていきましたが、天気が良すぎて水面の反射がハンパなかったので、サングラスもあった方が良かったです。日焼け止めは絶対必須。

そして歩くのが好きな人は、ぜひお気に入りのハイキングルックで!ハイキング大好きな人がやたら多いスポットです。

エメラルドグリーンに透きとおる魔法の湖「ケーニヒス湖」

ミュンヘンから電車で郊外へ日帰り旅!ヒトラーの別荘があったケーニヒス湖

ドイツで一番きれいな湖とも称されるケーニヒス湖。ここの近くには、ヒトラーの別荘もあるんです。湖の畔からも双眼鏡でみることができるんですよ。

湖の入口のチケット売り場までくると、カフェもレストランもあるので、美しい湖を眺めながら涼しいひとときを過ごしてみてくださいね。

【INFO】

今回ご紹介したスポットは<ケーニヒス湖(Königssee)>です。

ベルヒステスガーデン国立公園の大自然の美しさを満喫できる遊覧船観光がおすすめです。

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