一度は見たい！スロヴェニアの「ポストイナ鍾乳洞」迫力の絶景

スロヴェニアの首都リュブリャナは、知名度こそ高いとは言えませんが、中世のヨーロッパの街並みが広がっていて治安も比較的よく、落ち着いた雰囲気の都市です。女性の一人旅にも結構おすすめですよ。

今回ご紹介するのはそんなリュブリャナから日帰りでちょっと遠出をして観光したいときにおすすめな絶景スポット「ポストイナ鍾乳洞」です。リュブリャナ周辺には鍾乳洞がいっぱいあるらしい。

約1時間の簡単アクセス
リュブリャナの駅からバスが出ています！

ポストイナ鍾乳洞へは現地ツアーもいっぱいありますが、私は自分でバスに乗って出かけました。リュブリャナの駅にバスターミナルがあって（旧市街からは徒歩圏内です）、そこからポストイナ行きのバスが出ています。どうやら鉄道でもいかれるみたいなのですが、バスを案内されました。
ポストイナのバス停についたら、帰りの時間もチェックしておきましょう。バス停からは、この鍾乳洞の入口までは歩いて15分ほど。

地図も持たずに行ってしまいましたが（相変わらずのんき）、看板も出ているし、みんな同じ方向へ向かうのでぜんぜん迷わずにたどり着けました。
入口には、「Immensum ad antrum aditus!（旅行者よ、広大な洞窟に入れ）」っていう文字があります。なんだかリアルなインディージョーンズ気分！

チケットを買ってトロッコに乗って探検スタート！

チケットは予約なしで、現地で買うことができます。英語も通じるよ。
料金は大人25,80 ユーロ（2018年1月現在）
鍾乳洞のなかへは、このトロッコに乗って出発です。わくわくするよね！

出発してしばらくするとカメラで記念撮影をされます。せっかくなので笑顔で決めておくといい記念になると思いますよ。私、思いっきり前のめりにカメラ無視してますが(^_^;)

ツアーの催行時間は季節によって異なるので、公式HPで確認ください。私がいったときは平日午前中だったせいか、ほとんど待ち時間もなく、するっと参加できました。

ヨーロッパ最大級の規模の鍾乳洞！
自然が織りなす巨大芸術を間近に！

年間を通して10℃前後しかないという洞窟の中。しばらくトロッコで爆走です。これが結構スリリング。2kmくらいどんどん深く潜っていきます。トロッコ下車後はガイドの案内の元、鍾乳洞のなかを歩いて見学。ライトアップもされていて、とっても幻想的な世界が広がります。

「これ、全部自然にできたのかー！！！」

と何度も感嘆の声が。私が行ったときは日本人いなくって、ヨーロッパ系の観光客ばかりだったのですが、みんな同じように感動していました。モノを落としたら拾えないこともあるそうなので、要注意です。

ポストイナ鍾乳洞へお出かけするときの事前注意点

●上着はマスト

夏でもかなり寒いので、上着はしっかり準備しましょう！これは、もうマストです。冬のおでかけなら、もとから厚着しているので問題ないと思いますが、夏場はきちんと上着を準備していかないと凍えちゃうレベルだよ。しっかり観光を楽しむためには、寒さ対策は重要です。

●スニーカーがおすすめ

ヨーロッパでも最大規模の広さを誇るポストイナ鍾乳洞。なかは濡れている場所やゴツゴツしている場所もいっぱい。自然をそのまま丁寧に保存している分、歩きにくい箇所もあるので、スニーカーのほうが安心だと思います。

●個人でいくときはトロッコのツアー時間を確認しておこう

冬季は最終入場時間が早いので、事前にチェックしてからでかけましょう。ツアーではなく、個人で参加するときは、交通費はとても安くなる分、きちんをトロッコのツアーの催行時間を確認して余裕をもっておでかけすることをおすすめします。11～3月までは15時で終わっちゃうみたい。これ逃すと中に入ることはできないのでご注意を。

おまけ：プロテウスもいるよ♪

時間があったらぜひのプロテウスの見学も。

フラッシュはNGですが、写真撮影はOK！日本語では「ホライモリ」というらしいですね。知らなかったけど。暗く深い洞窟の鍾乳洞のなかに生息するというこのプロテウス、現地ではドラゴンの赤ちゃんと呼ばれ、親しまれているようです。なかなか見る機会のない生き物なのでとっても興味深かったよ。
ポストイナ鍾乳洞の神秘的な雰囲気と相まって、独特な存在感を放つプロテウスくんも、ぜひチェックしてみてくださいね。私の写真、ライトの関係でやたら不気味ですけれど、実際は手のひらサイズくらい。小さくってかわいかったです。

ちなみに、私はここ観光した後にタクシーをチャーターして、山賊のお城も見学して、またバスに乗ってリュブリャナに戻りました。オプショナルツアーもいいけれど、個人で観光すると結構そういう自由が利くのがいいところ♪