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ルアンパバーンで托鉢をやってみよう!元僧侶きいた注意点とは?!

ラオスにある町全体が世界遺産というルアンパバーン。はじめてでかけてから、そのゆったりとした空気と優しさあふれる国民性、美味しいごはんの数々に、夫も私もだーい好きになり「もうこれからの旅行ぜんぶルアンパバーンでもいいね!」って話しているほど、お気に入りの場所です。

直行便ないから結構いくのは大変だし、実際仕事とかもあるので、なかなかルアンパバーンだけってわけにもいかない現実もありますが、それでもここ最近の好きな国ダントツNo1はここです。そんなルアンパバーンにでかけたらぜひやってみてほしいのが「托鉢」の喜捨という食べ物を寄付する文化。

托鉢は旅行者でも体験できます!

托鉢のは日の出とともに、それぞれのお寺からゴーンっていう鐘の音とともにはじまります。季節によって、スタート時間(ようするに日の出の時間)が異なりますから、ホテルのフロントとかで「明日の托鉢何時くらいですか?」って聞いておくといいと思いますよ。

オレンジの布を身にまとった僧侶の方々が列をなす、托鉢。喜捨という食べ物を恵んであげる行為は、実は旅行者もOK。元僧侶のルンパバーンの方に参加するときの注意点などを聞いてみました。

ちゃんと手を洗いましょう

托鉢のときに僧侶にあげる食べ物とかは現地で買うことができます。人気のシーサワンウォン通り、低血圧な私は朝から動くだけでも精一杯という理由もあり(^_^;)滞在しているヴィラサンティというホテルの前あたりでやっています。

托鉢が始まる時間の30分くらい前から、地元のおばちゃんたちが起きていて(ものすごい早起きな国!)托鉢に必要なうるち米とかお菓子などの食べ物を買うことができるんです。肩から掛ける布なども、一緒に貸してくれますのでちゃんと使用しましょう。
この托鉢セットの値段は、買う人によってだいぶまちまちなのですが(詳しくはこちら↓)
関連記事:ルアンパバーンで喜捨するときのセット
だいたい20000キープ~(日本円で200円ちょっと)買うことができます。中には何度もお替わりしている強者までいました!その人の隣にカゴが積みあがっていて、みんなにありがたがられながら、ヒーローになっていたよ♪

そんな托鉢、うるち米などは素手でお渡しすることになるので、知らないと忘れがちなのですが、しっかり手を洗って参加するようにしてくださいね。

食べ物は日本から持参したものでもOK

これ全然知らなかった!というか、上記にも書いたような現地のおばちゃんが売っている托鉢用のセットじゃないと勝手に渡しちゃいけないのかと思っていたのですが、日本から持ってきたお菓子とか食べ物でもOKなんだそうです。むしろ日本のお菓子はすごく美味しいから僧侶の間で人気が高いそうですよ。

ぜひ参加を考えている人は、お菓子の徳用パックみたいなのをいっぱい買って喜捨に使うと喜ばれると思います。

ちなみにお話をきかせてくれた元僧侶の方は、「ぼくは日本のインスタント味噌汁が大好きです」っておっしゃっていました!わかめの。もう今度いくときは、いっぱい持って行ってあげようと思っています!

托鉢の通り道なら、好きな場所にゴザをひいてOK

 

托鉢は、寺院からどのルートを歩くか、決まっているそうです。なので、場所さえ分かっていれば、自分で好きな場所にゴザをひいて、托鉢していいそうですよ。これも全然知りませんでした。托鉢セットを買うと、お風呂の椅子みたいなのが並んでいる場所に案内されるので、観光客はココって決まっているのかと思ったのですが、好きなところにシートをひいて喜捨していいそうです。

さすがに他人のおうちやレストランの前とかだとご迷惑になっちゃいそうなのですが、宿泊しているホテルの前とかだったら大丈夫だと思います。

女性は僧侶に触れてはいけない

これはガイドブックにも載っていることなのですが、宗教上の理由で女性は僧侶に触ってはいけません。僧侶は大人ばかりではなく、小さな子供もいます。とってもかわいいのですが、「一緒に写真とろーう!」って肩を組んだり、頭をなでなでしたり、そういう行為はとても迷惑なのでやめましょう。

 

いかがでしたか?実際、ルアンパバーンで僧侶だったという方に直接話を聞けたので、ガイドブックに載っている情報よりも更に詳しくリアルに気になっていたところをガンガン聞いちゃいました。あのおばちゃんたちが配っている炊き立てのうるち米は、お寺に帰ってからお粥とかにして本当に食べているんですって。それに日本のお菓子、そんなに人気があるなんて!ちょっと嬉しいですよね。ぜひ出発前に托鉢の準備もしてみてはいかがでしょうか?