今年の冬、料理研究家の小田真規子先生に直接教えてもらいながら、大人数で仕込んだ手作り味噌の2か月目点検日です。4月も消毒用の焼酎片手に、ドキドキの開封の様子をお届けします。
手作り味噌の蓋越しに、すでに見える派手なカビ…

拙宅の暗くて冷えてる棚の奥から取り出した手作り味噌3キロのタッパーです。かぶせてあった布をハズすと…!
なんか、シールドの半透明な蓋越しに、すでにカビが見えるんですけどー!

「やばい、きたよ」と言いながら、今月も夫に見守られながら一緒に点検作業を開始しました。
我ながら…、ラップが雑…!
◆前回の空気を抜く作業が甘かった…
小田先生と一緒に作業したときは、スタッフの人などに都度チェックしてもらいながら、ひとつひとつをきっちり作業できていたので、1か月目点検では、ほとんどカビがなかったのですが、あのあと、自分でラップしたときの蓋が甘かったようで、

タッパーの淵ぞいに、長いカビが生えてしまっていました。でもギョっとするほどのビジュアルではなく、白や薄めの黄色などのカビが、ピタっとへばりついている感じです。
焼酎で消毒したスプーンですくい出す除去作業

スプレー容器にいれた焼酎をスプーンに吹きかけて、カビをすくう感じで除去しました。ところが、あまりにカビが長くて、1回、ぽとんと味噌の真ん中にカビを落としてしまったんだけど、大丈夫だろうか?

細かい作業が苦手なので、1回のうっかりを深く後悔しながら、全体をチェックして、一通りカビを取り除き終えました。

最後は、焼酎で湿らせたキッチンペーパーで、タッパーの内側をきれいにふき取りました。
◆今度こそ、ピッタリとラップで丁寧なシール!

真ん中から、外側に向かって、空気が入らないように…。

前回、ラップが浮いてしまっていた淵か角の丸みのあたりも。

今回は反省をいかして、徹底的な密封でカビ対策です。前回以上に時間をかけて丁寧にラップでシールしました。
味噌って生きているんだなぁとつくづく感じた瞬間です。
ドキドキしながら、2か月目の点検作業も終了。また来月のお味噌の様子に乞うご期待ください。
▼2月に麹と豆を混ぜるところから寒仕込みした様子はこちら

▼1か月目の点検の様子はこちら

ほかにも<カラダにやさしい料理 / COOKING>では、自分で作ったおうちご飯を中心にご紹介中。カツオや昆布で出汁をとった本格的な和食からホームベーカリーを使った簡単パンづくりのレシピなど幅広く毎日の食事について掲載しています。