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温泉街から徒歩圏内!自然が織りなす『地獄谷』

北海道の名湯・登別温泉にいってきました!温泉街は素敵だし、泉質の種類が多くって、お宿選びとかはまた改めておすすめなどを紹介したいなと思っているんですけれど、今回は、まずイチオシの観光スポットから。

登別温泉の源泉はココから湧いてる!
鬼が住む?!北海道の地獄谷へでかけよう

約15,000年前に溶岩ドームが作り出されたといわれる爆裂火口群の芸術「地獄谷」!支笏洞爺国立公園の「特別保護地区」に指定されています。その迫力は圧巻ですよ。

登別温泉から徒歩で10分というアクセスの良さ

一番おすすめなパターンは登別温泉にお宿をとって一泊しての観光です。「温泉地って、湯めぐり以外やることないし…!」なーんて思っていませんか?確かに登別なら札幌から日帰りでも遊びに来ることはできますが、一晩ゆっくり温泉に浸かると疲れの取れ方や癒され方も全然違います!

私は、旅館で朝ごはんを食べたあと、お散歩がてら地獄谷まで散策に出かけました。


で、こちらが地獄谷のメインマスコット(笑)夏に「地獄の谷の鬼花火」というイベント(結構盛り上がるみたいですよ!)があるそうで、至るとことに鬼がいます。大きいものから小さいものまで。近くには赤鬼さんもいらっしゃいました。何とも言えない印象的なフォトスポットなので、思わず記念撮影もしちゃった。

登別の温泉街から地獄谷までの道は一本なので迷うことなく到着です。

地獄谷散策は歩きやすい靴を!

温泉街から地獄谷まではやや傾斜の強い上り坂なので、ヒールの靴とかは避けたほうがいいかもしれません。車だったら5分くらい。また地獄谷のなかも歩くルートは舗装されていますが、ところどころ小さな段差もあります。歩きなれた靴でのお散歩を楽しんでくださいね。

地獄谷の入口のところには「登別パークサービスセンター」という観光案内所的な建物もあって、なかはロッジ風。簡単なお土産物とかも売られていました。風呂上りじゃなくっても飲みたくなるコーヒー牛乳をひっかけて、いよいよ地獄谷のなかへ突撃です。

硫黄の香りが一層強くなる地獄谷のお散歩

湯気がもくもくしているけれど、この時期だと山肌に雪も。なかなかの景観です。歩道は木の柵で覆われていて、あのゴツゴツした岩肌を観光客が直接歩くことはできませんが、かなり間近で見学することができます。

そしてどんどん濃くなる硫黄の香り。「かおり風景100選」というのにも選ばれているんだそう。かおり風景って、確かにぴったりな言葉だ!

風向きによっては湯気がふわ~っと歩道へまき散らされることも。自然のスチームが顔を覆います。あまりにもイケてない表情の自分にびびったよ。温泉街の雰囲気とは一転して、視覚、嗅覚、聴覚のすべてからワイルドな地獄ビューを満喫です。

蛇が冬眠してない地獄谷

湯気がもくもく立ち込める地獄谷のなかを歩いていると「あぁ、地球って生きているんだな~」と、自然の醸し出すダイナミックなパワーも感じます。

…カサカサ。突然の気配。

…え?

羊のぬいぐるみに目が行っちゃうよね。

地獄谷で私が出会ったのは…

鬼ではなくって蛇でした。

「ってか、君、冬眠しないのかい?」

ここ、あたたかいから、余裕でこのまま冬を越せるんでしょうね。種類とかわからないけれど、色的にたぶん悪さをする怖い類の蛇ではないと思いますが、一応お出かけするときには、こんな子がご挨拶に伺うかもしれませんので、心構えを!

急なことだったので結構びっくりしました。蛇なんて久しぶりに見たよ。

インパクト◎
登別温泉にいったら立ち寄りたいおすすめ観光スポット

朝の散歩はもちろん、お宿に早めにチェックインしたら、お夕飯までの時間を使って散策に出かけるのもいいかもしれませんね。「登別のお湯、ここから引っ張っているんだ~」って思うと、その後の温泉タイムもひとしお。

冬季は雪の状況などによって通行止めになるほか、火山の噴火警戒レベルによっても立ち入れない場合があります。またボランティアの方が、ガイドもされているそうなので(自分でふらっといったら見つからなかったけれど…)、いろいろ説明などを聞きたいときにはお宿とかにあらかじめ聞いてみるといいと思います。

【INFO】

今回ご紹介したスポットは「登別地獄谷」です。
住所: 北海道登別市登別温泉町無番地
かおり風景100選のほか、北海道遺産、日本紅葉の名所100選などにも選ばれている人気観光スポットです。