私がオバさんになーってもー♪のサイパンの寂れっぷりがヤバい

日本から3時間半でいけるがウリだった常夏のリゾート、サイパンが大変なことになっています。


▲バブル時代は栄えていたのであろう、ショッピングスポット「パセオ・デ・マリアナ」はゴーストタウンみたいになっていました。

バブル時代には日本人もたくさんきていた人気のスポットではありますが、2005年のJAL便がなくなってから、日本人観光客は右肩下がりに減り続け、ついには今年の5月をもって、唯一飛んでいたDELTA便までもがなくなってしまうんだそう。なんだか時代を感じますよねー。
別に森高世代じゃないんだけれど、確かに私の周りの女の子たち「夏休みサイパンいったわー♡」っていう人、ほとんどいませんもん。「海に行こう!」と思ったところで、真っ先に出てくる場所はもはやサイパンではありません。グアムとかセブとか、青い海のリゾートは値段的にももっとリーズナブルで、魅力的なホテルがある場所がいくらでもあるから、選択肢からはずれてしまうのでしょう。ましてや直行がなくなるとあれば、わざわざ韓国経由ででかけようとか思わないよねぇ。

そもそもなんでJAL便がなくなってしまったのかというと、どうやら採算がとれないという問題があったのだそう。格安の旅行ツアーが出回り、価格競争に乗っかり、結果的に航空会社にとって、あまり美味しい路線ではなくなってしまったので、「商売になんないからやめまーす!」というのが正直なところなんではないでしょうか。今回のDELTAの件にしても。

だけど今回、サイパンにいってみて、現地の人に聞いた話によると、どうやらDELTAがいるから飛ばせなかったという航空会社は実際に存在しているらしいですよ。興味深いですねぇ。LCCの直行が飛ぶようになったら、だいぶ話は違ってきます。片道1~2万くらいの予算で航空券がとれれば、現地の滞在費を含めても5~6万円台での予算で計画が組める計算になります。すると、アジアの香港やベトナムあたりのツアーと比較検討できるくらいの予算感になるので、サイパンが例えば週末女子旅2泊3日とかの候補になるのはアリじゃない!って思いました。
現行のDELTAで行く場合の半額くらいの費用になるので、ファミリー向けのツアーもいっぱいでそう。でもこれは全部LCCが出たら!の話なんだけどね。


▲海は相変わらずとてもきれいなので、このまま廃れてしまうのはもったいなさすぎるよ!

現状、グアム経由でサイパン入りするとか、めんどくさすぎて、「だったらグアムでよくない?」ってなるのがオチだと思います。はやくLCCがサイパン便に参入するといいなと思いました。
ちなみにサイパンにきている旅行客のほとんどは、中国・韓国ばかりです。また大規模にお金を使うのが中国人なので、どこもかしこも中国人ファースト。食事のメニューも日本語はなくっても中国語があるし、案内のアナウンスも英語の次は中国語。新しくできたカジノも中国語が話せるディーラーばかり。一番驚いたのは「サイパンに家ほしい!」と思って不動産屋にいったら英語力ゼロの中国人スタッフがでてきたこと。サイパンではもう、英語話せなくてもビジネスとして成り立つのですね、中国語さえできれば。
(ちなみに「ほしいなー」とみていた物件は、山の上の一戸建てで、500平米で8000万円くらいでした。すごく素敵そうだったよ。なかなか魅力的。)

人口スケールは、少子化問題に悩まされる日本に勝ち目はないので、もう仕方がないとしても、やっぱり日本人として、サイパンでないがしろにされてる感をいっぱい味わう場面が多かったので、そこは少し切なかったです。仮にこのままLCCが出ることなく、日本からの直行の復活もなかったら、この傾向がより加速するのかと思うと、今後のサイパン旅行は足が遠のきそうな気分。


▲繁華街のお店もシャッターが閉まっていて寂しい感じ。

リゾートとは程遠くなってしまった街並み。今後、中国カラーが更に濃くなっていくのかな。私がオバさんになるころのサイパンは、日本人が絶滅危惧種みたいになっているような予感がプンプンします。って、あ、もう私、オバさんでした。はい、すみません(;^_^A