毎朝、窓を全開にして、太陽の光を浴びながらピラティスをしています。マスクをかけていると、どうしても呼吸が浅くなりがちなので、ヨガの呼吸法は全身をリフレッシュさせるのに効果的でおすすめだよ。
さて、今回は<LAの人気精神科医が教える共感力が高すぎて疲れてしまうがなくなる本>という本を読んでみたら、これまたかなり面白かったのでご紹介します。
人付き合いに悩んでいる人は、こういう心理学系を学んでみるとけっこう解決することが多くていいですよ。
もくじ
超能力者じゃないのに、相手のことがわかりすぎて疲れる
私がこの本を読んだきっかけは、「エンパス自己判断テスト」で「完全なエンパス」だったからです。本当に自分自身の極端さに毎度びっくり。
でも自分のことを自分でよく理解するって、とっても大事。この本は、世界の大学ランキングでも常に上位にランクインされているアメリカのUCLAで精神医学の教鞭を執るジュディス・オルロフ氏(以下:ジュディス先生)が書いた本です。
エンパスとは、相手が体感していることを、自分の身をもって体感できる共感力(エンパシー)が高い人のことです。
例えば、誰かが包丁でグサっと刺されるような場面をドラマで見て、まるで自分が刺されているかのような痛みを感じる人は共感力高め。エンパスかもしれません。逆に、サイコパスとかは共感力が低いから、そういう場面に遭遇しても冷静でいられるらしいです。弁護士とか外科医って実はサイコパスが多い職業でもあるんですよ。共感しないからこそ、うまくいく職業ですよね。冷静に合理的に一番ベストな方法を導き出せる。
一方、私はもろ影響を受けて、ウゥゥ~ってなるから、まぁ、エンパス気味じゃないかなぁとは思っていたのですが、ここまでデータで振り切っているとは思いませんでした(笑)
5人に1人はエンパスといわれていますが、日本人は比率が高めみたい。
共感力が高いからこそ見抜ける!やばい人たち
私には超能力はないけれど、周りには本当にいい人がいっぱいいます。ある日、よく飲みにいく仲良しのエライ人がその理由を分析してくれました。
「ヤバい人間は世の中に一定数いるんだよ。でもそういう人を無意識に遠ざける力を持っている人は一部。あなたは寄せ付けないオーラを出している。それは大事なことなんだよ。」
目の前に”沼”が見えていたら避けるでしょ、みんな。
以前、いい人のふりをして裏切る「カバートアグレッション」の話をしたことがあったと思いますが、エンパスはあの手の人間の悪意にも、割と早期に気が付けます。カバートアグレッションの場合、長く付き合ってる友達とか困った時に相談に乗ってもらえる人がいないので、被害者ぶって話かけてきても、この人はなぜ自分を頼っているのか?よく観察してみるといいかも。ウラがあったら気を付けましょう。ゴキブリのような存在なので、うっかり関わったら厄介ですからね。
私だって、親族や会社の同僚とかを経由して、ヤバい人が視界に入ってくることはたびたびあるんですよね。でも、赤信号に気が付いたら、即座にブレーキを踏める。すぐにハンドルを切り替えることができる。そこがよかったのかもしれません。テキとみなしたら、同情しない。共感スイッチはOFFにします。
歩いていた道が行き止まりなら、戻ればいいんです。不幸を背負った人に道連れにされる必要はありません。困った時だけ連絡してくるような輩とは付き合わないのが一番。
<LAの人気精神科医が教える共感力が高すぎて疲れてしまうがなくなる本>は自らエンパス体質であり、医師として20年以上、感受性の高い人々の診療経験を積んできたジュディス先生が、まわりのストレスを吸収しないための技術とか、どうしてメンタルが体調にまで影響を及ぼしてしまうのかなどを、もっと詳しく解説してくれています。
人の親切につけこむ「エナジーバンパイア」の対策も
エンパスはプラスのパワーを持った人に囲まれているとすごく幸せになれます。ポジティブな感情も、パワーに満ちた運気も、スポンジのように吸収してまわりの人と共有していけるから。
元気いっぱいな明るい人と一緒にいることが幸せへの近道かも。自分の力以上のものを発揮できるし、周りの人もみんなハッピーにしてあげられます。影響を受けやすいって悪いことばかりじゃないんですよ。
でも「一緒にいると疲れるー!」なんて人とばかりいると、マイナスな影響も思いっきり受けてしまいます。そういう人の中には元気や運気まで奪っていく「エナジーバンパイア」という人が混ざっているかもしれないから。
マイナスにひっぱられてしまうと簡単に不幸になるので注意が必要。エナジーバンパイアはこっちの活力を奪っていきますからね。
ちょっと気になる人がいたら第5章のあの人はエナジーバンパイア?の診断をしてみてもいいかも。人付き合いは選んでいかないと、自分が大変なことになります。
神様からもらった「エンパス」という贈りものを活かそう
相手への共感パワーはMAXな私は、仕事がすごく好きです。観光系とかキャラクター関係、グルメ系とかワクワクするプラスなパワーを持っている人に出会える仕事内容との相性がとてもいいのだと思います。受け取る影響は全部ポジティブなものばかり。
自分のことを知って、得意分野と苦手分野を整理して、付き合う人や仕事を選ぶことこそが、結果的に幸せな生き方へと繋がっていくような気がします。うまくけばいくほど、利用しようとしてくる人がまた現れるけど、きっぱりサヨナラを告げる勇気も大事。
エンパスという運命と上手に付き合っていくコツを掴めば、人生はどんどんいい方向へ転がるよ。
今回ご紹介した本は<LAの人気精神科医が教える共感力が高すぎて疲れてしまうがなくなる本>です。
いろいろな感情をスポンジのように吸収してしまうエンパスだからこそ、幸せになれるヒントがいっぱい詰まっています。
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