「令和2年7月豪雨」で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈りいたします。
もくじ
家庭の備蓄目安は1週間以上に変わったって、知ってる??
もはや今までの梅雨という認識を改めなければならないレベルの時代が来ました。コロナだけでも大変なのに。困っちゃいますね。
拙宅は、5月のステイホーム期間中に、食料品の備蓄などをひととおり見直すチェックをしました。その時に初めて知った事実がこれ。今まで食料の備蓄目安は3日程度とされていましたが、在宅避難なども考慮せねばならないコロナ禍。内閣府のHPによると「1週間以上」が推奨されいるんです。
大災害発生時、公的な支援物資はすぐに届かないかもしれません。コンビニなどのお店にも人が殺到し、すぐに商品が無くなるかもしれません。そのため、ご家庭で非常食等の防災グッズを備える事はとても重要です。これまで、備蓄は3日分あれば十分と言われていましたが、非常に広い地域に甚大な被害が及ぶ可能性のある南海トラフ巨大地震では、「1週間以上」の備蓄が望ましいとの指摘もあります。
引用:内閣府|防災情報のページ
突如すごいハードルがUPしたような気分になりますよね。家族の人数分×一週間以上。まぁ、去年の千葉の停電からの普及にあれだけ時間がかかったことなどを考えると、けっこうあり得る事態です。
いざというとき、コンビニやスーパーはもはや当てにできないし。みなさんの家の食料ストックはたりそうですか?
備蓄して、食べて、買うまでが訓練!ローリングストックをやってみた
非常時の食料とはいえ、缶詰やカンパンばかりでは心が荒んでいくもの。あたたかい牛丼やシチューが作れるレスキューフーズとかも、買い足ししたりしました。
でも、こういった専用の災害食を1週間分管理するのは費用もかかります。そんなときにおすすめなのが「ローリングストック」という新しい備蓄の考え方。
普段買っている食材を、少し多めにしてストック量をUPさせるというもの。野菜やお肉、お魚といった生鮮食品を作り置きしておくだけでも全然違いますよ。
◆缶詰やレトルト食品を簡単に調理できる防災レシピ
ローリングストックによい食材は、常温保存がきくものがいいでしょう。缶詰やレトルト食品、袋麺なんかも便利です。
例えば以前、ご紹介した、チキンラーメンにサバ缶をどばっとかけて、いつも常備している野菜とかを薬味として乗っけるだけでも、チキンラーメンだけで食べるより栄養価もあがります。
大事なのは、作りやすさ、食べやすさ、作り慣れておくこと、食べ慣れておくこと、そして、また多めに買い置きしておくこと。食べて、買うまでが訓練です。
食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食を備蓄する方法をローリングストックというのです。今からすぐにはじめられる新しい備蓄方法なので、これからくる台風シーズンに備えてみてください。
災害時の断水に備えたい!防災用トイレのおすすめは?
また昨年は、武蔵小杉のタワーマンションが大規模に断水するという事態にもなりました。地下の電気系統が浸水したことが原因だったそうです。
仮設トイレが設置されても、一日に何度も階段を上り下りするのは、体力的に大きな負担が。食事は我慢できても、トイレは難しいですよね…。断水はもはや他人ごとではありません。
◆家の便座にスグ設置できるタイプの災害用トイレ
「そなエリア東京」の売店にも売られていた災害用の携帯トイレもいいけれど、拙宅は大人2人暮らしでたぶん避難所とかも入れない(お年寄りや子どもが優先されそう…)可能性を考慮すると、きっと在宅避難になりそうなので、家のトイレに設置できて匂わないタイプの災害用トイレを準備することに。
トイレひとつとっても、家庭ごと、家族の事情によって、選び方も変わってくると思います。ライフスタイルにあった、防災対策を考えておくようにしたいですね。
マンションやアパートも!玄関やベランダからの浸水対策
バルコニーの排水溝にゴミや砂などが詰まっていると、そこから雨水が室内に流れ込んでしまう可能性もあります。拙宅のマンションも、以前40ミリを超える雨がドバっと降った時に、外の排水溝がボコボコいっていてるのを見てしまって、近年の豪雨が直撃したら…!といっきに心配になってしまいました。
◆土も砂もいらない!水で膨らむタイプの土のう袋
これなら、私が一人で家にいるときに、万が一水が家に侵入してきそうになってもギリ防御できそう。マンションの上のほうなので、完全に浸水するまではいかずとも、ちょっと床が水浸しになるだけでも地味に大変そうですから…。簡易防御ですが、役に立ちそうなアイテムです。
ハザードマップの確認も忘れずに!在宅避難をより安全に!
川や山の斜面などが近かったり、ハザードマップで危険エリアとされている人は、積極的な避難をしてくださいね。もはや個人の判断より、自治体ごとにルールを決めてほしいなとも思うのですが。
安全なエリアと言われている人は、コロナ禍において、在宅避難の優先度が高まっていると思います。今までの防災対策で十分か?台風シーズンが来る前に、今のうちに確認と対策を家族みんなでしておいてください。そして、絶対に命を守りましょう!
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