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【寒仕込み手作り味噌】熟成5~6か月目に異変!上澄みの薄い膜は何?!

まだ新型コロナウイルスがこんな騒ぎになるなんて全く予想だにしていなかった2月。息も白いバレンタインに、新橋のコトラボで料理研究家・小田真規子先生の指導のもと、初めて仕込んだ寒仕込み味噌!月に1度のカビ点検もいよいよ終盤です。

【手作り寒仕込み味噌】熟成5か月目:慣れた手つきで白カビ除去

熟成5か月目:慣れた手つきで白カビ除去

今年は梅雨が長く、ジメっとした湿度が続いていたものの、前回の4か月目同じように、7月の点検の時はこんな感じ。

ペタっとした白カビ。

タッパーの淵のところに、いつもの白いペタっとしたカビが数カ所ある程度だったので、焼酎で消毒したスプーンですくい取り、新しいラップで密閉しました。ところが、事件は酷暑の8月に起こります!

【手作り寒仕込み味噌】熟成6か月目:味噌の表面に半透明な膜が…!

タッパーで保管している手作り味噌。

「月1のカビ点検作業も今回で最後かなぁ」なんて思いながら、タッパーのふたをあけてみると…

ラップのうえから綿埃のような白カビが!

ふわふわしている白いカビ。なんか今までのペタッとした感じのと様子が違うではありませんか。

手作り味噌に生えた白カビ。

ってか、ラップの外についてる!!!どうやら、味噌から水分が染み出てきて、ラップの外側に今まで見たことがないホコリみたいなカビが生えてしまったようです。じゃ、ラップ交換すればいいっか!なーんて思ったら…

◆味噌の表面に謎の薄い膜が!!!

ラップには茶色で半透明な膜。

なにこれ?今までにない半透明の膜みたいなのが、ラップと味噌の間に張り付いている様子。半分くらいはラップと一緒にとれちゃいましたけど、残り半分、どうすりゃいいんだ・・・。

ちょっとパニくりながら、すぐに調べてみると…

◆透明な膜みたいなのはカビじゃなくて「酵母」でした

焼酎で消毒したスプーンですくい取ります。

味噌の表面に突然現れた茶色い半透明なクリーム状の膜みたいな物体の正体は、どうも「産膜酵母」であることがわかりました。

体に害はないけれど、混ぜ込むと風味を損なうということみたいなので、一生懸命スプーンで取り除くことに。

酵母はまとまってきれいにはがせる!

ペロンとまとまって剥がすことができました。

焼酎をしみ込ませたキッチンペーパーで!

あとは、タッパの淵を入念に焼酎をしみ込ませたキッチンペーパーでふきとってきれいに除菌。よーし。これでOK。

きれいになったタッパーのふち。

最終回にして、ちょっとびっくりする状況が訪れましたが、これで、来月、ようやく、夫に半年遅れのバレンタインプレゼントを渡すことができそうです。

美人長生きの時代です!手作り味噌が元気の素

自家製手作り味噌の保管場所やカビ対策をご紹介してます。

仕込み当初の様子に比べると、だいぶ色が濃くなったと思いませんか?大豆の香りもだいぶ強くなってきました。酵母が生きていて、しっかり発酵されていくのを実感しています。

◆私は美人薄明の意味を勘違いしてました

「美人薄明」という言葉を子どもの頃に知り、「あぁ、私はブスだから長生きできるしラッキー♪」と、謎のポジティブさを炸裂させたものです。しかし、実はあの言葉って、美人だから短命っていう単純なものではないことを大人になってから知りました。

美人は長生きの時代です。

そもそもの由来は北宋の詩人・蘇軾(そしょく)の「佳人薄命」が出典。「美人も持てはやされる期間は長くないから、早々に花が落ちゆくのを待つのみ」的な意味合い…。むしろ近年は、科学的に美人なほうが長生きするというデータも存在していて、ブスでいることに何の価値もなくなってしまったのです。世の中って残酷ですよね。

私はブスなりに、一生懸命、健康なカラダづくりを磨いていくことにシフトチェンジ。外見と内面を磨いて、心身ともに健康的な人生を送りましょう。

ぶりぶりざえもんと手作りみそ。

ともに、点検作業をしてくれたぶりぶりざえもん。来月、これでお味噌汁作って、一緒に飲もうね。いよいよ来月完成…、の予定です。たのしみ。

月1カビ点検の様子はこちら

熟成1か月目:緊張のカビ点検

熟成2か月目:雑なラップのせいでついに白カビ!

熟成3か月目:色も香りもだいぶ強くなってきた

熟成4か月目:ラップの密閉がうまくできてカビが少なかった

小田真規子先生のお弁当教室の様子はこちら!


【小田真規子先生直伝!】つくりおきおかずで朝つめるだけ!弁当BESTを体感