ゆったり流れるメコン川を眺めながら、ラオビールを飲んでいるだけで、「あぁーしあわせ♡」って思える静かな世界遺産の町・ラオスのルアンパバーンです。はじめて出かけた2014年以来、私の大好きな国トップ3には入り続けているんですけれども、そのなかでも特にいい景色を見たい!と思っている人におすすめしたいのが、ルアンパバーンの中心にあるプーシー山です。
もくじ
仙人の山「プーシー(Phousi)」
▲山頂からの雄大なメコン川の景色は優美な迫力満点です!
この「プーシー」という山の名前は、「アマ・ルーシー」と「ニョティカ・ルーシー」という二人の仙人の名前にちなんだものなのだそうです。ルーシーというのが、ラオスの言葉で仙人という意味らしいですよ。ついつい英語でばかり話そうとしてしまいますが、旅行に出かけるときは、その国の言葉も少し勉強しておくと文化を理解する上ではいいかもしれませんね。ま、私も「サバイディー(こんにちはー!)」と「コーブチャーイ(ありがとー!)」くらいしか話せないんだけれど、そんないい加減な私にもラオスの人たちはあたたかい。
で、話は仙人のルーシー様に戻りますが、ふたりのルーシー様が神様に導かれてこの山にやってきたという古い伝説から「ルーシーのプー(ラオス語で山という意味)」、でプーシーと呼ばれるようになったんだそうで、けっこう地元の方たちにとっては神聖な場所のよう。
高さ150mのプーシーでプチ登山
せっかくのルアンパバーン滞在中は、一度は登りたいプーシー。でも、これが、毎度のことながら結構キツイ。普段座りっぱなしでPCとにらめっこしているばかりの私にとってはお散歩とは違った妙な過酷さがあり、「3泊4日のルアンパ中いつ登るか…、今でしょ!」って林先生みたいにはなかなかならなくって、「のぼる~?どうする?う~ん。。」な、自問自答。修行がまだまだ足りないみたい。
▲登っている最中、もし余裕があったらまわりの自然にも目を向けてみてください!日本では見かけない南国風な素敵な草花に出会うこともできます。ルアンパバーンらしいひとときを過ごせますよ♪
私はいつも、最終日目前くらいに、意を決して登るんですけれども、高さ150mの山のうえまでは、ちょっとした運動というか登山という感じでいい汗をかけます。
国立博物館の向かいの階段からスタート
どうもルートはいくつかあるらしいのですが、私はいつもナイトマーケットとかやっているシーサワンウォン通りに面している階段から登っています。ここ一番わかりやすいのでおすすめです。
▲道のりはけっこう急です!
そこからコツコツ300段をこえる階段を上るんですけれど、道のりはきちんと舗装されているので、お年寄りやお子様まで安心してプチ登山を楽しむことができます。アンコールワットみたいに、途中で立ち止まっちゃってリタイアする人はほとんど見かけませんでした。あそこはヤバかった!
頂上のタート・チョムシーを目指して
プーシーの頂上には「タート・チョムシー」というこの金色の建物があります。ここから眺めるルアンパバーンの町の景色が本当に素敵ですよ。メコン川や近くを流れるナムカーン川、そしてうっそうと茂るルアンパバーンの緑や山々。
近代的な建築物はないけれど、心をあたためてくれる原風景に出会うことができます。
ルアンパバーンの人気絶景スポット!ぜひでかけてみてくださいね。
今回ご紹介したスポットはラオスで初めて世界遺産に指定された都市・ルアンパバーンの町の中心に位置する山「プーシー(Phousi)」です。
営業時間
朝6:30~夜18:00 おすすめは午前中です。午後の夕日を見ようと思った時がありましたが、ここはイマイチでした。季節によるかもだけど。
入場料
20,000キープ(2018年4月のレートで260円くらい)
*この情報は2018年4月現在によるものです。詳しくは現地の公式サイト等でご確認ください
約150mの小高い丘ですが、海抜は700mもあるそう。ぜひスニーカーなど、歩きやすい靴でプチ登山にトライしてみてくださいね。
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