冬のおでかけといえば、ブーツのかかとをコンコンコンってエレガントに奏でる女性に、子供のころ憧れていました。しかし、現実の私ときたら、どこに行くにも走ってしまう。結果、コンコンコンではなく、ドタドタドタとすごい勢いで登場してしまい、先方に驚かれることの連続です。こんなはずじゃなかったのになーという師走。「エッセwinterプレゼンテーション」に参加してきました。
今でこそ、椿山荘のジュピターの場所を覚えましたが、私はこの手の会合、初参加のころから激しくドタバタしていたみたい。やーねぇ…
ブログを書いていると、忘れがちないろんなことを思い出せるのでよかったなと思う反面、成長のない自分に時々ガッカリもしたりしますが(;^_^Aそんな私とはうらはらに、世間には魅力あふれる企業の素敵な商品やサービスがいっぱいです。
それぞれの会社のエース級の広告担当の方のプレゼン力は、学びが多いひととき。さっそく今回も私の本音たっぷりに参加した感想をご紹介していきたいと思います。
もくじ
1.<保険のブッフェ>保険は高い買い物。信頼のおけるお金のプロに出会おう
はじめにご登壇されたのは、高橋一生さんのCMでおなじみの<保険のブッフェ>。サービスの特徴は、保険選びの際に、保険会社の営業マンではなく<保険のブッフェ>のファイナンシャルプランナー(よくFPと呼ばれている人たち)に相談できるということです。
●お金のプロ且つ中立な立場の人に相談できるのは頼もしい
お金の話って、どうも日本人って弱いですよね。学校では肝心なことを教えてくれなかったので、意外と知識がなくって困っている人も多いかと思います。私もその一人。
資産運用に相続や贈与、医療に介護、住宅資金に家計管理。正直どこから手を付けたらいいのかもわからないような事態に陥っているという人も多いかと思いますが、そういう時に、スマホで予約してFPに相談することができるというのは、主婦にとってはありがたいサービスだなと思いました。
★ポイントは3つ★- その人のライフプランにあった保険の商品を提案してくれたり、手続きまでしてくれる
- 強引な勧誘はない
- 何回でも、何時間でも、相談無料
個別のライフスタイルにあわせた保険のプランニングをしてくれるという点はすごくイイと思います。しかし、「強引な勧誘はない」というのは、私は接客受けたわけではないので、ちょっと何とも言えない部分ではあるんですよね。少なくとも何かの保険に入ってもらわねば、この会社は手数料もらえないわけだし。しかも、「何回でも、何時間でも、相談無料」これは当然でしょ!とも思ってしまったりするわけです。
●数百万もかかるかもしれない保険を一瞬では決められないよ
保険って、けっこう高い買い物なんですよ。たとえば、私の今はいっているがん保険、年間3万円ちょっとの60歳まで払い込みで掛け捨てというプランなので、総額で100万以上する内容を、独身時代の20代のうちに契約していました。でもそれは良かった。今って、同じ条件で申し込める商品、もう売っていないんです。
当然ながら、この時も何時間も何回も相談しました。だって、100万円の買い物ですよ、奥さん。弁護士への相談じゃあるまいし、商品選ぶ話するのに、回数や時間でお金とるとか、車のディーラーだってやらないでしょ(笑)
●お金の相談相手は信頼できる人に出会えるかどうか
今の時代、「信頼」もうこれに尽きると思います。特にお金の相談は。友達とか、親戚とか、下手な利害関係の発生している相手になんて、言いにくいこといっぱいあるじゃないですか。そういう時に、第三者の話を聞いてくれるプロがいたら心強いと思います。<保険のブッフェ>のようなサービスをしている会社にいけば、出会える確率はあがります。だから家で悩んでいるくらいなら、まずは、足を運んでみるのはおすすめ。
●お金のプロって誰?
ここからは個人的な考えですが、こういうシーンでよく出てくる「お金のプロ」って、いったいどこにいるのかって思いません?
参考までに、私が相談しているのは、銀行員の社会労務士の資格を持つ女性です。
社会労務士とは、国家資格のひとつで、難易度もFPより上と言われています。銀行員のなかにはけっこう社会労務士の資格を持っている方がいて、たまたま窓口で待たされているときに「お時間あれば、お話を」という感じで、別室に案内されて知り合ったのが、彼女でした。年齢はたぶんうちの親くらいじゃないかな。お茶飲みながら知り合った社会労務士の銀行員の女性は、就職したてだった当時の私にとっては、まさに一番身近な「お金のプロ」でした。
人生設計も大事だけれども、運用の面においては、市場の情勢や動向が大きく影響することなどを細かく教えてくれました。何時間も何度も無料でね。
そして時代は1000年に一度の大地震と津波が日本を襲い、100年に一度のリーマンショックを迎えます。今でも私はあのタイミングで外貨預金をはじめ、保険にも入り、自分で納得し理解した形で資産運用の方法を学べたことは良かったなーと思っています。
人対人なので、気が合うがどうかも大きいですよね。私の場合は、その出会いがたまたま銀行だっただけで。今、もし何か困っているのなら、お金のことを相談したいなら、専門知識を持つ誰かに出会いに、<保険のブッフェ>でも、似たような窓口へでも、いろいろ出かけてみるといいと思いますよ。
2.<MILK JAPAN>自然のなかで牛と暮らす憧れと日本の酪農家が減っている現実
次にご登壇されたのは、酪農家の切替宣充(きりかえよしみつ)氏。テーブルには牛乳が出され、てっきり「ウチの牛乳、ちょう美味しいですよー」という話をされるのかとばかり思ったら、テーマは「日本の牛乳事情」。
●やりがいのある仕事の基準
切替氏によるご自身の経営される牧場の1日が紹介されました。
一番、強調されておられたのが、「みんなが思っているほど、過酷じゃないよ」という実態です。確かにこのタイムスケジュールをみると、家族と一緒に朝食がとれて、お子さんたちが学校から帰ってくる時間には、自宅で「おかえり」を言えるのだそう。
これ、けっこういいですよね。相手が牛という生き物である以上、私のライフスタイルの最大の懸案事項としては「旅行にいけないじゃないか」という点だったのですが、スタッフの方がちゃんといらっしゃるそうで、普通にご家族でハワイにもおでかけになるそうです。
●酪農家の減少に関する対策
どこもかしこも人材不足。地域に貢献できて、家族との時間もたくさんあって、魅力的な職業であるにも関わらず酪農の世界も人材がいなくて困っているそう。
酪農体験の受け入れもされたりしているそうですが、私が思う一番の問題は、職業選択の際のイメージが大きいと考えます。
どんな職業に就くか?進路を考えるうえで、明確な「夢」を持っているのならば突き進めばいいし、特出した才能があれば、大いに発揮して活躍してもらいましょう!となりますが、私を含め、多くの一般ピープルは、学生時代にかなり迷ったりした経験はあるのではないでしょうか。そんな悩める思春期に、一番身近な学校の先生たちは言ってましたよ。「農業・畜産・漁業、過酷で大変だよ。」
今思うと、あの脅しなんだったのでしょう?学校の先生たちは、農家も酪農も知らなさそうだったし、魚捕りに海に繰り出していそうな人すらいなかったのに。なんなら、名刺すら持っていない特殊な世界。彼らは会社勤めの大変さも本気で理解していたのかすら、ちょっと疑問。私の周りにいた、自分がいい加減なヤツだなんて夢にも思っていなさそうな教師の職業についた大人たちは、みんな農業大変、酪農大変、漁業も大変っていってました。文科省と農水省、仲良くやれよ!と言いたくなってきます。
●好きな仕事じゃないと結局辞めちゃう
悪気はないのでしょうけれど、「将来、就職に困らない」という理由だけで、幼稚園の先生とか介護とかの資格をとって、信念も哲学もなく、無事に就職した何人かの知り合いは結局続かなくって辞めてしまいました。私の前いた会社は、ぜんぜんブラックじゃなかったけれども、それだってメンタルきちゃったりして辛そうに辞めてしまった人がいます。会社が悪いなんて1ミリも思わないし、個人がだらしないとも思わないけれども、合わなかったんでしょうね。
仕事って、好きじゃないと、辛くなるときあります。その一番大事なところを無視して、「農業・畜産・漁業、過酷で大変だよ。」って何だったのかな?って思いました。早起きとか、寒いとか、臭いとかよりも、死ぬほどつらい仕事って、世の中いっぱいじゃないですか。
●丑年オンナだから牛が好き!
少なくとも今年33歳になった私に言われても「じゃあ、やってみようかな!」とは、ならないんですよね。残念ながら。でも、切替氏がお話されていた、大自然のなかで、かわいい牛たちと暮らす生活はとても魅力的。しかも千葉だから、都心まで車ですぐにでかけられる。
考え方によると思いますが、その選択肢が10代のときに提示されていたら、私は別の生き方を選んでいたかもなって、思いました。もともと、丑年オンナだから牛好きなんですよ!
そうそう、以前、ESSE onlineで高級バターの食べ比べっていう浮かれポンチな記事を作ったら大ヒットだったと編集の方から褒めてもらえたんですが、このとき、海外のグラスフェットバターが美味しすぎて感動したんです。
(参考:カルディで買える高級バターを徹底比較。感動で震えた逸品はこれ!)
それは、牛が青い草を食べて、自由にお散歩して、ストレスなく育てられているから。きっと海外の酪農家の人もストレスフリーな生活送っているんだそうなーなんて勝手に妄想したものです。
関税のせいで、すごく値段が高いので、早く日本でもあのレベルのバターやチーズを作ってほしいなーなんて思っていたけれども、なかなか道のりは険しそうだなという実態を知ることとなりました。
3.<キッコーマン>時代は減塩。うちも減塩。さよなら昆布。
以前のSummerプレゼンテーションのときに、だし醤油の食べ比べをして、すっかり<キッコーマン>の昆布醤油の美味しさにハマっちゃっているんです。
(参考:だし醤油の食べ比べ!私のお気に入りはやっぱり昆布しょうゆ)
夫が酢飯だと太巻きでも手巻きでもちらし寿司でも嬉しそうにするので、けっこうお寿司系は頻繁に拙宅のテーブルに登場しているのですが、昆布のだしの旨みがお刺身の美味しさをグンと引き出すようで!ホント大好き。
ところが、あれから、一年半…。キッコーマンの方が、
「トレンドは減塩醤油です!」
っておっしゃられていて、私はもろ影響されやすいので、わが家も減塩にしようと思いました。
実際に食べてみたけれど、風味もいいし、言われなければ減塩ってわからないくらいのおいしさです。そろそろ体のことを真剣に考えたほうがいいお年頃なので、2019年は、うちも減塩。
そして!!!いただいたサンプルが…
この間テレビで吉本ばなな先生がステーキにかけていらっしゃって、「ほしーい!」と騒いでいた醤油パウダー。か、神様、お願いをソッコーでかなえてくれてありがとう。じゃなかった、キッコーマンさん、これすごくほしかったんです。御社の商品だったんですね。感動。ありがとうございました(笑)
4.<UCC>スイッチ押すだけでプロのハンドドリップ!朝の時間が変わりそう
私はコーヒーが大好き。どのくらい好きかというと、近所の焙煎屋さんに無理いってスーパー浅煎りの豆を作ってもらったり、スタバのハンドドリップセミナーにいってハンドドリップの道具をまとめて買ったり。最近だとハーバードの先生の本を読んで、「コーヒー最強!」って言われたから、とにかくコーヒーを毎日飲んでいます。
自分で書いてて、びっくり。影響されやすい。そして影響受けるの、早すぎ。影響受けてからのマイブーム期間は長すぎ。
毎日コーヒー。別にサードウェーブとかをディスっているクチではないのですが、近所のブルーボトルのバイトのにーちゃんよりも、私のほうが絶対美味しくコーヒーいれられるし!くらいのことは思っている生意気ななんちゃってコーヒーツウ。
だけど、疲れているときは、誰かにコーヒーいれてもらいたいですよね。その誰かが、うちの場合、夫になってしまうわけですが、<UCC>のドリップポットはボタンひとつでハンドドリップのおいしさを楽しめるそう。
しかも豆のラインナップがすごい。ブルーマウンテンにハワイコナ、グァテマラにキリマンジャロなどなど…。私の大好きなスーパー浅煎りはさすがにないけれど、疲れているときにボタンひとつでハンドドリップクオリティが楽しめたら、朝の時間がますます有効に使えていいのになーとも思いました。
マシンもスリムなので、うちだったら、デロンギのケトルの横に置いておけそう。しかし、私には「コーヒー飲みたいよーう」と話しかけるだけで、ハンドドリップしてくれるAIスピーカーみたいな夫がいるからね。でも、そのAIっぽい夫が、コレほしがったら検討してみたいなとも思ったのでした。
新しいものには目がない好奇心の旺盛さが炸裂しています。
5.コーヒーといえば!ESSE新年号では、シールド乳酸菌にときめきまくり
今、発売中のESSE新年号の森永乳業の乳酸菌と暮らそうコクと香りのカフェラテ のページに出てます。優秀なメイクさんとセンスのいいスタイリストさん、そして腕のいいカメラマンさんのおかげで、いつもの3割り増しくらいでキレイに掲載していただいて…。
2018年の私の全力。よかったら、見てみてくださいね。乳酸菌カフェラテ、すごくおいしいし。菌活してるせいか、本当に風邪ひかないんだよね。
というわけで、今年も抽選をかたっぱしからハズし、もってねー!と肩を落としながら、午後はビッグサイトのドコモオープンハウスへ。朝は、キラキラされた奥さんたちに囲まれたのに、午後はスーツのオジサンたちばかり。1日のふり幅がスゴッ。
増刊 ESSE (エッセ)新年特大号 2019年 01月号 [雑誌]
私もちらっと出ているのは、和装の上野樹里さんが表紙の新年特大号です♪ぜひ見かけたら読んでみてください。