「現地のスーパーは、その国や街の文化を知ることができて楽しいけれど、実際のところどういう風に活用したらいいのかわからない。」という奥さん。わかります!その気持ち。
毎日、自分が通っている近所のスーパーなら、わさびの売場からヤクルトのある場所まで、店員さん並みに隅から隅まで把握できちゃったりしているんですが、知らないスーパーだと私もウロウロ同じ通路を何度も通ってしまうクチです。ましてやアメリカのスーパーなんて、規模が大きいから、目移りしまくりで、何を買っていいかわからなくなっちゃいますよね。
前回ちょっと書いてみた<Whole Foods(ホールフーズ)>の話がすごく評判よかったので、調子に乗って今回は私のお気に入りスーパーマーケット<Ralphs(ラルフス)>をご紹介したいと思います!
ロスのダウンタウンにも、ディズニーのあるアナハイムにも、ビバリーヒルズやハリウッドなどといった高級住宅街にも、とにかくカリフォルニアなら、どこの都市にもいってもだいたい1軒くらいはあるポピュラーなスーパーマーケットなので、ぜひアメリカ旅行にでかけるときには近くの<Ralphs(ラルフス)>の場所をチェックしておくとすごく便利ですよ。
旅行ならこんな使い方!~飲み物が充実~
ショートトリップな海外旅行でちょっと地元のスーパーを利用してみたいなという場合には、飲み物コーナーにいってみてください。
<Ralphs(ラルフス)>のドリンクコーナーは、どのお店もすごく充実しています。ミニッツメイドやウェルチは日本では見かけない超特大サイズ。1本買っておいて、ホテルのお部屋で飲むのもいいかもしれません。V8とか、ぜんぜん美味しくないのですが、旅行中って好きなものばかり食べていると野菜不足が気になりがちになってくるので、けっこう重宝します。スタバのコーヒーも瓶に入っているものがお店よりもリーズナブルに売られているので、私はたいてい滞在日数分冷蔵庫にいれておけるように買うくらいお気に入りです。
ミネラルウォーターも日本ではちょっと高級なVOSSとかが、すごくリーズナブルに買えるので嬉しいポイント。もちろんワインやその土地のビールとかもあったりするので、ぜひチェックしてみてください。
あとはアメリカのお菓子なんかは、バラマキ用のおみやげに買ってもいいかも。個人的にケーキとか作る人なら、このギラデリ (Ghirardelli)のチョコレートファッジのもと(ブラウニーみたいなのが簡単につくれる!)とかおすすめですよ。
長期滞在なら簡単な調理も!~フルーツやチーズを買って部屋飲み~
パンとかお惣菜もけっこう充実しているので、毎回似たようなホテルの朝ごはんにうんざりしているという人は、朝だけでも、<Ralphs(ラルフス)>のお惣菜やパンに切り替えて、自分で焼いたりチンしたりして食べるのもいいかも。甘すぎるドーナッツとか菓子パンも、アメリカならではだし(笑)
甘すぎ、でかすぎ、カロリー高すぎな3拍子そろっちゃってる感じなんで、味はお世辞にも・・・って感じですが、こういうアメリカンな食べ物も、旅行中は楽しいものです。
マフィンはトースターで軽く焼いて食べたら結構おいしかったですよ。量がすごく多くてびっくりしましたけど(笑)
ちょっと長めの滞在だったら、キッチン付きのホテルやお宿をとるのがおすすめ。ロスなら民泊も充実していますしね。キッチン用品がそれほど充実していないから、料理が難しいというケースもあるかと思いますが、だいたい、包丁とまな板くらいはちゃんとあるのではないでしょうか。私は一度、包丁はあるのにまな板がないという不思議な部屋に泊まったことがあって、現地で自分で買ったこともあります(;^_^A
フルーツが新鮮で安くて、しかも種類が豊富なので、時間があれば、いろいろ買ってみてもいいと思います。カットするだけですし。
リンゴはもちろん洋ナシとかも、とりあえず切ればおいしく食べられるので、毎朝フルーツを変えるだけでも気分があがりますよ。
1週間を超えるような滞在の時には、だいたい日本から、チンして食べられるさとうのごはんとか、お湯を注ぐだけでできるお味噌汁のもとを持参していってます。
海外でお米炊くのはなかなかハードル高めですが、これならチンすればOKでいいよ。
お味噌汁も、現地でミネラルウォーター買って沸かしてお湯を注ぐだけで作れるフリーズドライがあればあっという間。
こんな感じで、おにぎりと味噌汁みたいな簡易和食朝食をパパっと作ってたべるのですが、もう最高にホッとする朝ごはん!毎日じゃなくっても、2、3日おきくらいに和食を挟むだけで、現地でも体の調子がすごくイイです。やっぱり日本人だな~としみじみします。
どうせ、遊びにでかけたら、またいろいろ食べちゃうんで、簡単でいい日の朝はこんなもんで十分なのです。
<Ralphs(ラルフス)>は日本の成城石井で売っているようなちょっと高級めなラインのチーズもすごくリーズナブルに手に入りました。夜はワインとチーズがあれば、私はもう大満足。
チョイ住みスタイルでガッツリお料理も!~肉も魚も品質がいい~
もっと本格的にお料理を楽しみたいという人にも、<Ralphs(ラルフス)>をおすすめしたい理由のひとつが、お肉やお魚の鮮度がすごくいいこと。
魚介系はパック売りのものもありますが、対面販売で、気に入ったものを築地みたいに「鮭このくらいに切って!」とか「海老〇本、大き目の」みたいに自分で良さそうな部分を選んで買うことができます。
アメリカのオーブンは火力が強いので、適当にオリーブオイルやハーブ類をのせて、グリルしてするだけでもすごく美味しく作れますし。
フライパンくらいしかないときは、分厚いステーキ肉を買って自分で焼くのもいいですよ。<Ralphs(ラルフス)>は庶民向けの普通のスーパーだけど、あのUSDAプライムビーフも売っていました。この大きさで11ドル。専門のステーキハウスで食べるよりもはるかにリーズナブル。
個人的にはグラスフェットバターが日本よりもはるかに安く手にはいるので、なんかもうコレさえあれば、料理がなんでも美味しくなる魔法のバター。
ステーキもごはんも、お魚も野菜も、なんでもグレードをワンランクアップさせてくれる魔法の調味料だと思うくらい美味しい!
野菜類も、日本と同じくらいなんでも買えます。「山芋」は「YamaImo」として売られているし、びっくりしたのは、「オクラ」も「Okra」として販売されています。
けっこう新鮮。1本から買えます。
あとは「ナス」がなぜか「ジャパニーズ」とか、もう意味わかんないけれども、日本食を食べたくなった時でも、食材の調達には苦労をしないなと感じました。
種類豊富でどれも新鮮。これもやはり<Whole Foods(ホールフーズ)>と一緒で、オーガニックだと、2割くらい高めの価格設定。でも気になる人にとっては、安心感が高いですよね。
ショートトリップでも長期の滞在でも、食べるものってやっぱり大事。ぜひ、アメリカの暮らしを体感できるたのしいスーパーマーケット体験や現地でのお料理も、楽しんでみてくださいね。
今回ご紹介したのは、カリフォルニアのポピュラーなスーパーマーケット< Ralphs(ラルフス)> です。
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