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アートフェア東京2016 今の時代にみる春画の破壊力

昨日は日本最大のアート祭り、東京国際フォーラムでやっている
アートフェア東京2016に行ってきました。
別に美術に何か深い造詣があるわけでも何でもないんだけれど、友人がご招待されて
私もヒマだからくっついていった感じ。
初めて行ったんだけれど、今年は過去最多の国内外157ギャラリーが
出展しているということで古美術、工芸から近代美術、現代アート…と言われても
ぜんぜんピンとこなかったんだけど、
伝統工芸の九谷焼や益子焼、アラーキーのヌード写真からデヴィッドボウイに岡本太郎に春画、
ごめんなさい、海外のアーティストに関しては、まったくわかりませんでしたが、
5000㎡のホールEを埋め尽くすアート作品の数は圧巻でした。
今や、アートもネットで売れる時代。
あそこで営業をかけるというよりは、業界への顔つなぎや宣伝の意味合いのほうが大きいんだけど
わけがわかっていない、私でもあーこれはスゴイ!と思ったのが春画。
前、大英博物館に行ったとき、ちょうどSHUNGA展もやってたけど
エジプトやギリシアの展示品に夢中でそれどころじゃなかったんで
今回ゆっくり見れてよかったです。
そして、新進気鋭のアート作品の中でもひときわ目立つ構図と躍動感と状況。
純粋に江戸時代のエロってすげーのひと言なんだけど、
アートとしての価値とかすごさ、その集客力という意味では
どんな画家の絵より、どんな有名なカメラマンの写真より、ずば抜けていることは間違いないです。
というわけで、幅広いジャンルや時代の作品を一堂に会す日本最大級のアートの見本市。
国際的なアートマーケットの中で、際立つ個性を放つ日本の文化を体感できました。
あ、それとちょっとほしいなーと思ったのが井上文太さんのホームズのスケッチ。
NHKでやってた人形劇のホームズのキャラクターデザインされてた方なんだけど、
ほかの作品もすごくステキで、飾りたいなーと思っちゃいました。
値段が値段なので即決できなかったけどね。