ミラノで行列Cioccolati Italianiのジェラート

最近、仕事の影響もあってかなくてか、もうスケジュールがごちゃごちゃすぎて頭の中が今まで以上にパンパンなんですけれども、8割くらいをヨーロッパの話が占めているところです。そんなわけで、今日はイタリア・ミラノ滞在時に、私としてはめずらしく大行列に並んだお話。

世界最大のゴシック建築！ミラノのドゥオモ

「ミラノといったら、やっぱりドゥオモを見ずには帰れないでしょー！」とは、言いながらも、結局この近くばかりをウロウロすることになりました。わざわざ来た！というよりは、この広場を拠点にあちこち動くことが多いので、自然に何度も足を運ぶことになるわけですが、本当に変な人がいっぱいなエリアでもあります。

ミサンガを勝手に渡してきて受け取った瞬間に「お金払えー！」って迫ってくる怖いおじさんたちが、ウロウロしているのは結構有名な話だと思うんですけれども、最近は日本人を狙い撃ちしてきて「ホンダがさ～！」みたいに、急にサッカー選手の名前を話しかけてきて、ミサンガを渡すみたいな強硬な手口も流行っているみたいです。割と「しまったー！買わされたー！」と日本語で絶叫している観光客にも出会いましたんので本当に気を付けてください。

で、ドゥオモ(Duomo)自体は、イタリアの言葉で、街を代表する教会堂という意味合いを持っているので、ミラノの限らずフィレンツェやほかの街にも「ドゥオモ」と呼ばれる建物が存在しているんですけれども、このミラノのドゥオモは、ゴシック建築としては世界最大級という大きさを誇っているだけあって、写真を撮るときも全体像を入れるのがなかなか大変なレベルでした！一度と言わず、二度、三度とみても荘厳ですので、ミサンガのにーちゃんに気を付けながら、ぜひでかけてみてほしい観光地です。

ミラノのドゥオモの近くにあるジェラート屋さん

前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するのは、この「Cioccolato Italiani（チョッコラート イタリアーニ）」というジェラートのお店です。ガレリアからリモワ（Rimowa）のショップのほうへ歩いて行ったら、ものすごーい人だかりを発見しました。みんなチョコのジェラートを食べてるーーー！これは見逃せません。

大行列のチョコレート専門店Cioccolato Italiani

チョコの香りにつられてお店の中に入ったら、中では整理券的な方式での大行列。マジでか！と思いましたが、もうこのいい香りをかいでしまったら帰るに帰れません。絶対食べる！強い決意を元に、番号札をゲットし、待っている間にGoogle先生で調べてみると、どうもこのお店はオーガニックカカオを使ったチョコレートの専門店なんだそうですよ。そして、期待が高まるポイントといえば、観光客というよりも圧倒的に地元っ子と思しきミラネーゼたちが多いこと。

美味しいものには目がないイタリア人たちが、列をなしてまで群がるジェラート。ドキドキしながら順番を待ちます。

価格はとてもリーズナブル！

ひとつひとつの値段自体は、3～5ユーロほどと、とてもリーズナブルです。注文してから、ひとつひとつ職人さんがサーブしてくれるのもうれしいポイント。イタリア人って、何をやっても様になりますねぇ。カッコイイ。

濃厚なチョコレートジェラートにめろめろ♡

相変わらずイタリア語がちんぷんかんぷんなので、おすすめのものを全部！という雑なオーダーで自分のセレクトがなんだかよくわからないという点、あれこれ悔やまれますが、ついに待ちに待った行列ジェラートとの対面です。

職人のおにーちゃんの厳選チョイスなので♪もうとにかく美味しいのは美味しいんですけれども、強いて言うと、この下の部分にあるダークなチョコが思った以上に苦さが強くて、濃厚なコクのある甘みが絶妙でした。コーンもいろいろ種類があるんですが、せっかくなので、一番豪華なやつ。

私の髪はまたしてもボサボサですね…！ジェラートは文句ない美味しさなので、文句言わなくていいんですけれども(;^_^Aひところ言わせてもらうとすれば、お店の中がせますぎることでしょうか。外は外で、また人がいっぱい立ち食いしているので、場所があまりないのです。並んでいるのもなかなか体力使うので、なんか席だけちゃんとしていればバッチリだったなー！という気がします。でも、イタリアの本場で、現地の人も並んで買うほどの人気を誇るオーガニックカカオのチョコジェラート。今まで食べた中で、間違いなくここがNo1ですので、ぜひ、ドゥオモまで行かれたら、こちらのお店にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

ちなみに私の場合、平日の夕方15時というおやつタイムも相まって、ガチで15分も並びました。お時間には余裕をもって、レッツトライ。