私は晴れ女なので雨に降られることはないのだけれども、こういう景色って本当にアタリとハズレがあると思う。行く前の期待値に左右される部分も大きいけど。
函館の夜景は世界三大夜景のひとつにも数えられるスポット。
入り組む湾とかたどるようにキラキラした景色は、確かに世界でも類を見ない形だし素敵です。
でもここにたどり着くまでに、プロのカメラマンのひとたちが本気のカメラで撮影した、すっごくきれいな写真をネットやガイドブック、さらには函館の町中でもさんざん見てしまったので、なんだか本物に出会った時に「あ、こんなもんなんだ…」的な妙なガッカリ感が漂いました。 別に函館の夜景はひとつも悪いことしてないんだけど。申し訳ないくらいの拍子抜け。もっとスゴイのかと思った!が率直な感想です。
それでこれはもう仕方ないのですけれども、海外(特に中国)からの観光客が多くって、この狭い函館山の展望台がごった返しているんです。
「スリがいます!気を付けてください」というアナウンスが延々と流れる始末。
スリに気を付けながらの世界三大夜景観賞になるなんて1ミリも思ってなかったのでそこもやっぱり気分が下がってしまったポイント。これはもう仕方ないのかなっていう気もするけれど。観光客を呼び込もうとする政府の方針に文句があるわけではないのだけれども、ただただ、いっぱい人が来てくれればイイというものでもないような気がしています。
人の多さと不快指数は比例するように思うし、「また来よう!」にも繋がらないんじゃないかな。爆買いしてお金を使ってくれるのはありがたいけれども、この場所に爆買いできるほどのものはないので、ただただ、満足度を下げているようなだけの気もしました。むしろ、ガッカリスポットとして有名な札幌の時計台にいったときのほうが感動した。
私の価値観って、やっぱり人とずれているのだろうか…?
今回ご紹介したスポットは…
函館山展望台
http://334.co.jp/
ここから望める夜景が世界三大のひとつらしいので、日本No1の夜景ということになります。
ロープウェイがあるので、スルスルっと登って行かれるので、体力ない方もぜひ。
▼関連記事:ヴィクトリア・ピークへの行き方
世界三大夜景のもう一個が香港の「ビクトリアピーク」、そしてイタリアの「ナポリ」。
どちらも期待値が大きすぎたせいか、感動はありませんでした。
もしかして私って夜景、そんなに好きじゃないのかな?って今思い始めているところです。