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ドナルドノート:MBE対策Tips集 Evidence編 Vol.4

MBE対策Tips集Evidence編

カリフォルニア州司法試験にマジで受かっちゃったドナルド先生による【連載】米国弁護士試験のホントのトコロ。私が取り組んだMBE問題集で得られた知識を日本語でまとめたオリジナルTips集です。

8. Documents (Part1)

180. Treatiseは認められれば、Read into evidenceが可だが、Exhibitsとしては不可

181. 強盗の銃の色はcollateralに過ぎないので、外的証拠はNG

182. Treatiseからの言及はJuryに対してmay only be readであり、not as an exhibitである

183. Treatiseは証拠として用いられた部分だけをJuryが考慮でき、本全体をJuryに読ませることはできない

184. 指紋照合結果のaffidavitはtestimonial statementなので、confrontしないとNG

185. Treatiseが専門家に依拠されたり・確認された上、Reliableと認められれば、Read into evidenceが可能

186. AuthenticityはEnough Evidence to supportに基づいてJuryが判断する

187. 文書等の証拠はコピーを提出することもできるが、そもそものAuthenticityに疑義がある場合にはOriginalである必要あり

188. ビデオテープのネガから作った写真はOriginalであり、automaticallyに認められる (duplicateではない)

189. 写真と被告との比較はJuryが行ってOK。防犯カメラ画像等は、機械が正しく作動していて、写真が論点と関連あることが示せればOK

190. Expert証人の尋問時にOfferしなかったTreatiseは、証拠としてRead intoできない

8. Documents (Part2)

191. 主要な事項にはBest Evidence Ruleが適用されるため、Originalがない場合はUnavailabilityを疎明する必要あり

192. 役所に登記されたTrust instrumentのAuthenticated copyはOriginal扱いであり、Best Evidence Ruleで除外されない

193. Collateral matterについてはBest Evidence Ruleの適用なし

194. テープで録音していても、Liveで聞いていたのであれば、Best Evidence Ruleの適用とは関係なく、証言可能

195. Best Evidence RuleはCollateral matterには適用無し

196. Best Evidence RuleはMaterial termsにのみ適用され、Not closely relatedのものには適用無し

197. Best Evidence Rule:オリジナルのAuthenticityにGenuine questionがない、or Copyを認めるのが不公平でない限り、CopyでOK

198. Best Evidence RuleはWriting recordingsとPhotoに適用されるが、粘土模型とかは対象外

199. 交通事故の証人の弾劾:先週Embezzlementで逮捕されたRecordはNG (外的証拠なので。Cross-examどまり)

9. Judicial Notice

200. 刑事:Judicial noticeはBurden of producingを満たすに過ぎない

201. 著名人以外の誕生日はJudicial noticeの対象外

202. 「~%以上のアルコールが検出されたら飲酒運転であるとpresumeしなくてはならない」というJudge instructionはNG

203. 車両速度レーダーは、その科学的有効性を立証するまでもないので、Judicial noticeレベル

204. 刑事訴訟:Compulsory presumptionはNGだが、JuryにInferさせるだけであればOK

205. Paternityに関する血液検査は、Qualifiedのもので、手法に矛盾がなければ、正確さについてJudicial notice可

206. Mandatory presumptionは推定無罪に反する。”May infer”とJuryに示すことは可。被害者が死亡したことは検察側がBeyond reasonable doubtで示す必要あり

207. 刑事:Mandatory presumptionはNG。A州からB州へ行くのにC州を通らざるを得ないとしても、Judgeはmayの指示どまり

208. 裁判所は「Reasonable Disputeがなく、必要な情報を示す事実」が提供された場合には、Must take judicial notice

209. 裁判所は当事者からの要求がなくても、独自にJudicial noticeしてもよい

210. Jury instructionはJudgeが十分なEvidenceがあると判断した内容を説示する

211. 裁判所のSentencing hearingでは、Prior convictionやHearsay証拠など様々なものを考慮することができる


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text ドナルド先生 2021年米国(カリフォルニア州)司法試験合格。世界中のディズニー制覇をもくろむアラフォー。