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<熊野那智大社>巨大おみくじ&<那智の滝>光ヶ峯に通じる不思議な石

日本屈指のパワースポット!和歌山県の熊野三山をお詣りしてきました。

神々しい風景にうっとり♡

熊野三山とは、田辺市の熊野本宮大社、新宮市の熊野速玉大社、そして那智勝浦町にある熊野那智大社の3つ。熊野信仰の中心地として古くから親しまれてます。

熊野本宮大社

熊野速玉大社

熊野古道を歩いているだけでもパワーたっぷりな気持ちになれますよ。どこも素敵でしたが、今回は最後に訪れた熊野那智大社と荘厳な那智の滝の様子をご紹介したいと思います。

熊野那智大社の大きな木。パワーを感じるよ。

熊野三山で最も過酷だった那智大社!気になるご利益は?!

那智大社にたどり着くまでの熊野古道の様子や長い長い階段を登った話はこちらをチェック↓

大門坂から那智大社を目指して歩いてみた

熊野那智大社へ続く467段の道のり

今こうして振り返ると、カメラに収まっている超きれいな景色に感動したりもするわけですが、もう足が痛いは、息が切れるは、ふらふらな状態でたどり着いた那智大社です。

那智大社に到着。標高330mから眺める絶景。

標高約330m!古代の自然がそのままに残っているんじゃないかとすら思わせてくれるこの那智大社は、農林・水産・漁業の守護神としてもあがめられているそうですよ。まずはお清めの護摩木。

熊野那智大社に到着。さっそくお清めの護摩木。初穂料100円。

境内には、日本サッカー協会のロゴにも用いられている“八咫烏(やたからす)”の烏石がどこかにあったらしいのですが、疲れすぎて、その情報をすっかりすっ飛ばしてしまいました…!ほかにも縁結びや諸願成就にご利益があるそうです。

那智大社の日本一デカイおみくじをひいてみた

熊野那智大社にある日本一大きなおみくじを引いてみた。筒の長さが133㎝も!

2004年、ユネスコ世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部に登録された那智大社。参拝を終えた後はひと際、存在感を放つこの大きな大きなおみくじをひいてみることにしました。

熊野那智大社にある日本一大きなおみくじを引いてみた。筒の長さが133㎝も!

筒の長さが133㎝もあるそうですよ。身長160㎝の私がふるとこんな感じ。揺らすのも大変。シャカシャカしてもなかなか出てこない…!

熊野那智大社にある日本一大きなおみくじを引いてみた。筒の長さが133㎝も!

大きいし、重たいし、やっと出てきたーと思っても番号チェックするのにまた一苦労なワンシーンでした。でもすごくいい思い出になります。これ、普通のおみくじみたいに100円でトライできるんで、でかけたらぜひチェックしてみてください。

豊臣秀吉も愛したと伝わる絶景!お隣の<那智山 青岸渡寺>

那智大社の隣にある那智山青岸渡寺という天台宗の寺院では、お線香をお供え!秀吉も愛したという那智の滝の絶景スポットでもあります。

那智大社のお隣には、那智山青岸渡寺という天台宗の寺院もあります。「補陀洛や岸打つ波は三熊野の那智のお山にひびく滝つ瀬」と歌に詠まれ、貴族たちから親しまれているこのお寺は、西国三十三所巡礼の第一番礼所でもあるそう。私はぜんぜん巡礼していないけれど、ここではお線香を。いいことありますよーに!

那智大社の隣にある那智山青岸渡寺という天台宗の寺院では、お線香をお供え!

鎌倉時代には武士階級にもここの参拝が広がっていったそう。すっかり日も暮れかかり、急いで那智の滝を目指さねば―!と足早に立ち去ろうとすると、なんと目の前に朱色の三重の塔と那智の滝の両方が見えるスゴイ景色が広がっていました。

那智山 青岸渡寺から見える朱色の三重の塔と那智の滝の見事なコントラストは息をのむ美しさ。

この自然が織りなす調和のパワーは思わず息をのむ迫力。この風景をあの豊臣秀吉も好きだったと伝わっているそうですよ。このあとトコトコ歩いて那智の滝へと向かうのですが、近くで見るのも良かったけれど、私はこの場所から見る那智の滝の景色とかすかな水音が一番美しいなと感じました。

那智大社から那智の滝まで徒歩約20分!しかし、その道のりは…

「那智の滝こっち⇒」の看板を頼りに、歩き出した那智の滝までの道のり。標高的には那智大社の方が上なので、下り坂だから結構ラクチンでした。

那智大社から那智の滝まで徒歩約20分。歩いている間も滝の落ちる大きな音が!

しかし、途中から、歩道がなくなり、車も通らない道へと案内され、どんどん日も暮れかかり、夕方の熊野古道をやや不安な気持ちで進んでいきます。

那智大社から那智の滝まで徒歩約20分!木々の隙間から時折那智の滝が見えます。

時折、木々の隙間から那智の滝が見えるので、もうここでいいかなと何度もあきらめそうになりましたが、中途半端に歩いてきてしまって、ひとつ前のバス停にも戻るのも微妙な感じなので、一生懸命歩き続けること20分。

那智大社の荘厳な鳥居。

ようやく那智の滝の入口に到着です。夕方の鳥居、日差しはもう射してないにも関わらず、独特な神々しさがありますよね。ここまでくると、シャーっていう滝の音がすごいです。

日本屈指のパワースポット!和歌山県の熊野三山をお詣り!那智の滝にあるパワーストーン「光ヶ峯遥拝石」の御利益とは?!

やっと会えた!那智の滝。この滝を中心に神仏習合の一大修験道場だったそうですよ。高さも水量も、ともに日本一!近くで見ると、マイナスイオンを超えた迫力に圧倒されます。「もうここでいいや」なんて途中であきらめなくって本当に良かった(笑)

日本屈指のパワースポット!和歌山県の熊野三山をお詣り!那智の滝にあるパワーストーン「光ヶ峯遥拝石」の御利益とは?!

こちらでは、護摩木でお詣り。参拝時間は午後4時30分まで。頑張って歩いた甲斐がありました!

縁結びに金運UPも!光ヶ峯遥拝石をなでなで♡

さて、この那智の滝はもう一つ見逃せないポイントがあります。

日本屈指のパワースポット!和歌山県の熊野三山をお詣り!那智の滝にあるパワーストーン「光ヶ峯遥拝石」の御利益とは?!

それがこの「光ヶ峯遥拝石」という苔のむした大きな石。那智山のなかでもっとも神聖な山とされる「光ヶ峯」には、熊野の神様が降臨したという伝説があるのだそう。この石は、その「光ヶ峯」に通じている遥拝所として、とても重要な位置づけらしいのです。

ご祈願は100円。1回なでると縁結び・心願成就、2回なでると金運降昌・家内安全、3回なでると厄除け・身体健勝の御利益があるのだそう。私はオカネ命なので、2回なでなでしてきました(笑)

なんだかんだで、体力勝負の那智大社&那智の滝観光。すでに全身が思いっきり筋肉痛に見舞われておりますので、いつかおばあちゃんになったころ、同じルートで回るのはかなり厳しいなと思いつつも、そのころまで足腰元気でいられたら、またがんばりたいなという遠い目標もできました。

【INFO】

今回ご紹介したのは<熊野那智大社>と日本3名瀑のひとつ<那智の滝>です。

那智勝浦の駅からバスでいきました。バス停からの道のりはこちら↓もチェック!


大門坂から那智大社を目指して熊野古道を歩いてみた

そのほか国内旅行については<こころときめく国内旅行 / JAPAN>もみてみてね!