オールドパサディナから歩いてスグ！アメリカの公共図書館って快適

世界中で一番大好きな街。ロスのパサディナ。朝、日課のお散歩をしているといきなりリスに会えるような自然豊かな素敵な街です。人々は共用があって優しいし、お店もたくさんあって困ることがありません。

フリーランスのいいところは、世界中どこにいても仕事ができるところで、そういう働き方が私は今ものすごく気に入っているわけですが、逆にいうと、海外でも仕事ができる環境をうまく探さなくっちゃならない手間も発生していて、飲みたくもないコーヒーを飲みにスタバにいくものもう飽きたな～と思っていたところ。同業者の方から「図書館がおすすめだよ♪」っていうアドバイスをもらって、さっそく私もアメリカで近くにあった公共図書館を利用してみました。

シティホールから徒歩3分！パサディナの公共図書館

場所は、パサディナの市庁舎から歩いて3分ほどの場所。駅からも近いですよ。パッと見ただけでは絶対に図書館って気が付かない外観…。Google先生のいる時代に生まれてよかったです。朝9時～空いているということだったので、ノートパソコンを持って、オープンと同時にさっそくおでかけしてみました。

歴史情緒あふれる！Pasadena Public Library

パサディナの町に図書館が設立されたのは1895年のこと。早くから文教都市としての地位を確立していたんですね。今の場所に建設されたのは、それから35年後の1930年のことなんだそうです。戦前の建物とあって、なかなか重厚感たっぷり。一部は1982年ごろに拡張されたりもしているそうですが、そのサービスの多くは、歴史情緒たっぷりなこの建物のなかで体験することができます。

PCスペースも充実！Free Wifiもあって仕事がしやすい

入ってすぐの1Fのスペースには、本の内容ごとにいくつかお部屋が区切られているんですけれども、こんな感じでPCあけて調べものとかできるテーブルのスペースがとても充実しています。天井も高くて、クラシックなランプや壁、ドアがとても素敵。仕事なんかしなくっても、ここで1日中のんびり読書しているだけでもいいかも。

オープンと同時に図書館に来る人って、私くらいかと思いきや、数人の方が同じようにノーパをもって、気に入った席でパチパチ作業を始めています。窓から差し込む光が本当に気持ち良くって、いい場所発見した―とテンションがあがりました。うれしいうれしい。ちなみにこの地下にはコンピュータワークステーションがあり、無料で使えるPCが30台くらい（もっとあったかも・・・）あり、その点にもびっくりしました。ヘッドフォンをされている方が多く、室内にはキーボードの音が響き渡っていて、THE・文系な私には変な汗が出てくる緊張感あふれるスペースでしたが、地上階のこの部屋はちょう快適。調べものしたり、メールチェックしたり、好きな本も読み放題。幸せな時間が流れています。

デジタルもアナログも！使い勝手のいい図書館

2～3階にはこんな風に日本の図書館と変わらぬ風景が広がっています。本がいっぱい。驚いたのは、電子書籍などもけっこう充実しているという点です。ネットにアクセスして、スマホからも無料で読めるみたいな説明がありました。アナログ世代な私にとっては、本は紙でペラペラ読んだ方が落ち着くんですけれどね。

日本にはない本がたくさんあるので、歩いているだけでわくわくしちゃう。これらを普通に読みこなすには、今の100倍くらい英語力を鍛えないとですが、知らない世界に出会える図書館の空気がより色濃く感じられるようですごくうれしかったです。

季節ごとのイベントも！多目的スペースも充実

4Fの一角はこんな感じでスタジオという名前の部屋になっていて、この日は朝だから特に利用されてはいませんでしたが、ちょっとした会議とかもできそうな部屋がありました。なんでもここでシーズンごとにティーン向けのイベントをやっているそうですよ。

ソファ席もあって、気分を変えたい読書の日はこことかもいいかも！

4Fのいいところは、天井から自然光が差し込んでいるので、すごく部屋が明るく感じるところでした。イスもいろんな種類があるので、お尻痛くなったらチェンジできるし、リフレッシュしたいときにもいいですよね。

使い勝手がよすぎなアメリカの公共図書館

コーヒーバーもあるんですよ♪

というわけで、大好きなパサディナの町にある公共図書館のご紹介でした。日本の一般的な近代的でハイテクな図書館とは、ちょっと雰囲気が違っていてこれはこれでカッコイイですよね。しかも無料で利用できるんで、これはまたちょくちょく訪問が決定です。