最近の旅行のなかでも、特におもしろい出会いが多かったのがサイパンです。何事も出会いがすべて。ご縁がすべて。旅先だとそれをよりいっそう色濃く感じたりします。旧日本軍の戦争の傷跡をあちこち連れてってくれたイケメン現地ガイドのおにーちゃんとか、ホテルの浜辺で飲んでいたらおしゃべりが弾んだダイバーのおじさんとか、日本でじっとしていたら絶対に出会えなかったであろう魅力的な人が多くて、そんな部分も、南国・サイパンの良さなんじゃないかと思います。

今回は、ダイバーのおじさんとサイパンにお住いというご友人にガラパンへ送ってもらう途中の車内、「夕飯でおすすめのお店ありますか？」って聞いてみたら、「そこのお店とか、一番雰囲気いいですよ♪」って教えてもらったレストランをご紹介します。

サイパンのおすすめビーチレストラン
「オレアイ（OLEAI BEACH BAR & GRILL）」

ガラパンとススペの間くらいの場所にあります。どちらからも徒歩だとちょっと厳しいかも…。カノアリゾートからガラパンへ送ってもらっている車のなかで「ココです」と教えてもらったときに、「あ～。ちょっと足がないから無理かもなぁ」と言っていたら、「オーナーがいれば、迎えに来てもらえるかもしれませんよ」とアドバイスいただいて、さっそくホテルについてから電話してみました。

オーナーは日本人ご夫妻。予約は日本語でOK

英語の電話ってハードル高いですよね。ちょっとドキドキしましたが、せっかく「ハロー」とか言ってみたのに、日本語で予約できてホッとしたよ！しかも、ガラパンの宿泊していたホテルまで迎えに来て下さって、至れり尽くせりです。ありがたいサービス。

「じゃ、15分後くらいにお願いしまーす」といって、私は髪を直したり着替えたり。夫はぬいぐるみの準備とカメラの充電など、もろもろバタバタした夕方に出発しました。

目の前がビーチ！夕暮れは最高のロケーション

ちょうど到着したら日が沈みそうな時間帯の空。きれい！オーナー曰く「うちのウリは、ビーチまで徒歩5歩という立地なんです」とおっしゃる言葉通り、最高のロケーションです。

私はここに来る前にすでに飲んでいたので、この時点でかなり酔っていたのですが、カクテルがご自慢とのこと。せっかくだから～！と、またまたお酒を注文しました。カクテルは「甘くてアルコールは弱め」とか、「フルーティーなほうがいい」とか、細かいオーダーを日本語でお願いできたので、英語に自信がない人でも安心です。

自慢のメキシカン！タコスの皮はパリパリッ

海を見ながら、甘めのカクテルと共に酔っぱらっているだけで本当に幸せなんですけれども、お食事もすごく美味しかったよ。特に、このタコス、皮がパリパリしていてなかなか本格的。野菜もたっぷりだし、日本人によく合う味付けなのが嬉しいポイント。

おすすめはアンガスビーフの絶品ステーキ

THE・アメリカーン☆なグルメを堪能したい人に、ぜひおすすめしたいのがステーキです。アメリカのステーキって、レアって言ってもミディアムって言っても、なんだか「焼きすぎ―苦笑」っていう経験ありませんか？！サイパンでは、まぁまぁのレストランへ入っても、「焼きすぎ―苦笑」の連続だったんですけれども、このオレアイのステーキは焼き加減ばっちりでした。

夫とシェアして食べようと思ったので、大き目のサイズで頼んだら鉄板からはみ出すすごいボリューム感。しかもやわらかい。オーナーこだわりのアンガス牛を使っているそうなので、サイパンにまた滞在することがあったら、本当これはまた食べに行かねば～！と思いました。

日本人が経営しているお店って、やっぱなんだかんだでサービスレベルも高いし、安心感がありますよね。

帰りもオレアイのオーナー夫妻にガラパンまで送迎してもらったよ

大変満足度の高いサイパンのグルメスポット・オレアイ（OLEAI BEACH BAR & GRILL）。帰りはオーナーご夫妻がまたガラパンエリアまで送ってくださいました。カジノの前でおろしてもらったよ。帰りの車内も、サイパンでの楽しそうな暮らしやお子さんの学校生活などのアレコレを伺えて、とても興味深いひとときでした。オーナーご夫妻の人柄も素敵で、お知り合いになれてよかったなーと思いながら、よっぱらってルーレットしたら思いっきり負けちゃいましたけれども、それもまたいい思い出です。

旅先の出会いって、本当におもしろい！

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